【釣り場紹介・北陸編】福井県 阿納(あのう)漁港~豪華トイレ&駐車場あり~

水質が良いことで有名な福井県には、海水浴と釣りの両方が楽しめる場所が多くあります。安定した足場とトイレ、駐車場が完備された小浜市の【阿納漁港】もそのうちの1つ。港内に釣り体験施設もあり、釣りの初心者さんからベテランさんまで幅広く楽しめるところもこの釣り場の魅力です。さっそく詳しくチェックしてみましょう!

目次

阿納漁港はどこにある?

阿納漁港は、福井県小浜市にある人気釣りスポットのうちの1つです。カーナビで入力するときには、港内にある釣り体験施設「ブルーパーク阿納」を検索すると分かりやすくておすすめです。小浜ICからは、天ケ城トンネルを抜け10分程度で到着します。

阿納漁港はどんなところ?

こちらは高堤防の様子。朝日がとてもきれいです。

阿納漁港は、前述した通り港内に釣り体験施設があり、海上釣り堀では小さなお子さま向けの小鯛釣り体験や、大人向けの大鯛釣り体験ができます(とはいえ、鯛以外にもグレやスズキがいるようですが)。

体験施設の横には長い高堤防、テトラの入ったポイント、船着き場があり、船着き場を進んでいくと、もう1本の低い堤防とその隣にサーフがあるという、なんでもありな楽しい釣り場です。サーフ沿いには民宿が立ち並び、朝ごはん前に釣りを楽しむ宿泊客の姿も。旅行&釣りなんて、最高の組み合わせですよね。うらやましい!

阿納漁港の5つのおすすめポイント

さ阿納漁港には、バリエーションに富んだ釣り場があるというだけでなく、ほかにもおすすめポイントがたくさんあります。さっそくチェック!

トイレが豪華!

阿納漁港を語る上ではずせないのが、トイレの豪華さです。男女別に分かれたキレイなトイレは、ウォシュレット機能付き。多目的トイレもあります。入ると自動で電気が付き、トイレには石鹸も用意されていました。釣り場にこんな豪華トイレがあるのは、ほかでは見たことがないほど。

広い駐車場完備

海水浴場横駐車場。広すぎて停める場所に迷う。右にならえで、1台目の停め方が超重要!

有料ですが、広い駐車場があるのも魅力の1つ。清掃協力費は1日1台1,000円です。阿納漁港はとてもきれいな釣り場なので、この1,000円を安く感じるほど。釣り人のマナーが悪く、釣り禁止になる良釣り場が増えるなか、協力意識の高い釣り人が集う釣り場は、これからも大切にしたいですよね。

足場が安定している

サーフ側の低い堤防には柵がないので注意!

釣り場の足場が安定しているかどうかは、小さなお子さま連れや高齢者、釣りの初心者さんにとってはとても重要なポイント。阿納漁港の高い堤防部分には、低めではありますが、安全柵が設けられているのもおすすめポイントのうちの1つです。(柵が低いので、小さなお子さま連れの場合は、くれぐれもご注意ください)柵があるので、エサの付け替え時に竿が置けるというのも嬉しいです。

高堤防までがバリアフリー

トイレの豪華さ以外にも、阿納漁港には驚かされるポイントがあります。それは、高堤防までバリアフリー化されているという点。スロープが付いており、荷物が多くキャリーで運びたいときはもちろん、車椅子の方やベビーカーを押している方でも、楽々釣り場にたどりつくことができます。

釣具店が近い

阿納漁港には、車で5分程度のところに釣具店(藤田釣具店)があります。朝5時から夕方6時までという限られた営業時間ではありますが、デイゲームであれば問題なくお買い物できます。釣り具はもちろん、エサの販売もされているので、「予想以上に釣れてエサを買い足したい!」という、うらやましいときにも安心です。

藤田釣具店住所:福井県小浜市甲ヶ崎24−33

阿納漁港を詳しくチェック!

阿納漁港の写真を撮ってきました。さっそく詳しくチェックしていきましょう!

ブルーパーク阿納

ブルーパーク阿納の管理事務所&体験施設です。画像の右手に駐車場が広がり、写真には写っていませんが、画像の左手にトイレがあります。自動販売機やゴミ箱も。暑い日や寒い日の釣りに、冷たいOR温かい飲み物が手に入るのはありがたいですよね。

広くてどこに停めたら良いのやら

こちらがブルーパーク阿納横の駐車場です。地面に車を停める区切り線が書かれていないため、はじめて行く場合には、どこに停めたら良いのか分からないと感じる方もいるかもしれません。森があるので、そこに垂直横並びに停めるか、画像のようになんとなくまっすぐ停めておけばOKです。

キレイです。豪華です。虫がいるのはご愛嬌。

おすすめポイントの豪華なトイレ。キレイに使われていますが、隣が森なので、虫出没に注意。画像右手に、高堤防に続くスロープが写っています。

バリアフリーとかスゴすぎかよ…!

このスロープを上ると、高くて長い堤防に繋がります。スロープ手前には、給水器があり、給水器側面の水道も使えます。

スロープ側から駐車場を見るとこんな感じです。位置関係がお分かりいただけるでしょうか。

テトラと長い堤防。混雑なしで楽しく釣れます。

スロープを上りきると、すぐ手前にテトラがあります。アイナメやメバル、ハゼ類が釣れます。アコウを狙うのもおすすめ! 阿納漁港では、基本的に堤防から外海に向かっての釣りがメインになります。高堤防から内側(ブルーパーク側)と高堤防の先端部分は、漁船の航路になっているため、釣り禁止区域です。安全のためにも必ずルールを守りたいですね。(堤防先端部分に、禁止区域を書いた看板あり)

真夏の朝夕は、サビキが楽しいものです。堤防の足元はブロックが敷き込まれています。高堤防の足元は潮通しがあまりよくないのか、夏場でも少し藻が生えています。根がかりしないように高さを調整しながら釣るのがポイントです。

アジ大量。若干スレたアジが大量にいます。仕掛けを落とした途端、そこはまるで女子のバーゲン会場のような状態に。スレてはいますが、釣れないわけではなく、しっかり釣れるので十分サビキ釣りが楽しめますよ。高堤防からは、ほかにチヌ(クロダイ)やアオリイカが狙えます。特にアオリイカは釣果も高くおすすめです。

低い堤防は画面左側に長く続きます

阿納漁港の横には、阿納海水浴場があります。海水浴場側にも1本低い堤防があります。民宿に近い場所にあるため、民宿の宿泊客の方は、こちらの堤防を利用されることが多いようです。先端に行くほど激戦区。こちらの堤防の足元も藻が生えているのが気になりますが、投げ釣りであれば問題ありません。

サーフは海水浴シーズンは釣りには不向きですが、シーズンオフのGW前後~秋までは、サーフからのちょい投げでキスが狙えます。キレイに整備された阿納漁港には、大型のゴミ箱もしっかりと備え付けられています。とても便利です。ゴミ箱の手前が、サーフ側の駐車場になっています。

阿納漁港へ行くときの注意点は?

阿納漁港近くにコンビニがありません。飲み物は港内の自販機で購入できますが、食べ物の調達は難しいため、軽食は持参がおすすめです。「道の駅若狭おばま」へは車で15分程度ですので、遠征される場合は、お食事&お土産の購入がてらに立ち寄るのもおすすめです。

道の駅若狭おばま住所:福井県小浜市和久里24−45−2

阿納漁港は大切にしたい釣り場のうちの1つ

気持ち良く釣りができるように、常に清潔に整えられているところが好印象の「阿納漁港」。バリアフリーで高堤防へアクセスできるのも、大きな魅力です。私個人の話ですが、私の釣り好きは父の影響によるところが大きく、今でも父と一緒に釣りに出かけています。父が将来足回りに不安を覚えるようになっても、ここなら釣りに連れてきてあげられると思っています。大切にしたい釣り場のうちの1つです。夜は満点の星空が広がります。ぜひ星空も合わせてお楽しみください!

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