エバーグリーン「Dゾーン」と言えば、スピナーベイトの釣りを簡単にしてくれた信頼度の高い人気ルアーです。
そんなDゾーンも2020年で20周年。今も変わらず多くのアングラーが愛用しています。Dゾーンの特徴やラインナップなどを紹介していきます。
1エバーグリーン「Dゾーン」の特徴
・Dゾーンと言えば独特な形状のワイヤーアーム
・限界まで細くしたワイヤーアームは諸刃の剣!?
・強烈な乱反射を起こすブレード
・Dゾーンのヘッドは低重心設計


エバーグリーン「Dゾーン」の特徴を4つピックアップ。Dゾーンが釣れる理由が分かります!
Dゾーンと言えば独特な形状のワイヤーアーム
エバーグリーン「Dゾーン」の最大の特徴と言えば何といっても、独特な形状のワイヤーアームです。
目につくのは弓のように弧を描いたワイヤーアームの形状ですが、かなり細くなっているのも特徴です。この部分が従来のスピナーベイトではなかなか見られないところであり、Dゾーンが釣れるキモの部分となっています。
Dゾーンは、ワイヤーアームを独特な形状に、そして細くしたことによって強烈なバイブレーションを起こします。高いアピール力で広範囲のバスを誘うことが可能です。
限界まで細くしたワイヤーアームは諸刃の剣!?
エバーグリーン「Dゾーン」のワイヤーアームは最大の特徴で釣れるキモの部分と前述しましたが、実はこの特徴が欠点にもなります。
やはり、ワイヤーアームが従来のスピナーベイトに比べるとかなり細いことからサイズの良いバスや何本もバスをかけると、曲がったり折れたりといったりということがあります。
ただ限界まで細く靭やかに作られた「Dゾーン」はワイヤーベイト特有のフッキング率の悪さを圧倒的に向上させることが出来ます。
正直、諸刃の剣のようなところがあります。気になる方は「ここぞという時にはDゾーン」といったように使い分けても良いでしょう。
強烈な乱反射を起こすブレード
エバーグリーン「Dゾーン」には水中で強烈な乱反射を起こすブレードが装着されているのも特徴です。これにより高いフラッシング効果でバスにアピールできます。
さらにはダブルウィローリーフタイプの場合、フロントにはタイトにバイブレーションするブレードが、リアにはワイドにバイブレーションする異なるブレードが装着されています。
サイズ感のある1匹のベイトフィッシュを演出できることから、ビッグバスのバイトが期待できます。
Dゾーンのヘッドは低重心設計
エバーグリーン「Dゾーン」はヘッドが低重心設定になっていることに加え、サイドに付いているエラが上手く水を流してくれることで、浮き上がりにくくなっています。
スピナーベイトは浮き上がりやすいものだとシャローメインで使うには良いですが使える幅が狭くなるので、アングラーとしては有難いポイントです。
また、浮き上がりが抑えられているスピナーベイトのほうがレンジキープもしやすいです。
エバーグリーン「Dゾーン」のラインナップ


次にエバーグリーン「Dゾーン」のラインナップを紹介していきます。
ブレードタイプ・重さ
TYPE | ブレードサイズ | WEIGHT |
---|---|---|
ダブルウィローリーフ | フロント#0・リア#1 | 3/8oz |
ダブルウィローリーフ | フロント#2・リア#3 | 1/2oz |
ダブルウィローリーフ | フロント#4・リア#5 | 3/4oz |
タンデムウィローリーフ | フロント#1 (インディアナ) リア#1 (ウィローリーフ) | 3/8oz |
タンデムウィローリーフ | フロント#2 (インディアナ)リア#3 (ウィローリーフ) | 1/2oz |
エバーグリーン「Dゾーン」のブレードタイプは2種類です。ダブルウィローリーフとタンデムウィローリーフが用意されています。
ダブルウィローリーフは、高いフラッシング効果で広範囲のバスにアピールしたい際に。タンデムウィローリーフはバイブレーションが強くなることからよりゆっくり引きたい時におすすめです。
重さは、ダブルウィローリーフが3/8ozと1/2oz、3/4oz。タンデムウィローリーフが3/8ozと1/2ozです。フィールドの水深などに合わせて使い分けると良いでしょう。
カラー
エバーグリーン「Dゾーン」は定番カラーから他ではあまり見られないようなカラーまでカラーラインナップが非常に豊富です。上記エバーグリーンの公式サイトのDゾーン商品ページでチェックしていみてください!今回特にオススメのはカラーを紹介します!
山下健二郎氏との限定コラボカラーも話題に!
また、エバーグリーン「Dゾーン」は10月上旬に山下健二郎氏との限定コラボカラーがリリースされ話題となりました。好評から追加生産も決定しています。
ラインナップは明滅カラーが特徴のフリッカーチャートと、ピンクがポイントであしらわれたシャッド系カラーのクールベイトの2種類です。
1エバーグリーン「Dゾーン」のダウンサイジングモデルも釣れ釣れ!
エバーグリーン「Dゾーンフライ」はDゾーンのダウンサイジングモデルです。Dゾーンよりも一回り小さくバスにとってまさに一口サイズとなっています。
バスの活性が低い時や、バスのアベレージサイズが小さい時に威力を発揮します。
エバーグリーン「Dゾーン」は釣れる要素がぎっしり詰まったルアー!
エバーグリーン「Dゾーン」は、釣れる要素がぎっしり詰まった完成度が高いスピナーベイトです。
そのため、スピナーベイトでまだバスを釣ったとがないといった方にもおすすめです。
かくいう筆者である私も、スピナーベイトでの初バスはDゾーンでした。当時はDゾーンが発売された当初でしたが、「巻くだけでこんなに釣れるんだ」と感動したのを覚えています。
耐久性が弱いという欠点はありますがそれを補って余りあるものがDゾーンにはあります。初心者の方にも絶対におすすめのルアーです。