出典:写真AC
茶色や真っ赤な配色の個体が多く、硬い殻が特徴のザリガニ

あなたの行く釣り場ではザリガニを見かけることはありませんか?
春先から夏にかけて頻繁に見かけるザリガニは、バスが好んで捕食するターゲットです。
この記事では、ザリガニを好むバスを対象とした「ラバージグ釣法」について紹介します。

ザリガニを好んで捕食しているバスにはラバージグが効果的

撮影:筆者

元々、バス釣りのリグにはザリガニを意識して作られたテキサスリグがあります。
テキサスリグはテキサスシンカーをラインに通し、先端にオフセットフックとクロー系ワームの組み合わせで釣りをします。
ザリガニが付いていそうなカバーやボトム付近を探れるリグです。
ですが今回ご紹介するのは、よりボリュームのある動きを生み出せるラバージグについてです。
ラバージグは写真からも想像ができるように、モサモサとしたラバーが多く付いています。このラバーによって水中でナチュラルなアクションと共に、ザリガニが威嚇をするポーズや後方にバックして逃げる時のアクションを生み出せます。

このようにラバージグはテキサスリグよりも装飾のあるルアーで、ボトムのザリガニを主に捕食している個体に効果的です。

ラバージグを投げるためのタックルと主な種類について

次にラバージグを投げるためのタックルやラバージグの種類、そしてバスをより多く釣るために必要なトレーラーについて詳しくご紹介します。

ラバージグを投げるのに最適なタックルについて

ラバージグの重量はおおよそ3/8oz-3/4ozになります。
そのためラバージグを操作するのに必要なタックルは、同等の重さになるテキサスリグなどで使用するカバー用のタックルで十分です。
ロッドはベイトロッドのMH〜Hクラスが適合で、ベイトリールに巻くラインはフロロラインの14-20lbを目安に巻いておきましょう。
基本的にはご自身が使用している強めのタックルで十分に対応できます!

アーキーヘッドジグ

実はですがラバージグには主に2種類のヘッド形状をしたものがあります。
その一つであるアーキーヘッドジグはヘッドの先端が尖っており、カバーへ掛けても根掛かりをしにくいようにブラシガードがフック周辺に付いています。
ブラシガードとはとても硬い毛のことです。
フックが根掛かりをしてしまいそうな付近に付いてることで、剥き出しのフックが障害物に突き刺さらないようになっています。

ヘッド形状が尖っているため複雑なカバーなどでもすり抜け性能が高いラバージグです。

フットボールジグ

フットボールジグは主にオープンフィールドに向けてキャストが可能なリグで、硬めのハードボトムやベジテーションが群がるボトムを探るのに最適なジグです。ジグの形状は丸みを帯びていて、低重心なのが特徴的です。
アーキーヘッド・フットボールジグ共にフィールドの状況をチェックして、使い分けをしていきましょう。

ブラシガードは付いていないのでフッキング率はアーキー型のラバージグよりも高いですが、カバー周りは弱いので注意しましょう。

トレーラーを付けてよりリアルな動きを演出してみよう

ラバージグ単体でもザリガニの動きは演出できます。
ただし、フックにトレーラーワームと呼ばれるオプションでワームを取り付けるとより本物に近いシルエットが生み出せます。
トレーラーの種類としては主に以下のようになります。

  • クロー系ワーム
  • シャッド系ワーム

クロー系ワームはザリガニやエビなどの甲殻類を指し、シャッド系ワームは小魚を指します。
主に使用するのはクロー系ワームで、ハサミのあるワームであればザリガニと類似した姿形になるので特におすすめです。
フィッシュ系のトレーラーも有効的で、バスが小魚を捕食してそうな時に使いましょう。

ラバージグはアクションが重要!釣れるアクションでバスを釣ろう

最後は肝心なラバージグにおけるアクションの仕方についてです。ラバージグの醍醐味はこのアクションの仕方次第で釣果に左右される部分でもあります。
ラバージグをキャストしたらはじめに守りたいのは、しっかりとフォールさせてボトムに着底させるという点です。
ラバージグは重量のあるジグなのでバスに違和感を与えないためにも、しっかりとボトムを取ってからアクションを加えましょう。

ボトムに着底した後のアクション方法は様々です。

  • ボトムパンピング
  • ずる引き
  • ただ巻き
  • 一点シェイキング
  • カバーに掛けた状態で上下にシェイキング

上記のようにラバージグをボトムに着底させた後のアクションは多くあります。ボトムの形状や水深、バスの活性状況をみて動きを付けていきましょう。

ボトムパンピング

ボトムパンピングであれば浅場でザリガニを捕食しているバスに効果的で、サイトでバスの方向を確認しながらラバージグをボトムから素早く離してバイトを誘発します。
どんなルアーを投げても反応しないとき、驚くほどに好反応を示すことのあるアクションです。

ずる引き

ずる引きアクションは小石などが絡むハードボトムでザリガニがゆっくりと移動しているようなアクションを生み出せます。ロッドをゆっくりと上にあげながらボトムを感じ取りましょう。アタリはモゾモゾとロッドが絞り込まれるので、慌てずにラインを送ってからフッキングをしましょう。

ただ巻き

ただ巻きは、テールの付いているクロー系ワームや微波動アクションを生むシャッド系ワームを投げて巻くだけで、バスを寄せるパワーがあります。
ラバージグが巻いて釣れるのは意外ですが、ただ巻きにおいてはラバージグは存在感を示す役割を持たせます。ですので、ワームの釣れるアクションでバイトを誘うイメージになります。アタリは重量感のあるゴツンとした感じできます。

一点シェイキング

一点シェイキングは大きな岩やスタックする障害物にラバージグを掛けた状態でシェイキングします。ジグ部分が障害物にぶつかることで、周囲に音を発生させます。
この音に関心を持ったバスを食わせる方法があります。シェイキングした状態から少し強めにロッドに負荷を掛けてラバージグを障害物から外します。この外れた瞬間に、ラバージグが一瞬だけ逃げ狂うザリガニと勘違いして引ったくるようなバイトをしてきます。

カバーに掛けた状態で上下にシェイキング

最後にご紹介する方法はカバーフィッシングで応用できるアクション方法です。アシや折り重なっている枝木などにアーキーヘッド型のラバージグをキャストします。ボトムに着底したら周囲のバスを寄せるために、水面ギリギリまでラバージグを持ち上げてシェイキングします。反応がなかったら再びボトムまで落としてシェイキング。この上下の動きを繰り返すことで活性の高いバスがバイトしてきます。

ザリガニを見つけたらラバージグを投げてみよう!

撮影:筆者

今回はザリガニパターンにおけるラバージグの使用方法についてご紹介しました。春時期から夏にかけて各地のフィールドで繁殖しやすいザリガニは、夏の高水温でバテ気味の良型のバスが食べやすい捕食ターゲットです。障害物周りに強いラバージグやオープンフィールドを攻めやすいフットボール型のラバージグなど、フィールドの状況に応じて種類の使い分けもしたいところです。

普段の釣りスタイルでは全然バスが釣れない時、絶大な効果を発揮しパターンにハマることもあるのでおすすめですよ。

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