最近めっきり見かけなくなったチューブワーム。「今もバリバリにフィールドで使っている」という方はそうはいないでしょう。
しかしながら、実はチューブワームは多くのメリットがあることから、アングラーにとっては使い勝手抜群な釣れるワームと言えます。
そこで当記事では、そんなチューブワームの良いところを5つピックアップしました。
当記事を見ればチューブワームのとりこになるはず!?チューブワームを試したことがないという方はぜひご覧ください。
チューブワームとは?

チューブワームは、シンプルな円筒形のボディにスカートが付いたワームです。
特徴は、何といってもボディが中空となっている点で、これにより浮力を活かしたアクションが可能となります。
近年ではアングラーの使用頻度が減ったこともあり、ショップではなかなか見なくなりましたが、バスフィッシングの本場であるアメリカでは信頼度の高いワームとしてアングラーに愛されています。
チューブワームの良いところ5選!
1.チューブワームはバスの鼻先でアクションできる
チューブワームは簡単にバスの鼻先でアクションできるのは大きな魅力です。
チューブワームをダウンショットリグにセットすれば、浮力を活かしてバスの鼻先でじらすように1点シェイクすることが可能ですし、スプリットショットリグにセットすれば、リフト&フォールでフワフワ~とナチュラルに誘うことができます。
チューブワームは、底から少し浮いた状態でサスペンドするバスが多くなる春や、バスが低活性となっている場合などに有効と言えます。
2.ジグヘッドリグならダートアクションやスパイラルフォールも
チューブワームをジグヘッドリグにセットすれば独特なアクションでバスにアピールすることが可能です。
チョンチョンと素早くロッドを小刻みに煽ればダートアクションとなり、チューブワームに不規則な動きを加えることができますし、フォールをさせればスパイラルフォールとなり、チューブワームはらせん状に弧を描きながら沈んでいきます。
このように、他のワームでは演出することが難しいアクションが可能となるのがチューブワームの強みであり良いところです。
3.チューブワームはフックアップしやすい
チューブワームはフックアップしやすい点も良いところです。
チューブワームの大きな特徴である中空ボディは、バスのバイトがあれば良い具合にフニャと潰れてくれるため、フックポイントがバスの上顎にかかりやすくなります。
したがって、チューブワームは、「バスのバイトはあるけどなかなかフックアップしない」という状況を始め、一つのバイトをしっかりモノにしたい冬の低水温時、さらにはハイプレッシャーが慢性化しているフィールドなどでも有効です。
4.チューブワームはすり抜けが良い
チューブワームは、すり抜けが良い点も忘れてはなりません。
ボディ形状が非常にシンプルかつサイズもコンパクトなため、すり抜けが良くカバー撃ちに適していると言えます。
テールがあったり他のパーツがあると絡んでしまうような、ゴミだまりやアシの中といったカバーでも非常に使いやすくおすすめです。
また、前述したようにフックアップしやすいのもメリットです。したがってチューブワームは、根がかりしづらいのにフッキング性能は抜群というアングラーにとっては嬉しい要素を多く兼ね備えたワームと言えます。
5.チューブワームはプレッシャーが高いフィールドでおすすめ
チューブワームを現役で使用しているアングラーはそう多くはないため、バスはチューブワームに見慣れていません。
したがって、フィールドで何をやってもダメといった時に奥の手としてチューブワームを使ってみるのもおすすめです。
特にプレッシャーが高いフィールドでは、バスは多くのルアーを目にすることでルアーに警戒心を持ってしまいます。そんな状況では周りのアングラーが使用していないルアーをあえて使用してみるのも打開策としては面白い方法です。
チューブワームは元々実績のあるワームなので、試してみる価値は十分にあります。
筆者厳選!おすすめチューブワーム
1.TEN FEET UNDER(10フィートアンダー) チューブル
チューブルは、アメリカのトーナメントで活躍するイヨケンがプロデュースしたチューブワームです。すり抜けが良いためカバーでのフリッピング用としてばっちりです。
また、ボディが楕円となっており、よりフックアップしやすく改良されているのもポイントです。
2.deps(デプス) チューブリンガー
チューブリンガーは、特異なボディ形状が多くのメリットをもらたらす個性派チューブワームです。
一際目立つ2本のアームが、ジグヘッドリグにセットした際はフックガードの役割となってくれますし、テキサスリグであれば水中で揺らめきバスにアピールします。
チューブワームの釣りの幅を広げてくれます。
チューブワームで良い思いをするなら今!
チューブワームは、バスの鼻先で簡単にアクションできることに加え、フッキング性能やスナッグレス性能も抜群と、何かと使い勝手が良くアングラーにとって有難いワームと言えます。
現在では、使用するアングラーが少なくなってしまいましたが元々釣れるポテンシャルを多く秘めたワームのため、試したことが無いという方は一度試してみるのもおすすめです。
そして試すなら今です。バス釣りは、ルアーやメソッドが人気になると皆が使い出し釣れなくなる傾向があります。いつまたチューブワームの人気が再燃するか分かりません。良い思いをするなら今のうちです。