アイキャッチ画像出典:ダイワ

釣り具の代表格といえばロッドとリールの2つですが、どちらもある程度の価格帯にならないと性能が気になるという方も多いのではないでしょうか。

釣具店のワゴンに売られている様なリールは価格は非常に安くなっていますが、釣りに慣れている方が使うには物足りない性能となっている事がほとんどです。

もちろん、サビキ釣りや胴突き仕掛けといったシンプルな釣りには問題なく使用できますが、不意に大物が掛かってしまうとリールに歪みが生じて破損に繋がるという事も珍しくありません。

ある程度の性能は欲しいけど価格が厳しい、釣具店に行ってリールを探してみても価格が意外と高い、初心者でそもそもどのリールからがある程度の性能を持っているのか分からない、といった悩みをお持ちの方に、ぜひ使って頂きたいリールがあります。

それが、今回ご紹介するダイワのクレストLTです。クレストは、ダイワの数あるリールの中でも価格帯が低い位置に属しており、初心者向けの言わばエントリーモデルとして人気が高いリールです。

そんなクレストが、ダイワの革新的技術を詰め込んだLTモデルとして生まれ変わりました。

LTモデルとなって性能が大幅にアップしても価格帯が大幅に上がるという様な事はありませんので、初心者の方に安心してお使い頂けます。

今回は、そんな初心者の強い味方であるクレストLTについてご紹介します。中々良いリールが見つからなくて困っていたというアングラーの皆様は必見の内容なので、ぜひチェックしてくださいね。

それでは早速チェックしていきましょう。

クレストLTはどんなリールなのか

出典:pixabay

クレストLTは、2020年7月に販売されたばかりのLTシリーズのスピニングリールです。クレストLTの魅力は何といっても価格の安さで、これから釣りを始めたいという初心者の方でも手を出しやすい価格に設定されています。

クレストLTの嬉しいポイントは、価格が安いからといっても性能が低いというものではないという点です。

初心者向けリールにありがちな、価格は低くて性能も低いといった今までの常識を覆す性能となっており、サビキ釣りからルアー釣りまでなんでもこなす事が出来る性能を秘めています。

また、クレストLTにはライトゲームなどで使用される2000番から、ショアジギングなどでも使用する事が出来る6000番までの幅広いラインナップがあるので、ライトゲームを始めてみたい、シーバスゲームを始めてみたい、チニングを始めてみたい、ショアジギングを始めてみたい、といった様々なアングラーのニーズに応える事が出来ます。

3000番でも240gという軽さを誇っているので、LTコンセプトの軽くてタフという思想もしっかり受け継いでいます。

これだけ魅力的な性能を秘めていても実売価格はおおよそ5000円代という破格の安さなので、様々な釣りにチャレンジしてみたいという方にも非常におすすめです。

ここまでクレストLTの魅力についてご紹介しましたが、以下からはクレストLTの気になる性能面について詳しくご紹介します。

知れば知るほど欲しくなる魅力満載のクレストLTについてご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

クレストの性能を底上げしているLTコンセプト

出典:ダイワ

クレストの名前の末尾にはLTという名前が付いていますが、これはLTコンセプトが由来となっています。

LTコンセプトとは、軽くてタフという本来ならば実現が難しい事をやってのけるコンセプトの事で、リールを軽くしてさらに強くするという夢の様な技術です。

筆者も初めてLTコンセプトのリールを持った時の感想は、とにかく軽いの一言に尽きました。

リールが軽いと様々なメリットがあり、実釣時の疲労の軽減やロッドアクションを快適に行いやすくする、感度が上がるといった嬉しいものばかりです。

それが今回のクレストLTにも採用されているとなると、技術の革新を感じてしまいますね。

LTコンセプトのもう一つの意味をなすタフの部分ですが、こちらに関しても実釣時で強さを感じさせてくれました。

アジや小サバといった小物を相手にしている時は分かりにくいですが、ツバスやタチウオといったそれなりに引きの強い魚を掛けた時にはっきりと分かりました。

安いリールであればリール全体が歪み、ハンドルまでもがぐにゃっとしてしまっていましたが、LTコンセプトのリールにそんな事はありません。

高剛性を売りとしているセルテートの様に歪みを全く感じられないという程の強さがあるという訳ではありませんが、リール全体がしっかりと剛性感溢れる作りになっており、歪みから生じるパワーロスもほとんど感じませんでした。

軽くて強いLTコンセプトが搭載されたクレストLTは、これから釣りを始める初心者の方の強い味方となってくれる事間違いありませんよ。

必要以上にラインを出さないATDドラグ

出典:ダイワ

スピニングリールの重要な性能の一つとされるのが、ドラグの性能です。ドラグは、魚の強い引きに合わせてラインを送り出す事でラインブレイクを防ぐ重要な機構です。

そのドラグの性能が低いとラインをスムーズに送り出す事が出来ないだけでなく、ラインが出たとしてもいつまでもラインが出続けてしまい魚を止める事が出来ないといった事態を招いてしまいます。

必要最低限のラインを送り出す事でラインブレイクを防ぎつつ、魚を止める事が出来るのがクレストLTに武装されているATDドラグです。

ATDドラグは今となってはダイワの代表的ドラグとなっていますが、その性能面は非常に高いです。

ATDドラグは性能の高いドラグとなっていますが、初心者にこそおすすめなポイントが一つあります。

それは、細かなドラグ設定が不要であるというポイントです。ドラグ設定はドラグノブの微調整によって決めなければいけませんが、ATDドラグはそこまで細かな設定をしなくてもドラグが勝手に仕事をしてくれるという素晴らしい機構を備えています。

オートマチックに仕事をするドラグなので略してATDドラグとなっていますが、このドラグは初心者のみならずベテランアングラーにとっても心強い存在となっています。

筆者もATDドラグが搭載されたリールを愛用していますが、PEライン0.4号という非常に細いラインを使っていてもハマチをキャッチする事が出来ました。

使っていた時の感想としては、出すべき時はしっかりとラインを出して出さない所はきっちりと止めるというものでした。

ATDドラグが搭載される前のリールでハマチよりも小さいツバスを掛けた事がありますが、いつまでもラインが出続けて苦戦した覚えがあります。

ドラグの性能一つでリールの性能というものはここまで上がるのかと、感動した事を今でも鮮明に覚えています。

低価格帯でATDドラグが搭載されたリールを使う事が出来る方々を、心から羨ましく思います。

飛距離を稼いでトラブルレスなLC-ABS

出典:ダイワ

クレストLTのスプールには、LC-ABSというものが採用されています。LC-ABSとは、飛距離をより稼ぎやすくする作りになったスプールの事で、かつトラブルも起こりにくくなった夢の様なスプールです。

飛距離を稼ぐ事が出来る様になる事で、今までは届かなかった場所にまで仕掛けやルアーを飛ばす事が出来る様になりますし、考え方を変えれば今までよりも少ない力で今までの限界ポイントにまでキャストする事が出来る様になります。

海釣りにおいては、仕掛けやルアーを少しでも遠くに飛ばす事が出来る様になるという事は、他のアングラーよりもより広いエリアを探る事が出来る様になるという事になりますし、根魚などであればまだ誰も手を付けていないポイントを探る事が出来る様になります。

それだけ、海釣りにおいては飛距離を稼ぐ事は重要なポイントです。またLC-ABSにはもう一つ顔があり、それはライントラブルを抑制してくれるという顔です。

ベイトリールなどではバックラッシュという代表的なライントラブルがありますが、スピニングリールにおいてもライントラブルは少なからず発生します。

ベイトリールよりも起こりにくいライントラブルですが、LC-ABSによってさらにライントラブルが起こりにくくなっています。

飛距離を稼ぎつつもライントラブルを防ぐという一石二鳥なLC-ABSが搭載されているクレストLTは、抜群の性能を秘めていますね。

特に、初心者の方はタックルの扱いになれておらず、ライントラブルを起こしてしまいがちなのでLC-ABSの存在は非常に大きいものとなっています。

トラブルを引き起こさないためのストッパーレスボディ

出典:ダイワ

スピニングリールにはボディの下部にストッパーレバーというものが装着されており、レバーをオフにするとハンドルが逆回転するという作りになっています。

イメージ的にはレバーブレーキリールの様な動きになりますが、実釣でストッパーレバーを使用する事はほとんどありません。

また、見えにくい位置にあるためストッパーレバーがオフになっている事に気付かず、いきなりハンドルが逆転してライントラブルを引き起こしてしまうという様な事もあります。

そうなってしまうとストレスに感じてしまいますし、時合いを逃してしまう事も多々あります。

そうならないために、クレストLTにはストッパーレバーが廃止されたボディを採用しています。

ストッパーレスボディになった事でトラブルが起こる事もなくなり、さらにストッパーレバーの部分から海水が入るといった事もなくなるので、高い防水性・防塵性を得る事が出来ます。

初心者にとってはストッパーレバーがあるよりも、高い防水性・防塵性がある方が確実に大きなメリットとなりますし、メンテナンスも行いやすくなります。

ストッパーレスボディが採用されているものはそこまで多くないため、クレストLTというエントリーモデルにストッパーレスボディが採用されている事は実はすごい事です。

低価格帯でありながらも高い防水性・防塵性を得ているクレストLTは、間違いなく初心者アングラーの強い味方となってくれますよ。

ラインのヨレをしっかりと抑制するツイストバスターⅡ

スピニングリールはベイトリールと違ってラインをラインローラーで転がしてスプールに巻き取っていくため、どうしてもラインにヨレが生じてしまいます。

ラインにヨレが生じてしまうとラインの寿命は縮みますし、ライントラブルの原因にもなってしまいます。

スピニングリールの構造上避けては通れないと言われてきたため、スピニングリールの宿命として多くのアングラーが我慢してきました。

しかし、ダイワはツイストバスターⅡという技術を使って、ラインのヨレをしっかりと抑制する事に成功しました。

ラインローラーにテーパーをかけて転がす事でラインのヨレを抑制する仕組みとなっており、ラインのヨレを抑制していつまでも快適な状態で釣りを楽しむ事が出来ますよ。

100%完全に糸ヨレを抑えるという訳ではありませんが、今までの糸ヨレを経験しているアングラーの方が使えば、ツイストバスターⅡがいかに高性能なのかを実感して頂く事が出来ますよ。

目に見えにくい所にもしっかりとこだわりを持っているダイワだからこそ、出来る事だと言えますね。

剛性感溢れる鋳造アルミスプール

スピニングリールのラインが巻かれている部分の事をスプールと言いますが、スプールはリールの剛性、重量を決める上で重要な役割を担っています。

スプールが樹脂などで出来ていれば強い引きに耐えられず歪んでしまったりと良い事がありませんが、クレストLTのスプールにはアルミで出来たスプールが搭載されています。

アルミは軽くて強い素材であるため剛性にも富んでおり、軽さも得られるためスプールの素材としては非常に優秀です。

そんなアルミで出来た軽くて強いスプールがクレストLTに搭載されているという事は、ダイワの本気を感じてしまいます。

低価格帯だから性能はそこまで気にしなくていいだろう、初心者には分からないから適当な素材でいいだろう、といった事を一切せずに、エントリーモデルでもここまでの性能をつぎ込んできたダイワには本当に驚かされます。

アルミスプールは見た目にも美しい素材なので、しっかりと手入れをしてあげればいつまでもピカピカと輝く美しい姿を見せてくれます。

安くて強い、軽い、美しいという素晴らしい要素を秘めたクレストLTの鋳造アルミスプールは、きっと多くのアングラーを虜にさせてくれますよ。

リールの心臓部であるギアにもこだわったタフデジギア

スピニングリールやベイトリールにはギアが組み込まれており、ギアはリールの性能を大きく左右するパーツとなっています。

ギアには弱いものもあれば強いものもあり、弱いものであれば大物が掛かった際に簡単に歯が欠けてしまったり、力をしっかりと伝える事が出来ないといった一面があります。

逆に、強いギアであれば大物が掛かっても簡単に歯は欠けずに、力をしっかりと伝える事が出来ます。

ギアが欠けてしまうとゴリゴリとした巻き感になってしまいますし、リールの破損にも繋がってしまいます。

そうならないためには強いギアをリールに搭載する必要がありますが、低価格帯のリールには中々搭載されていないのが実情です。

しかし、クレストLTはLTコンセプトによってタフな一面を得る事が出来ているので、タフデジギアという屈強なギアを取り入れています。

タフデジギアの恩恵を受けて、大物が掛かっても安心できるギアの強さや精密に作られたギアによって得られるパワーの伝達力など、様々な力を得ています。

筆者もタフデジギアが搭載されたリールを使用していますが、タフデジギアが搭載される前のリールと比べても確実に強くなっていますし、長持ちする様になったと感じています。

筆者はワインドやショアジギングなどタフな使い方をする事が多いですが、激しい使い込みをしてもギアに違和感を感じる事はありませんし、へたってきたとも感じていません。

そんな強いタフデジギアが搭載されているクレストLTは、非常に贅沢な作りになっているといっても過言ではありませんよ。

クレストLTを買うならこんな番手がおすすめ

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クレストLTの性能面についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。低価格帯のエントリーモデルでありながらも高い性能を有するクレストLTは、きっと多くのアングラーの強い味方となってくれます。

性能面を知って欲しくなった方も多いと思いますが、クレストLTには非常に豊富なラインナップがあるためどれを選べば良いのか分からないという方もいますよね。

番手選びに悩んでいる方は、まずどんな釣法を楽しみたいのかを考える事が大切です。

エサ釣りであればサビキ釣りやフカセ釣り、ルアー釣りであればライトゲームやシーバスゲーム、ショアジギングなど様々な釣法がありますが、どんな釣法をしたいのかによって番手は大きく変わってきます。

ライトゲームを楽しむために6000番のリールを買っても大きすぎますし、ショアジギングを楽しむために2000番を買っても小さすぎます。

サビキ釣りを楽しみたい方はLT4000~LT5000番がおすすめで、LT5000番であればショアジギングも楽しむ事が出来るラインキャパシティがあります。

ラインの下巻きを行えばライトショアジギングにも使用する事が出来るので、LT5000番は筆者的にもおすすめの番手となっています。

ナイロンライン2号を基準にフカセ釣りを楽しみたい方はLT3000番がおすすめとなっており、シーバスゲームやタチウオのワインドなども楽しむ事が出来る番手となっています。

大型の魚を狙うよりも小型から中型までの魚を狙いたいという方にとっては、LT3000番がベストマッチとなっていますよ。

胴突き仕掛けやライトゲームなど、軽い仕掛けやルアーを使用したいという方は迷わずLT2000番を選ぶ事がおすすめです。

胴突き仕掛けはいざとなれば他の番手でも出来ますが、ライトゲームに関してはリールの軽さが命になりますので、必ずLT2000番を選びましょう。

筆者も他のモデルのLT2000番を使用していますが、小型のサイズであってもパワーはきちんとありますし、使用していて不満に思った事は何もありません。

クレストLTの中で最も大きい番手のLT6000番ですが、こちらは本気のショアジギングを楽しみたい方におすすめの番手です。

2.5号のPEラインを300m巻く事が出来るラインキャパシティを有しているので、太いラインで大物を狙いたいという方には最適となっています。

また、投げ釣りやカゴ釣りなどを楽しみたい方にもおすすめの番手となっているので、重い仕掛けやルアーを使用したいという方はLT6000番をぜひ使ってみてくださいね。

お気に入りのクレストLTを使って釣りをとことん楽しもう!

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クレストLTの魅力についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

クレストLTの魅力はたくさんありますが、何といっても価格の安さが大きな魅力となっています。

これから釣りを始めたい方やサブリールを探している方、少ないお小遣いで少しでも良いリールが欲しいという方、これらの方々にはクレストLTがきっと大きな助けとなってくれます。

LTコンセプトによって生まれ変わったクレストLTは、今までのクレストとは比べ物にならないほどの性能を秘めているので、気になる方は是非一度釣具店の店頭で触ってみてください。

ダイワの本気が詰まったクレストLTの凄さを、手に取った瞬間に感じて頂けると思っております。

釣りに興味を持ったお子様のプレゼントとしても最適ですし、釣りデビューをしたい友人へのプレゼントにもおすすめです。

接待用のレンタルリールとして購入されても、きっと大活躍する事間違いなしです。

低価格帯でも高性能なリールが手に入る様になった今、たくさんの方がアングラーとしでデビューしてくれる事を心から祈っております。

お気に入りのクレストLTを使って初めて釣り上げる一匹はきっと思い出に残りますし、長い間アングラーの強力な武器として活躍してくれます。

価格が安い事もあり、他の釣法にチャレンジしてみたくなっても気軽に購入する事が出来るので、ぜひ多くの釣法にもチャレンジして欲しいと筆者は思います。

釣法それぞれに違った面白さがありますし、時期によって釣法を使い分ける必要も出てきます。

釣りは非常に奥深いもので難しいものでもありますが、まずはクレストLTを使って釣りの楽しさ、面白さを存分に感じてくださいね。

少しずつ上達していけば、いつかはメモリアルフィッシュとなる大物を釣り上げる事も可能になりますよ。

ぜひ、本記事を読んで頂いた皆様も、クレストLTを使って釣りをとことん楽しんでくださいね。

釣りをする際はライフジャケットの着用を徹底し、安全な状態で釣りを楽しんでくださいね。