-準備編-【秋の味覚】秋鮭をウキルアーで釣ろう~

画像出典: pixabay

日本人なら誰もが好きな鮭。北海道では秋鮭のことをアキアジと呼び、まさに秋の味覚。晩夏から初冬までイクラをたくさん抱えて海から川に帰ってきます。そんな鮭を釣るためにいろいろな釣り方や仕掛けがあります。今回は鮭の釣り方の1つ【ウキルアー】をご紹介します。あなたも自分で釣った鮭・イクラを食べられるかも~?

目次

ウキルアーって?

仕掛けについて

【ウキ】と聞くと水面にぷかぷか浮かべて・・・と想像する方が多いと思います。そのウキとは少し違います。まずは簡単にウキルアーの仕掛けを説明します。

鮭釣り(アキアジ釣り)のウキルアーセットなども販売されていますので、初心者の方はセットを購入することをおすすめします。ウキルアーセットを購入する際やタックル選びのポイントを記載します。

ウキ(浮き)について

他の釣りのウキと違うといいましたが、鮭釣り(アキアジ釣り)のウキは基本的に軟質発泡素材で出来ています(一部プラスチック製もあります)。 色はイエローやオレンジがありますが、ご自分の好みで暗い中で視認性が高いものを選びましょう。ウキ選びのポイントは2つ。1つはウキの大きさです、大きいと重いルアーを投げれるのですが、大きい分か空気抵抗で飛距離が短くなります。2つ目は浮力です、ウキの下にサケルアーをつけるのですがそのルアーの重さ(35g~60g)に対してウキを選びます。少なくともルアー対応ウエイトが大きい50gと中ぐらいの35gの2種類は用意しましょう。ウキルアーのウキの役割は重いルアーを一定のタナでキープするために使うということです。

タックルについて

ロッド

最近はアキアジのウキルアー専用ロッドも販売されています、シーバスロッドやトラウトロッドも流用可能。10f~12fでHからMHの硬さで十分です、サーフであればMLでもよいでしょう。長さは投げることが苦手な人は、長めの11~12fだと長さを利用して飛ばせます。硬さを選ぶ基準としては、ルアーの重さが35~50gありますので購入時にルアーウエイトを確認してください。ロッド選びは釣るポイントによって変わります。漁港の場合とサーフの場合のポイントです(今回はオフショアは除きます)。

漁港の場合:時期にもよりますが人がたくさん来ます、その中で鮭を釣り上げるにはそれなりのパワーがあるロッドで一気に引き寄せる必要があるため、H~MHなど硬いほうがおすすめです。後ろに振り被ってルアーの重さでまっすぐ投げ込みます。

サーフの場合:投げ方はあまり変わりませんが、釣りあげる際に波際や近くに寄せると鮭が暴れますので、ある程度パワーをいなせるロッドでM・MLがおすすめです。ちなみに私は10fのMLです。

リール・ライン

最近のリールは安価でパワーがあって小型というのが多くなっています、 3000~5000番のリールで選ぶのですが、鮭がかかった後のファイトを考えると、3000番台でハイギア(一回転で長く巻ける)タイプがおすすめです。ドラグは締めすぎてもいけませんが、あまりですぎない程度がよいです。ラインは視認性が高いイエローやオレンジなどの色で PE1.5~2号が100~150m巻けば十分です。ワンポイントとしては、何度も重めのルアーを長いロッドで投げますので少しでも軽いリールは手返しもラクチンです。

ルアー・タコベイト

鮭釣り(アキアジ釣り)のルアーは色や形はもちろんですが、飛ばすための重りとしての役割があります。

ルアーについては基本的にスプーンタイプでオレンジに黒斑点タイプ、ブルー・シルバー・ピンクのトリコロールカラーが主流です。形は細身はあまり沈まず大きくゆらゆらします。

太めだと深めをゆっくりゆらゆらします。潮の流れや濁りを考えて細め、中型、太めの3種類は用意しましょう。 ルアーウエイトは25g~50gぐらいまであります。重さによってタナの深さが変わりますので軽いものから重いものまで、いくつか用意しましょう。

タコベイトは最近は100均にもありますが安価なもので十分です・レッド系からピンク、オレンジあたりが主流ですが、こだわってラメ入りのブルーやブラックなどを使用している人もいます。

餌(ルアーなのに)

多分、他のルアーフィッシングと大きく異なる点はここです。ルアー+タコベイト+フックに餌をつけても釣れます、実はほとんどの人が餌をつけて釣ります。餌には ニンニクやエビ粉などで漬けた秋刀魚やカツオ、イカの身を2×6㎝ぐらいの短冊に切ってフックにつけます。餌を自分で作る人、釣具店で買う人さまざまです。餌付けのコツを1つ、餌は身のほうから刺して皮を突き抜く形で刺します、これで皮がフックの返しに当たる様になり、抜けにくくなります。

他に必要なもの

ネット(タモ網):漁港の場合は海面まで高い場合があり、鮭を上げられませんので40㎝以上のタモ幅で長さは3mぐらいのネットが必要です。

鮭バット:野球ではありませんが本当に必要です、鮭は釣れてから大暴れします、怪我をしたらたいへんなのでこれで一撃します。

そのほかは最低限釣りに必要なものがあればOKです、鮭を入れるビニール袋を忘れずに!!!

ということで、準備はOKです。ここからは釣り方、アワセ方などをお話ししますね。

次のページ>>>浮きルアーの釣り方

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