「うなぎ釣りを始めてみたけど、思ったように反応が得られない」

「夜釣りのうなぎ狙いで、具体的なポイント選びについて知りたい」

こんなお悩みはありませんか?事実、うなぎ釣りにおいてポイント選びはもっとも大切であると言っても過言ではないです。

というのも、身を隠す習性のあるうなぎは、鯉やヘラブナなどのように視認することは難しいですよね。そこで、当記事ではうなぎ釣りにおいて目安となるポイントについて詳しく解説します。

どんなポイントにうなぎが生息しているのか?そして、うなぎを見つけ出すためのコツについて詳しく解説します。

少しでもうなぎのヒット率をあげたい方は、参考にしてみてくださいね。

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うなぎの生息環境を把握することでポイントも分析できる!

撮影:筆者

まず、日中においてうなぎを目視で確認することは非常に難しいです。これは、うなぎが夜行性の魚で日中は水中で暗所となる障害物等でジッとしていることが多いためです。

そして、夜間になると周辺の障害物から出てきてエサを追い求めて動き回ります。また、砂泥や小石のある浅場にまで泳いでエサを探し求めている時もあるぐらいです。

このように、うなぎを釣るためには、確率的にうなぎが居そうなポイントを絞って釣りをするのがおすすめです。

ここからは、うなぎが釣れそうなポイントについて詳しく解説します。

隠れ場所となるポイントは多数あるか?

撮影:筆者

第一に、うなぎが好みそうな障害物は多くあるかどうかについてチェックしておきたいです。

例えば、

  • 岸際のエグれ
  • テトラポッド
  • 沿岸沿いに敷かれた石畳
  • シェードとなっている水生植物
  • エグれのできている岸際の護岸

などです。

これらのポイントは、いずれもうなぎが身を寄せられる環境でもあることからも釣りやすいです。

その上、水辺に立って目の前にあるちょっとした障害物の周辺にうなぎが居着いていることが多いです。少しでも陰となるポイントがあるなら、うなぎがいる可能性があると見込んでおきましょう。

どんなエサをメインで捕食しているか?

うなぎのポイント探しをする際に、どんなエサを捕食しているかについて事前リサーチしておきたいです。

これは、うなぎがメインとして捕食しているエサを把握しておくことで、回ってくるポイントを大まかに推測できるためです。
例えば、テナガエビやカニ、ヌマエビなどが多く見受けられるポイントでは、護岸エリアや砂泥のあるポイントにうなぎも入ってきやすいです。

他方、小場所の水路等で虫などが漂流(主にミミズ)するポイントといえば、「流れ込み+岸際」などの複合的要素となります。

アンコウ
アンコウ

うなぎが捕食しているだろうエサを把握した上で、ポイントを逆算して割り出すのも効率の良いうなぎの探し方ですよ!

底質と水深をチェック!基本は浅場を探る

撮影:筆者
  • 砂泥
  • 10cmクラスの石がゴロゴロしている
  • コンクリートブロックが入り組んでいる
  • 水生植物が混じっている水底

うなぎを釣る際、水底の状況を把握しておくことは非常に大切です。

障害物以外にも、底質の状況によってうなぎが入りやすいポイントとそうでないポイントがあります。上記の項目で取りあげたポイントはうなぎが好みやすく、エサを求めて回遊してきやすいと把握しておきましょう。

その他:うなぎが付きやすいポイントについて

最後に、一般的にうなぎが潜むのにマッチしている条件のポイントについてご紹介します。

  • 橋脚周り
  • 河口周辺
  • 夜間における流れ込み等

橋脚の周辺は、流れが強く当たりやすいことからも深くエグれている場合があります。うなぎにとっても身を寄せやすい安全なポイントであることから、身を寄せやすいポイントの一つになります。

また、海水域でも生息できるうなぎは河口周辺でもよく釣れるターゲットです。河口には多様な魚が集まってきやすいので、五目釣り感覚でうなぎ釣りを楽しめる魅力があります。

さらに、夜間における流れ込みではうなぎが出てくる場合があります。夜間に出現するうなぎは、活性の高い個体なので、ヒットする可能性も十分に高いと考えられます。

うなぎの生息していそうなポイントを見つけて釣果アップ!

撮影:筆者

今回は、うなぎが生息していそうなポイントについて詳しく解説しました。

うなぎ釣りをする上で最大の悩みは、本当にうなぎが生息しているのか不安が残る点です。どうしても、うなぎが生息しているかどうか、分からないと釣りをしていても自信が持てないです。

ですが、上記でご紹介したポイントはうなぎが居つきやすい条件の揃ったポイントでもあります。ぜひ、うなぎ釣りをする際の参考にしてみてくださいね!

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