沖縄で遭遇!オオメジロザメを都市河川で釣ってみた

沖縄 那覇市のど真ん中に位置する河川には毎年5月頃になると人喰いサメと呼ばれるオオメジロサメが遡上してきます。

「川にサメ」と聞くと耳を疑うかもしれませんが、本当に沖縄の川にはサメが遡上してきます。この記事では沖縄の都市河川にて釣れたオオメジロサメについてご紹介します。

目次

沖縄の都市河川でオオメジロサメが釣れた!

撮影:著者

沖縄県那覇市の観光地として有名な国際通り周辺には、ある川があります。その名も安里川と呼ばれる河川で、川幅は5-10メートルと小規模の河川です。

どこにでもありそうな河川ですが、ある特徴があります。それは小規模の河川にも関わらず、海に繋がっている汽水でもあるという点です。

川の下流は汽水域なので、汽水域・淡水域にまで遡上する性質があるオオメジロサメが河川に登ってくるとされています。著者は沖縄でオオメジロサメが遡上してくるタイミング(例年5-10月頃まで)を見計らって、釣りに行きました。

オオメジロサメを釣るのは難しい?釣り方のコツは?

オオメジロサメは見かける個体数が決して多い訳ではありません。群れで泳ぐ傾向がありますが、せいぜい3-5匹前後で泳いでいます。
河川で泳いでいるオオメジロサメは1メートル前後のサイズの子供サイズです。しかし水中での存在感は大きいので、遠目から見ても背びれが水面から出たまま泳いでることもあります。

オオメジロサメを見つけたら進行方向にエサを落としてあげると、興味を持った個体は勢いよく襲いかかってきます。エサを捕食後はラインが走り出すまで数秒待ってから、思い切りフッキングをしましょう。
とてつもない走りと共に、前つんめりになりそうなパワーで走るので、リールのドラグを駆使して体力が弱まるのを待ちましょう。

オオメジロサメを釣るためのタックル/仕掛けについて

オオメジロサメは獰猛な肉食魚ゆえにパワーのある魚です。そのため確実にキャッチするためには、オオメジロサメに適応したタックル/仕掛けが必要となります。

ロッド

ロッドの特徴としては粘りのある調子と、巨体を寄せるパワーを秘めたものが良いです。またロッドの長さは短めの方が良いです。理由としてはオオメジロサメが走る方向を制御し、頭の向きを変えやすいためです。

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リール

ハイギアなリールを使用することで巨大魚が弱った瞬間に一気に引き寄せられます。また糸巻き量が多いリールを選ぶことで、ドラグ調整をしながらファイトできます。

怪魚釣りと言ったらビックシューターシリーズがおすすめです。

ライン

ラインはナイロンラインであれば50lb以上を使用したいところですが、ライン口径が太すぎてリールの糸巻き量が減ってしまいます。
PEラインであれば口径を細くしたまま、強度を上げれるのでおすすめです。

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PE5号をメインラインとして使用することで、ある程度強めのファイトをしながら寄せられます。障害物に巻かれる前に引き寄せましょう。

リーダーライン

オオメジロサメの口周りは鋭利な歯が連なっています。ゆえに通常のラインがどれほど太くても、スパッと切られてしまいます。
そこで必要となるのがワイヤーを用いたリーダーラインです。

ワイヤリーダーを使用することでサメの歯によるライン切れを防ぎます。必須のアイテムとなるので要チェックです。

フック

泳がせ釣り用のフックがベストマッチです。細軸のフックですと、折られてしまう可能性があるので太軸メインでいきましょう。

エサ

オオメジロサメは「動き」と「匂い」にとにかく敏感な魚です。ですので、エサは現地調達で魚を捕獲します。
沖縄の河川や海は生態系が豊富で小さな小魚が多くいます。ボラやティラピア、チヌなどをキープしておいて誘いたいです。

また生きた魚を調達するのが難しい場合は、スーパーなどで購入できる鮮魚でも大丈夫です。

オオメジロサメの取り扱いには注意を!

撮影:著者

オオメジロサメ釣りの魅了と釣り方、コツについてご紹介しました。エサとなる魚がいること、タックルと仕掛けがある程度しっかりしていれば釣れるターゲットです。

興味心から釣ってみたいと感じる人もいるかもしれませんが、相手は人喰いサメとも呼ばれる獰猛な生物です。釣り上げた際は決して口元に手などを入れないように注意しましょう。

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