中禅寺湖は全国屈指の釣りアングラーが集う湖であり、中禅寺湖にしか生息していないある魚がいることで有名です。男体山を背景に綺麗な景観を見せる中禅寺湖における、魅力溢れる釣りについて詳しく紹介します。

絶景広がる中禅寺湖とは?

撮影:著者

中禅寺湖は栃木県日光市の日光国立公園内にある湖です。自然の景観に囲われ、幻想的な表情を見せる中禅寺湖は釣りだけでなく多くの観光客が足を運ぶ地でもあります。

そんな中禅寺湖では毎年、漁業組合が定めた期間の範囲で釣りが楽しめます。
具体的には4月1日-9月19日までの岸釣り、4月20日-9月19日までの船釣り、4月1日-10月31日までのワカサギ釣りです。

中禅寺湖は周囲の長さが約25kmもあり、最大深度は163mもあると言われています。ゆえに、魚にとっては成長しやすい環境下であることが分かります。

中禅寺湖の詳しい情報について

所在地:栃木県日光市中宮祠
駐車場:有り
トイレ:有り
公式ホームページはこちら
料金表・ルールについて:詳しくはこちらを参照ください。

中禅寺湖へのアクセス

宇都宮ICを下車後に、日光市のいろは坂方面へ向かいます。いろは坂を登り切ると左側に中禅寺湖が見えます。

中禅寺湖で狙える魚について

中禅寺湖で狙える魚は主に、トラウト系とワカサギです。トラウトに関してはどの魚も釣り応えのある魚ばかりで、綺麗なフィールドでトラウトフィッシングが楽しめます。
ここでは各魚種について詳しく解説します。

レイクトラウト

レイクトラウト は日本全国、どのフィールドにおいても中禅寺湖でしか釣れないターゲットです。食性は荒く、春から秋にかけて活発にエサを捕食する魚です。中禅寺湖では105cm、16,3kgの化け物サイズのレイクトラウトが2008年に釣れた記録があります(著者も実際に見たことがありますが、信じられないほど大きかったです)。

ホンマス

ホンマスはビワマスとヒメマスの交配種と言われているマスで、素早い動きが釣り竿をしならせます。初夏あたりに山側のブレイク沿いなどで良く釣れるターゲットです。狙い方としては、湖のブレイクラインをスプーンで丁寧に誘ってあげましょう。

ヒメマス

ヒメマスはベニザケの陸封型の魚と呼ばれ、刺身で食べると非常に美味しいとして割烹料理屋などでも扱われています。口が裂けやすいため、フッキングが強いとバレてしまいます。釣法は船からのトローリングで誘うのが一般的です。

ブラウントラウト

ブラウントラウトは中禅寺湖におけるあらゆる魚種の中でもっとも獰猛な気質があります。背中側には褐色のドット、お腹にかけて黄色なカラーの魚で、小魚や虫を勢いよく捕食します。トップウォーターへの反応も良いことから、派手なバイトを見れます。

ニジマス

中禅寺湖にはニジマスも放流されており、大型個体も多いです。特に、降海型のスチールヘッドトラウトは突っ込むようなファイトをするのでキャッチするまで気が抜けません。フライフィッシングからスプーンでの釣り、夏場は虫系のトップウォータープラグにも好反応を示す魚です。

ワカサギ

トラウト釣りシーズンが終了する9月半ば以降に良く釣れるようになるのがワカサギです。天然ワカサギは釣ってよし、食べて良しで手軽にできる釣りとしても人気です。桟橋からの岸釣りと船釣り、どちらでも楽しめます。
狙い方はワカサギ釣り用のタックルを用いて、サシなどの虫エサを付けて誘いましょう。

中禅寺湖にて釣りをする際に気をつけること

中禅寺湖における魚のキャッチ&リリースについて

中禅寺湖において釣れた魚はヒメマスとワカサギを除いた魚種は全て持ち出し禁止になっています。理由としては2011年に発生した東日本大震災における福島第一原発事故の放射性物質拡散の影響が懸念されているためです。
現在は栃木県による正式な禁止要請の解除待ちとなっています。

立ち入り禁止、釣り禁止エリアを確認しておこう

中禅寺湖周辺には旧ベルギー大使館、フランス大使館があり、敷地への侵入が禁止されています。また、桟橋なども私有地である場合が多いので注意が必要です。
その上、西側は環境保全のために釣りが禁止されているのでマップで確認しておきましょう。

中禅寺湖で美しい魚達に出会おう

撮影:著者

この記事では中禅寺湖における釣りの魅力と狙える魚について詳しくご紹介しました。中禅寺湖には淡水にも関わらず1mを越す大型トラウトなどが生息しており、大自然の中で貴重な時間を過ごせます。
もちろん、手軽に楽しめるワカサギ釣りもできるので観光のついでにもおすすめなフィールドです。各種、レギュレーションなどをチェックして出かけてみてはいかがでしょうか。