2020年も終わりに近づき、今年もついに新製品の発売時期に突入しました。これまでにも数々の優秀な製品を開発してきた、ダイワやシマノといったメーカーの新製品に注目している方も多いでしょう。
そして、今回ダイワから新たにジリオンSVTWがモデルチェンジし、新たに発売されることが発表されました!今回のジリオンはこれまでのものとは少し違うようです。
1タフバーサタイル「ジリオン」シリーズ
ジリオンは、初代が2006年に発売された約15年もの歴史をもつダイワを代表するベイトリールシリーズです。
その特徴はなんといっても高い耐久性能、長い間愛用し続けられるということです。
少し重ためのルアーを幅広く扱うことができるジリオンシリーズは、タフバーサタイルとして多くの人に親しまれてきました。
そんなジリオンシリーズに、2020年12月新たな仲間が加わります。
HYPERDRIVEデザイン、SV-BOOSTスプールといった最新技術を搭載した新たな21ジリオンSVTWは、これまでのモデルよりもさらに強く、そして長く愛用できること間違いありません。
21ジリオンSVTWは最新技術満載のジリオンシリーズ最高傑作
上記において、21ジリオンSVTWにはHYPERDRIVEデザイン、SV-BOOSTスプールといった最新技術が搭載されていると紹介しました。
この章では、その2つの最新技術について更に詳しく解説していきます。
HYPERDRIVEデザインによる耐久性アップ
HYPERDRIVEデザインとは初期性能が長く続くことを目指した設計思想のことで、2021年に新発売されるリールのメインとなる新技術です。
強く、軽く、滑らかなリールを実現するHYPERDRIVEデザインは以下の4つのパーツで採用されています。
HYPERDRIVEデジギア
デジギアはベイトリールにおいて最も巻き心地に直結するパーツです。
HYPERDRIVEデザインでは、このギアの歯を小さくするのではなく歯合い率をアップさせることによって、耐久性と滑らかさの両立を可能にしています。
HYPERダブルサポート
HYPERダブルサポートとは、ピニオンギアの両端を2つのボールベアリングで高精度に支持することで強く、軽く巻くことを可能にした駆動サポートシステムです。
これまでベアリングが無かった部分に入れることによって、全く違った巻き心地を実現しています。
HYPERアーマードハウジング
HYPERアーマードハウジングとは、ボディ素材、ボディ設計の技術のことです。
今回の21ジリオンSVTWでは、ボディ素材にアルミニウム合金を使用することで堅牢無比な強度を実現しています。
HYPERタフクラッチ
クラッチシステムは、これまで修理件数が多い部品でした。
そのクラッチシステムにもHYPERDRIVEデザインを採用することで、海水での使用においても高い耐久性の保持を可能にしています。
SV-BOOSTスプールでキャスト性能アップ
21ジリオンSVTWは、スプールも最新のものが使われています。SV-BOOSTスプールは、ダイワを代表するSVスプールを進化させたもので、さらにキャストがしやすくなっています。
具体的には、2段階のブレーキを採用し、これまでSVスプールのデメリットと言われてきたキャスト後半の伸びのなさが解決されています。
ブレーキが効いている感覚がないのにしっかり効いている気持ちの良いキャストは、あなたのキャスト精度を大幅に向上してくれるでしょう。
他にもダイワの誇る技術が惜しげもなく使用!
他にも、TWS(T-ウィングシステム)やアルティメットトーナメントドラグといったダイワを代表する技術が数多く使用されています。
もはやこれ以上のタフバーサタイルリールはないのではないかと思える程、豪華なスペックになっています。
1ローギアモデルからハイギアモデルまで幅広くラインナップ
今回そんな21ジリオンSVTWには以下のモデルがラインナップされています。
※()内はレフトハンドルモデルです。
モデル | 巻き取り長さ(㎝/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量 ナイロン(lb/m) |
---|---|---|---|
1000P(PL) | 59 | 5.5 | 14/45-90 16/40-80 |
1000(L) | 67 | 6.3 | 14/45-90 16/40-80 |
1000H(HL) | 75 | 7.1 | 14/45-90 16/40-80 |
1000XH(XHL) | 90 | 8.5 | 14/45-90 16/40-80 |
全モデル自重175g、スプール径34mm、最大ドラグ力5.0㎏となっています。
ローギアモデルからエクストラハイギアモデルまで幅広くラインナップされており、どんな釣りでも対応することが可能ですね。
特にXHモデルを使ってのカバー撃ちなどは、これまで以上にジリオンの良さを最大限に活かすことができるでしょう。
タフな21ジリオンSVTWはこんな釣りに最適!
以上ここまでで、21ジリオンSVTWの凄さを感じて頂けたかと思います。そんな21ジリオンSVTWですが、以下のような状況で特に活躍しそうです。
硬めのロッドに合わせてカバー撃ち
やはり21ジリオンSVTWを最大限に活かすことができるのは、硬めのロッドに合わせてカバー撃ちです。特にXHモデルを使ったカバー撃ちでは、手返し良く濃いカバーもどんどん攻めていくことができそうですね。
50アップを何本も強引に抜き上げてもびくともしないでしょう。
マグナムクラスを含むビッグベイト
続いて、21ジリオンSVTWで使いたいのはマグナムクラスを含むビッグベイトです。近年ビッグベイトが流行している傾向にあり、30㎝を超える大型のマグナムビッグベイトも増えてきています。
21ジリオンSVTWはそんなビッグベイトも安心してフルキャストできるリールです。ローギアモデルを使ってゆっくりと泳がしてみるのはどうでしょうか。
ソルトウォーターでの使用もGOOD
そして21ジリオンSVTWはソルトウォーターにも対応しています!
シーバスフィッシングなどのベイトリールを使うことが多い釣りはもちろん、さまざまなソルトルアーフィッシングに使用できそうです。
過酷な海での使用にも耐えられる耐久性をもつ21ジリオンSVTWは、本当に魅力的です。
121ジリオンSVTWをタフな相棒にしよう!
21ジリオンSVTWは、これまでもタフなリールとされてきたジリオンシリーズの中でもずば抜けて強い耐久性、そして長く使えるリールであることは間違いありません。
決して安くはないものだからこそ、長い間使えるのはうれしいことです。
2020年12月現在からネット予約がスタートし、店頭にも並ぶと思いますので、ぜひ21ジリオンSVTWをあなたの相棒にしてみてはいかがでしょうか。