食べて美味しい、釣って楽しい!秋鮭。北海道ではアキアジとも呼びます。前回の記事では浮きルアーで鮭を釣る時の準備、タックルや餌、アイテムについて紹介しました。まだ未読の方はこちらをどうぞ!
ウキルアーでの釣り方
どうやって鮭を釣るの?
鮭は釣るものではなく漁で捕ったものを魚屋さんで買うものと思われると思います。北海道でもほとんどの方がそうです。
しかし鮭釣り(アキアジ釣り)だけを毎年する人もいるぐらいの人気のある釣りでもあります。
小さいお子様からお母さん、年配の方までとても幅広いフィッシャーがいることからも、鮭釣り(アキアジ釣り)の面白さや手軽さが分かりますね。
みなさん鮭好きなんですね。
フィールド
手軽さでいうと漁港です、そのため人が多いのが難点。サーフは人は少ないのですがポイントを見つけるのが難しい。なかなか悩むところです。
初めての方が釣りに行くなら漁港をおすすめします。川や湖でルアーをしている方ならサーフのほうがいろいろな攻め方ができます。ただ一番難しいのは今日は鮭がいるのか?です。
ウキルアーの釣法
いろいろなルアー釣りの中で鮭釣り(アキアジ釣り)が一番簡単なのかもしれません。なんと【投げて、超超デッドスローで巻くだけ】なのです。お子様や女性、年配の方が多い理由かもしれませんね。
しかし隣同士で釣れる人と釣れない人がいる・・・奥が深いです。
投げ方
ロッドのしなりとウキとルアーの重さを利用します、ゆっくり後ろにロッドを構えたら、まっすぐ軽ーく投げます、せいぜい30m程度。漁港もサーフも場所(ポイント)によりますが、鮭は川に戻ろうとしてかなり近いところにいますので、すごい遠投をすると釣れるというわけではありません。
ただし投げる際は後ろに人がいないことを確認してくださいね。
アワセ・ランディング
▼釣れたときのイメージ
- 着水した後はデッドスローで巻いていきます。
ウキとルアーの重さのバランスで一定のタナをゆっくりルアーを引いていきます。 - 小魚がついばむ様なツンツンツツン・コツコツコツというあたりが手元で感じますが、そこでは絶対に合わせてはいけません。まだ餌かタコベイトをつまんでいる状態です。
- 同じスピードのデッドスローで巻き続けます。そうするとグゥーッっとロッドが重くしなります。鮭が反転した合図です。
- そのタイミングでロッドを立てて合わせます。漁港の場合はあまりゆっくり巻いていると隣の人と絡んじゃいますので、ロッドを立ててできるだけ早くリールを巻きます。しかしかなり重いので慎重に巻きます。
- ネットに入れる時が一番暴れますのでバラス確率が高くなります。1人だと難しいため相棒や周りの人にネットインしてもらいましょう。 サーフだとロッドを寝かせながら、寄せ波に合わせて砂浜にランディングかネットイン。
おめでとうございます。オスかなメスかな?
いずれにしてもネットインしたら前回もご紹介した鮭バットでね♡
まとめ
今回は鮭釣り(アキアジ釣り)のウキルアーをご紹介しました。私も始めた頃はルアーに餌って。。と思いました。ワームの匂い付きと同じですかね(笑)。
さて、これで鮭釣り(アキアジ釣り)に準備は完了です。あとは釣るだけ・・・しかし一番大事なのが場所(ポイント)とタイミング(時期)です。毎年のように今年はあそこが早いとか遅いとか、こっちが釣れたとか釣れないとか。そんな情報に惑わされて右往左往・・・でも鮭が釣れたあとはお楽しみのご馳走タイムです!おいしい鮭とイクラをご堪能ください。
一つ大切なこと。マス類は河川自体はもちろん海や海岸、漁港にも規制があります。最近一部のルールやマナーを守らない方によって釣り規制されるポイントも増えています。
釣り場・ポイントは 釣り人・アングラー自らが守って、未来の子供たちにも楽しく安全に釣りができるようにしていきましょうね。
以下のルールをご参考までに。