釣りをしている人がサングラスをかけているのをみて、「ちょっと、あの人カッコつけてるんじゃないの?」と思ったことはありませんか?
実はあのサングラスは格好の問題ではなく、アングラーにとって大変実用的なものなのです。特に、日差しの強い夏の釣りにかかせない「偏光サングラス」についてご紹介します。あるのとないのとでは、釣果にも大きな差がでますよ!
偏光サングラスとは?

アングラーがかけている偏光サングラスは、自然光の乱反射をカットしてくれるサングラスです。レンズ部分に偏光膜と呼ばれる特殊なフィルムが施されており、このフィルムによって無駄な光が目に届くことが減り、視界がとてもクリアになります。
釣りのときに偏光サングラスをかけるメリットとは?
偏光サングラスは釣り専用ではなく、日常生活やその他のレジャーシーンでも使用することができます。では、釣りのときにかけるメリットとは何でしょうか。
ラインやウキの様子が確認しやすい
水面に反射した太陽光がキラキラとまぶしく、自分のラインの場所が見えづらいという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?偏光グラスはこの「キラキラ」をカットしてくれるため、ラインの位置やウキの様子が見えやすくなります。
水中の様子が確認できる

偏光グラスで乱反射する光をカットすると、水の中が驚くほどクリアに見えます。餌に群がる魚の様子、海底に沈んでいる障害物などを目で確認することもできますよ。水中の様子が見えることは、魚の動きの研究や、根がかりによる針のロストを減らすことにつながります。
サイトフィッシングには欠かせないアイテム
バスやトラウトをターゲットとするようなサイトフィッシングのシーンでは、偏光サングラスが抜群に効果を発揮してくれます。「見えバスは釣れない」という方もいますが、バスにこちらの様子を気づかれる前に、こちらが先にバスを見つけ、バスに気づかれないような距離感を取ることが重要なポイントとなります。偏光グラスでいちはやくバスを見つけ、釣果アップを狙いましょう。
紫外線のカットや目の保護

釣りは紫外線との闘いでもあります。紫外線は肌や髪だけでなく、目にも大きなダメージを与えます。釣りから帰ると目が充血していたという場合は、紫外線のダメージが大きいと言って間違いないでしょう。偏光サングラスの大半の商品は、紫外線カット機能が施されています。とくに5月以降から残暑までは紫外線量が増えるため、釣りを楽しむときには偏光サングラスの装着をおすすめします。
釣りの楽しみがアップする
偏光サングラスをはじめてかけたときの感動は、偏光サングラスをかける最大のメリットかもしません。水中で泳ぐ魚の様子、自分の餌に食いつく瞬間を見たときの興奮は半端ない衝撃です。偏光サングラスは釣りの楽しみをアップさせてくれますよ!
買うならこれ!おすすめの偏光サングラス3選
おすすめの偏光サングラスを3つご紹介します。購入を検討している方は、買い物の参考にしてみてください。
Zeque(ゼクー) ステルス

スタイリッシュなデザインで人気のZequeは、釣りをする人の中でも愛用者の多い実力派。軽さやフィット感など、使い勝手が良いところが魅力です。カラー展開も豊富で、好みの1本を探す楽しみも。
OAKLEY(オークリー) プリズムディープウォーター

OAKLEYはアメリカのブランドで、釣りだけでなく、ゴルフやその他のスポーツ用の偏光サングラスも手掛けています。プロアングラーの中にも使用者が多い人気のブランド。海釣りに特化したディープレンズがある点も見逃せません。歪みが少なくレンズ酔いしにくいため、初めて偏光レンズを購入するという方にもおすすめです。
Tiemco(ティムコ)サイトマスター

バスプロの青木大介さんが愛用していることでも知られているのがこの商品です。視界が広く、軽くて長時間かけても疲れないところが人気の秘密。偏光レンズを手掛ける企業として確固たる位置を築いているTALEXのレンズを使用しています。青木さんのような釣果を目指して、格好から入ってみるのも良いかもしれません。
偏光サングラスで釣果アップを目指そう

目に飛び込んでくる余計な光をカットして、水中や水面をクリアに見せてくれる偏光サングラス。自分の針や仕掛けの様子、水中の魚の様子などが分かりやすく、釣果アップには欠かせないアイテムです。これからの季節、紫外線をカットして目を保護しながら釣果アップに挑戦してみませんか?もちろん、「かっこいいから」という理由で装着するのもアリですよ!