鬼のように高いけど、鬼のように高性能でオシャレなハイエンドエギングロッドを厳選して紹介します。
人気メーカーの最高峰ロッドを一挙大集合させてみましたので、まじヤバいロッドをお探しの方はチェックしていってください。
目次
ハイエンドのエギングロッドとは…?

エギングでハイエンドロッドというと、5万円超のものが主流になります。
高級素材をふんだんに使い、メーカーの威信にかけて開発したものですから、
- 感度は良いし
- 軽いし
- デザインも良い
ってのは当然のレベルで、抜け目のない総合力を有します。
※釣果とロッド性能は別問題
とはいえ、イカを釣るために必要な性能は1万円ぐらいのロッドでもじゅうぶんに満たしているわけです。
ハイエンドロッドを使えば釣果が爆発的に伸びるわけではありません。
感度が良いので手元に集まる情報は増えますが、そのピースをもとにゲームを組み立てるにはアングラー自身。
結局、腕が良い人は安いロッドでも釣っちゃうわけですし…。
ハイエンドロッドに過度な期待を寄せるのはナンセンスです。
でも欲しくなっちゃうんのが”ハイエンド”
そんなことを言いながら、誰もがあこがれちゃうのがハイエンドロッド。
実釣性能は申し分なく、何より使っているだけで気分が良いです。
収集できる情報量が多くて正確なので、釣りの上達も早くなります。
大枚をはたいて買う価値は十分!お財布と相談して許容範囲に収まるなら、ぜひ挑戦していただきたいものです。
これぞ最強・最高峰!ハイエンドの上級者向けエギングロッド6選

てことで、ここからはエギング界の人気メーカーが手がけた珠玉のハイエンドロッドを紹介していきます。
ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」
ダイワの最高峰エギングロッドは「エメラルダス ストイスト RT」。
2021年に発売されるフレッシュなハイエンド機となっています。
従来のダイワ最高峰エギングロッドに鎮座していた「エメラルダス ストイスト AGS」を圧倒的に軽量化し、異次元の感度に仕上がっている模様。
エギング界のカリスマ・山田ヒロヒト氏も太鼓判を押すヤバいロッドです。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | エギサイズ(号) |
---|---|---|---|
88ML | 2.64 | 84 | 1.8-3.5 |
84M | 2.54 | 84 | 2.5-4.0 |
76MMH | 2.29 | 82 | 3.0-4.5 |
IL 81M | 2.46 | 86 | 2.5-4.0 |
シマノ「セフィア リミテッド」

シマノの最高峰は「セフィアリミテッド」。
2019年に発売され、その性能(と価格)に多くのエギンガーが驚愕したのが記憶に新しいです。
シマノの最先端技術がてんこ盛りで積み上げられ、ハイエンドらしい豪華絢爛なデザインに仕上がっています。
自重はやや重めですが、数値に現れない軽さを追求したコンセプトも渋くてGood!
実際に触って確かめてみてはいかがでしょうか?
モデル | 全長(m) | 自重(g) | エギサイズ(号) | 継数 |
---|---|---|---|---|
S83L | 2.51 | 102 | 1.5~3.5 | 2本 |
S85ML | 2.57 | 103 | 1.8~3.8 | 2本 |
S86M | 2.59 | 104 | 2.0~4.0 | 2本 |
S77ML | 2.31 | 100 | 1.8~3.8 | 2本 |
S89ML | 2.67 | 104 | 1.8~3.8 | 2本 |
オリムピック「17スーパーカラマレッティ AT」

オリムピックの最高峰エギングロッド「17スーパーカラマレッティ AT」。
定価13万円というバケモノ価格となっており、本記事で紹介するハイエンドロッドの中でもぶっちぎりの高額アイテムです。
ロッドのどこをとっても最高級のマテリアル&テクノロジーが使われており、予算をジャブジャブつぎ込んで造られているのは一目瞭然。
特に、オリムピックの1番の強みであるブランクスは6つのテクノロジーを駆使してまとめ上げられており、まさに逸品です。
目ん玉が飛び出しそうな価格には、それなりの理由があるのです。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | エギサイズ(号) | 継数 |
---|---|---|---|---|
GSCS-862M-AT | 2.59 | 98 | 2.5-4.0 | 2本 |
GSCS-892MLM-AT | 2.67 | 98 | 2.0-3.5 | 2本 |
がまかつ「ラグゼ EGX」

がまかつの最高峰エギングロッドは「ラグゼ EGX」。
これまで紹介した3つのハイエンドロッドよりはお求め安い4万円台のアイテムです。
お値段が控えめとはいえ、
- 全機種の平均自重80gという圧倒的な軽さ
- 採用されているマテリアル・テクノロジー
は、他のメーカーと比べても劣りません。
本記事で紹介する6つのハイエンド製品のなかでも、コスパ的には一番優秀といえるでしょう。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | エギサイズ(号) |
---|---|---|---|
S86ML | 2.59 | 85 | 1.8~3.5 |
S86ML-solid | 2.59 | 85 | 1.8~3.5 |
S86M | 2.59 | 88 | 2.0~3.5 |
S86M-solid | 2.59 | 88 | 2.0~3.5 |
S89M-solid | 2.67 | 89 | 2.0~3.5 |
S86MH | 2.59 | 91 | 2.5~4.0 |
S72ML-solid【NEW】 | 2.18 | 84 | 1.8〜3.5 |
S89ML-solid【NEW】 | 2.67 | 87 | 1.8〜3.5 |
ヤマガブランクス「カリスタ TZ NANO」

ヤマガブランクスの最高峰エギングロッドは「カリスタ TZ NANO」。
”TZ”、”NANO”という名称からもわかるとおり
- Fujiのトルザイトリング
- 東レのナノアロイテクノロジー
が採用されています。
それに加え、「気持ちよく曲がるけど、芯には張りがあって粘り強い!」というヤマガ的チューンも魅力的。
お値段は4万円台で、わりかし手を出しやすいってのも人気の理由です。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | エギサイズ(号) | 継数 |
---|---|---|---|---|
710M | 2.395 | 100 | 2.5~4.0 | 2本 |
82ML | 2.500 | 95 | 2.5~3.5 | 2本 |
82M | 2.485 | 98 | 2.5~4.0 | 2本 |
86L | 2.582 | 93 | 2.5~3.5 | 2本 |
86M | 2.575 | 99 | 2.5~4.0 | 2本 |
89ML | 2.672 | 100 | 2.5~3.5 | 2本 |
90M | 2.745 | 104 | 2.5~4.0 | 2本 |
エバーグリーン「スキッドロウ インペリアル」

エバーグリーンの最高峰エギングロッドは「スキッドロウ インペリアル」。
振り抜けとアクション伝達に優れるブランクスに、軽量ガイドシステムが融合する王道のハイエンドカスタムです。
エバーグリーンらしさが感じられるリッチなデザインも健在。
ガチ勢の面々を中心に根強い人気を獲得しています。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | エギサイズ |
---|---|---|---|
73M | 2.20 | 112 | 2.5~4.0号 |
75MH | 2.25 | 121 | 2.5~4.5号 |
82L | 2.48 | 109 | 2.5~4.0号 |
86L | 2.59 | 111 | 2.5~4.0号 |
86M | 2.59 | 120 | 2.5~4.0号 |
90L | 2.74 | 117 | 2.5~4.0号 |
110ML | 3.35 | 158 | 2.5~4.0号 |
80ULST | 2.43 | 107 | 1.5~3.5号 |
エギングロッド中堅機も優秀です。

ここまで、人気メーカーのハイエンドロッドを紹介してきましたが、いかがでしたか?
いや〜、確かに魅力的やけど基本的に5万コースなのか…。
ぐぬぬ…。
と、歯をきしませている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、準ハイエンドクラスや中堅クラスのエギングロッドを検討してみるのもおすすめです。
定番はこのあたり↓。
- ダイワ「20エメラルダス AIR AGS」
- シマノ「20セフィア エクスチューン」
- がまかつ「ラグゼ EGRR」
- オリムピック「ヌーボカラマレッティ プロトタイプ」
ハイエンドに肉薄する性能を持つロッドたちなので、併せてチェックしてみてください。
最強のハイエンドエギングロッドで上級者の仲間入り!

というわけで、ハイエンドのエギングロッド紹介は以上です。
人気メーカーが死力を尽くして開発したフラッグシップ機ということで、どの製品も魅力的でしたね。
とはいえ、どいつもこいつもポチるには軽く手が震えるお値段…。
ミドルエンド機なんかと比較しながら、じっくり吟味してみてください。