管理釣り場でトラウトの強い引きに魅力を感じ、渓流でもトラウトを釣ってみたいと考えている人がいるかもしれません。ただ、同じトラウトを釣るにしても、管理釣り場と渓流では、用意するアイテムが少し違います。そこで、渓流釣りでトラウトを狙う際に必要なアイテムを紹介します。
1渓流釣りでトラウトにぴったりなロッド について
トラウトに限らす、渓流に住む魚は警戒心が強いです。そのため、人の気配を感じるとすぐに岩陰に隠れてしまい釣れなくなるで、渓流を移動してポイントを探すといったことが多いです。渓流を移動すると、川の幅や狙えるポイントまでの距離が変わります。
そのため、ある程度遠投も考慮した6フィート前後のロッドがおすすめです。ここで注意したいのが、ロッドの硬さです。管理釣り場ではとても柔らかなエクストラ・ウルトラライト(XUL)やスーパーウルトラライト(SUL)を使っている人がいるかもしれせん。ただ、渓流は流れが強いので、とても柔らかなロッドの場合ルアーをコントロールしづらいことがあるので、ウルトラライト(UL)かライト(L)がおすすめです。
また、管理釣り場などでは確実なキャストができるため2ピースロッドを好んで使っている人がいるかもしれません。しかし、渓流はアップダウンを繰り返す険しい道を歩くことを想定して、テレスコ式のコンパクトロッドがおすすめです。
・アブガルシア スピニング ロッド クロスフィールド XRFS-604UL-TE
・ダイワ トラウトロッド スピニング モバイルパック 564TULS
渓流釣りでトラウトにぴったりなリールについて
渓流釣りでトラウトに対応したリール(アイテム)は、1000~2000番のスピニングリールがぴったりです。これと同じリールを管理釣り場でも使っている人がいるかもしれません。
ただ、管理釣り場と異なり、渓流には速い流れがあることが多いです。素早く糸フケを解消しルアーを上手くコントロールしなければならないので、 ギヤ比が5.5:1以上 のハイギヤに設定されているスピニングリールを選んで下さい。更に軽いリールにすることで、操作性が向上し、持ち運びも楽になります。
・ダイワ スピニングリール 15 レブロス 2004H
・シマノ スピニングリール 18 ソアレ BB C2000SSHG
渓流釣りでトラウトにぴったりなラインについて
管理釣り場では軽量なスプーンを使うことが多く、ラインが石などに擦れることはないです。そのため、ライントラブルが少ないナイロンラインを選んで、強度は2~3lbもあれば十分です。一方、 渓流釣りでは、大小不規則に並ぶ石、変化に富んだ川の流れなどがあります。そのため、思いがけないライントラブルが発生する可能がありますので、同じナイロンラインであっても4~5lbを選べば安心です。
慣れてきたら、PEライン(0.5号)+フロロカーボン(リーダー:1.5号)といった組み合わせもおすすめです。PEラインは細く伸びが少ないのでルアーを素早くコントロールできます。
・サンヨーナイロン ライン APPLOUD GT-R N-spec HM
渓流釣りでトラウトに対応したルアーについて
渓流釣りでトラウトに対応したルアーは、ミノー、スプーン、スピナーとなっており、サイズは全長が5~6cm、重さは5~6gがちょうどいいです。選ぶ際は、箱などに渓流用ルアーと書かれていればまず問題ありません。
注意したいのが、水の濁り度合によってルアーの色を使い分ける必要があります。例えば透明度が高い水の場合は、銀色のルアーを使います。一方、濁った水の場合の場合は金色のルアーを使います。これらのルアーを使って食いが渋い場合は、アワビカラーのミノー、スプーンを使います。
このようなことから、ミノー、スプーンの色は、銀色、金色、アワビカラーの3種類を用意します。スピナーは銀色、金色の2種類を用意します。管理釣り場でトラウトに対応したルアー(タックル)には、カラーがかなりありますが、渓流釣りではそれほど用意しなくてもいいかもしれません。
・スミス Dコンタクト50
・ダイワ スプーン ルアー クルセイダー 5g FOS
・スミス スピナー AR トラウトモデル 4.5g 17mm MESI #5
まとめ
渓流釣りでトラウトにぴったりなアイテムを紹介しました。渓流釣りでトラウトには全長が6フィート程度、硬さはULもしくはLのレスコ式・コンパクトロッドがおすすめです。リールは1000~2000番のスピニングリールで、ギヤ比が5.5:1以上のハイギヤがおすすめです。リールに合わせるラインは、4~5lbのナイロンラインがぴったりです。ルアーは銀色や金色、アワビカラーのミノー、スプーンや銀色や金色 のスピナーをぜひ使って見てください。