北海道に移住してから暫く、私達は相変わらず管理釣りに通っていました。
なぜなら、自然の中での釣りの知識が全くなく、友達もいなかったので機会がなかったのです(´・_・`)。
1年目の夏に千載一遇のチャンスを掴み、フライフィッシングで初めての渓流デビューをしたお話をしたいと思います。

渓流釣りの先生との出会い

7月初旬、私のフライフィッシングの大先生からメールで「今度、北海道の釣り友達を紹介するから、一緒に釣りに行って来て!」と言われ、名前と電話番号を教えて頂きました。「今、渓流の良い季節なので、渓流釣りに行きませんか?」と誘われ、北海道の大自然の中で私達が「渓流釣りの基本の基本」を教えて頂く貴重な機会となりました。

後日、釣り場近くのコンビニに早朝4時に待ち合わせです。
ドキドキしながらコンビニに着くと1台の車が止まっており、窓をそっと覗くと一礼してニコニコした顔で彼が車を降りてきてくれました。

先生:「初めまして、今日はどうぞよろしくお願いします!」
Shimahata:「初めてですがどうぞよろしくお願い致します!」

挨拶を交わし、いざ先生にお会いしてみると私と年齢が近く、とても話しやすい方でした。
対面するまでの緊張感はほぐれましたが、今日は 初めての自然渓流釣り です。
一体、どんな釣りになるのか想像もつきませんがワクワク感が高まります。先生の車の後を追い、釣り場を目指しました。

自然での実釣に大苦戦

先生は、初心者の私達の事を考えて尻別川支流の歩き易い場所からスタートしてくれました。
初めてウェーダーを履いて、川を歩いたのですが、ウェーダーの上から感じる水圧と歩きづらさ、滑る川底の石で何度もつまずきそうになりました。

先生の教え

先生から「川を渡る時は下流に向かって歩きましょう」と教えられました。
また歩き慣れない為、つい水音が大きくなり「静かにゆっくり歩いてください!魚に気づかれてしまいますよ!」と何度も注意されながら川を進みました。

ようやく水面がポワーンポワーンと円を描くライズを見つけて、先生が「あそこに魚います!」と指を差しました。聞いた瞬間、ドキドキ感が一気に高まりましたが、その方向をよく見ると…

木の枝が水面3〜4mくらい上にありライズを覆っていました。
「え!?あの木の下にどうやってキャスティングするの?」と体が硬直してしまいました。

キャスティングする私

3人でライズから5~7m離れた場所に立ちましたが、「ここからライズの1~2m先にキャスティングしてください。後ろに木があるので注意しながらしてくださいね」と私達にとっては経験のない難易度の高い事をサラッと言われて、お互い目を合わせました。

「先生、まずお手本をお願いします!」と言って、先生のキャスティングを拝見しました。先生は、難なく木の下へ狙い通りにフライを落としました。やはり、私のフライフィッシングの大先生とお友達なだけあり、とても上手なキャスティングです。先生は、あっさりと山女魚を釣り上げランディングします。

「まだ、ここに1,2匹はいると思いますので、どうぞ次にやってみてください」と言われて、私たちは交代交代で必死にキャスティングするのですがその度に、フライを何度も後ろの木、脇の木に引っ掛けて毎回、先生が木からフライを回収してくれました。
フライが無くなった時は、ティペットやリーダーを結び直したり、フライを付けて頂く事の繰り返しで、殆どまともなキャスティングが出来ず…。
ようやく何回かまともなキャスティングが出来た頃には、魚の反応は無くなっていました( ;∀;)

こんな状態で次々とポイントを進み、懸命に頑張りましたが、キャスティング時間よりフライを結んでいる時間の方が圧倒的に長く「魚釣り」ではなく「フライ結び」に来たと言う恥ずかしい結果となりました。
しかし、先生は「初めてなのだから仕方ないですよ!」と私達を気遣ってくださり、励ましの言葉を何度も頂きました。

奇跡の一匹。

次に長流川の支流へ移動して、先生のご迷惑にならないように別行動を取り、相方は何とか奇跡の1匹をキャッチ。

釣りが終わって合流し「先生は何匹釣ったのですか?」と聞くと「何とか5,6匹ですね」とのお返事。その数に衝撃を受けました!
私達はライズのある場所でしか魚を見つけられないのに、この場所のどこにそんなに魚がいるのか全く分からないのです。

自然の中のポイント毎に異なる木々の位置、障害物を避けて狙った場所への正確なキャスティング魚のいる場所の見つけ方の難しさを痛感した1日になりました(´;ω;`)

渓流釣り!あると便利なアイテム紹介

お役立ち!先生からのお薦めアイテム

渓流で偏向サングラスをかけていると虫が頻繁に目に飛んできます。
その時、「ハッカスプレー」を帽子のつばや首回り等に吹き付ける事を先生に教えて頂きました。
スースーして効果抜群です!ハッカと言うのがとても北海道らしいと感じました(^_^)

もう一つがウェーダーです。私達は知識がなかったので、最初に釣具屋さんで靴と一体型のウェーダーを購入しましたが、先生から「ウェーダーと靴は別々の方が歩き易く、素材は通気性が良いゴアテックスが良いです」と教えて頂きました。

北海道の渓流で必携のアイテムはこちら⬇︎

最後に、これは北海道で渓流釣りをする方への重要なアドバイスです。
渓流釣りの重要アイテムとして「熊鈴」「熊除けスプレー」「爆竹」を必ず携帯して頂きたいです。

爆竹は、入渓する前やある一定時間を経過したら必ず鳴らすようにしてください。毎年、夏の渓流釣りで熊に襲われて亡くなる方もいらっしゃいますのでご注意ください!命あっての釣りです!

熊鈴

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熊スプレー

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爆竹

初めての渓流釣行を終えて

渓流釣りは、自然の地形に合わせた釣りなので管釣りとは全く別世界でした。
釣れるようになるには川の歩き方、川の流れの読み方、距離を調整したキャスティング、障害物を避けてフライを落とすテクニック、フライの自然な流し方、魚の見つけ方が重要です。

私の経験則ですが釣れるようになるには、とにかく場数を踏むこと、シングルハンドのキャスティング練習が大切です。みなさんも頑張ってください!