増井養魚場は栃木県宇都宮市に位置するトラウト専門の管理釣り場です。クリアな水質で育ったトラウトはアベレージサイズが大きく、ヤシオマスやイワナなどの高級魚も狙えます。
この記事では増井養魚場の魅力と施設等の詳しい情報について紹介します。

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増井養魚場とは?

撮影:著者

増井養魚場はルアー&フライフィッシングなどの疑似餌釣りを専門とした管理釣り場です。栃木県宇都宮市に位置し、近くには鬼怒川が流れているので清流の水を利用しています。ニジマスなどの養魚場でもあるので、四角形型の広大なフィールドは大人数で釣りができるほどです。
休日は多くの釣り人で賑わい、サイズ、数ともに大量のトラウトが放流されていることから大会などのイベントも開催されています。

また増井養魚場では一日あたり最大で30匹までの持ち帰りができるので、釣れただけ自由に持ち帰りができます。

増井養魚場の詳しい情報について

所在地:栃木県宇都宮市桑島町448
営業時間:10月第一日曜日〜5月 第三日曜日まで
定休日:1月1日のみ
駐車場:有り
トイレ:有り
休憩所:有り(お湯も利用できます)
公式ホームページはこちら
料金表・ルールについて:各条件によって変わります。詳しくはこちらを参照ください。

増井養魚場へのアクセス

増井養魚場へのアクセスは東方自動車宇都宮ICを下車後、宇都宮市街を東に抜けて鬼怒川沿いに向かいます。広い田畑地帯に所在します。

増井養魚場で狙える魚について

増井養魚場で育つトラウトは大きいことで有名です。一般的には20cm前後とされるトラウトですが、増井養魚場の場合はペレットを沢山食べており30cmサイズがアベレージになります。そのため、引き応えを楽しめるフィールドです。

その上、さらに驚くべきことはトラウトと称される魚種の豊富さです。著者も実際に増井養魚場で釣りをした経験がありますが、ニジマス以外の数多くの種類が姿を見せてくれます。
例えば、全雌3倍体として特殊に開発されたヤシオマスは小さくても50cmは下回らない個体です。ヤシオマスの「ヤシオ」は栃木県の県花であるヤシオツツジから由来しており、ヤシオツツジのように真っ赤な赤身が特徴です。割烹料理などの食材などに使用されており、刺身やしゃぶしゃぶ、塩焼きなどで食べると美味しい魚です。

他にも、ロックトラウト(ニジマスとイワナの交配種)やサクラマス、ブラウントラウト、イワナ、ヤマメ、ジャガートラウト、そして1m級のイトウまでが放流されています。もちろん、イワナやヤマメ、サクラマスもフライや刺身、塩焼きで食べられる高級魚なので、釣れたらラッキーです。

増井養魚でおすすめのタックル、狙い方について

ここでは増井養魚場でおすすめなタックルやルアー、狙い方についてご紹介します。基本的にはトラウト専用のタックルで十分ですが、やはりオーソドックスなスプーン・クランクベイトを汎用的に巻けるタックルが良いです。

ロッド

ロッドの選び方としてはエリアトラウト専用のロッドがおすすめで、長さは5,5-6フィートクラスがおすすめとなります。特に増井養魚場はフィールドが広いので、飛距離を出せるように長さを意識したいところです。
またスプーンやクランクベイトへの反応が良いので、キャスト性能を重視したSUL、ULクラスの硬さを選びましょう。

シマノ トラウトワンAS S66SULF (トラウトロッド)

スプーンからミノー、クランクベイトまで幅広いルアーに対応できるロッドです。シマノ独自のハイパワーXによる強度化されたロッドは、大型の個体がヒットしても十分にやり取りできます。

リール

リール選びはトラウト釣りで非常に重要になります。特にエリアトラウトではトラウトがスレやすいこともあり、ルアーの動きを一定のリズムでアクションする必要があります。さらに、ルアーをゆっくりと巻くためにはローギアのスピニングリールがおすすめです。
1500-2000番クラスの滑らかな巻き心地を実現するスピニングリールを選びましょう。

ライン

ラインの種類はナイロンライン、フロロライン、PEラインと3種類あります。ナイロンラインは素材が柔らかい特性があるため、トラウトの裂けやすい口に柔軟に対応できます。ただし水馴染みが悪いのでルアーを沈ませにくいデメリットもありますが、初心者の方には扱いやすいラインです。
他方、フロロラインは水馴染みが良く、感度性能も高いメリットがあります。しかし、ライン自体が硬い素材のためトラウトのバイトを弾きやすい性質があります。上級者向けのラインですが、穂先をクッションのようにしてトラウトの口に針掛かりさせるテクニックもあります。
PEラインは耐摩耗性は低いですが、遠投に向いているラインです。大物サイズを狙う場合やミノーなどで激しめのアクションを入れたい時に最適なラインです。

一番扱いやすいラインはナイロンラインです。太さも3lb-5lbを目安に選びましょう。

ルアー

ルアーは様々な条件に適した種類を選ぶようにしましょう。スプーン、ミノー、クランクベイトなどを各サイズ・カラーに応じて誘うのが良いです。

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ゆっくりとしたローリングは定番の良く釣れるアクションです。グラムも1g-3.5gを視野に使用しましょう。

クランクベイトは表層からボトムまであらゆるポイントを攻めれる万能ルアーです。スプーンでの反応が悪い際に使用したいです。

おすすめな狙い方について

増井養魚場は北側が深く、南側が浅いフィールドです。中心部が特に深く、手前にかけてはカケアガリを形成していてトラウトのバイトが集中しやすいポイントでもあります。
一方、天候の状況次第によってはボトム〜表層までトラウトの反応が良いポイントがあるので探してみましょう。

増井養魚場で美味しいトラウトを釣ってみよう!

撮影:著者

今回は増井養魚場についての魅力や狙える魚種、釣り方などについて解説しました。まとめますと狙えるサイズ・数・種類ともにいずれも期待ができるフィールドで、釣れたトラウトは持ち帰りも出来ます。
豊富なトラウトが放流されているので初心者の方でも楽しめますし、上級者の方でも本格的に大物が狙えますよ。

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