シーバス釣りは護岸際がおすすめ?護岸のシーバスを釣るポイントを解説

「シーバス釣りを始めたけど、釣れるポイントの見極めが難しい」

「護岸ポイントってよく釣れるって聞くけど、おすすめなルアー・ワームってあるのかな?」

アーバンフィッシングや河川、堤防などでシーバスを狙っている方で護岸沿いを狙うことはしばしばあると思います。
しかし、護岸との高さがあったり、障壁があることでイマイチ狙い方が分からないことも多いです。
そこで、護岸際のシーバスを釣る方法について詳しく解説します。

よくあるポイントである護岸攻略を抑えることで、適切なルアー選択から誘いを入れられるようになりますよ!

目次

シーバスは護岸についている?

撮影:筆者

釣りをしているだけではシーバスの姿を視認するのは難しいですが、護岸際によく付いている魚です。

理由は様々ですが、シーバスの習性として障害物や人工物の近くを泳ぎ回っていることがあります。また、護岸際のように流れが当たるようなポイントはベイトも溜まりやすいことから、ベイト食いのシーバスが入ってくることもあります。

小型サイズのいわゆる「セイゴ」から中型クラスの「フッコ」、大型サイズの「シーバス」まで、サイズを問わずに回遊するポイントになります。

一般的には、護岸際にタイトなキャストを決め込んでボトムから中層をゆっくりと巻いてきます。他にも、ダートさせる釣法やテクテク歩きながらルアーをトローリングさせる「テクトロ釣法」でよく釣れるポイントにもなります。

このように、護岸際のシーバスはエサの捕食場や身をステイさせる場所として回遊しているケースが多いです。

シーバスのつきやすい護岸を見極めるポイントとは?

護岸は人工的なコンクリートですが、釣れやすいポイントとそうでないポイントがあります。

よく釣れる護岸の特徴としては、以下のような特徴があります。

  • ベイトが表層で確認できる護岸際
  • 護岸が棚上になっており、潮の満ち引きで段差ができるポイント
  • サギなどの鳥が止まっている護岸近く

となります。

まず、ベイトとなるボラやイワシなどは群れで泳ぐ習性があります。そのため、サイトで確認できるベイトの群れを見つけたら近くにシーバスが集まっている可能性があります。

水面付近や水中でベイトが素早く動くことが観察できると、近くにシーバスがいると判断できますよ。

その上、河川や堤防などの構造的に棚のような造りになっている護岸は、ベイトがコケなどを捕食するためにサスペンドします。
シーバスは護岸棚にいるベイトが移動するタイミングなどを見計らって捕食しているので、ルアーを通してあげるとバイト率もアップします。

さらに、広いフィールドにおいては護岸沿いを歩くだけではベイトの位置を確認するのが難しい場合があります。そんな時の助っ人になるのがサギなどの鳥です。

鳥は、シーバスと同様にベイトとなる小魚を食べるために水辺に近づきます。護岸沿いに止まっていることも多いので、鳥を見つけたら近くのポイントまで移動するのも一つの手です。

護岸際のシーバスに有効なルアー・ワームについて

護岸際のシーバスを狙う際は、しっかりと水中でウォブリングするルアーやメリハリのある動きをするワームがおすすめです。

例えば、足場が低い護岸ではシンキングミノーを用いたウォブリングやジャーク、トゥイッチで誘いを入れてみましょう。ベイトが浮き気味であるとシーバスの目線も高いので、下から突き上げるようなバイトを得られやすいです。

反対に、護岸沿いのボトム付近ではハゼなどを捕食している場合もあります。それゆえ、15g前後のメタルバイブレーションを使用してボトムノックするのがおすすめですよ。

ボトムをしっかりと取りながらただ巻き、ストップ&ゴー、リフト&フォールを取り入れることで「ゴツン」と竿先にアタリがでます。

ワームの釣りに関しては、3-5インチ程度のベイト系ワームを使用しましょう。

護岸沿いに対して垂直(点の釣りとも言われる)に誘うのが効果的で、ベイトが護岸沿いに追い込まれて逃げ惑うシルエットを演出しましょう。
素早い動きに惑わされたシーバスが思わず本気食いをしてきますので、ロッドアクションを適宜入れてスイッチを入れてあげましょう。

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釣れる誘い方を紹介!ひったくりバイトを誘発させよう

護岸沿いを誘う際に良く釣れる方法として、ワインド釣法があります。

ワインド釣法は、ベイト系ワームを主に使用し、専用フックに装着して使用します。垂直にロッドをシャくるとリフト&フォールのアクションをし、水平方向にロッドアクションを加えると横飛びのダートアクションをします。

予測不可能な動きをしますが、シーバスの捕食本能を刺激するので好反応を示してくれます。

ゲーム性が高い!護岸際のシーバス釣りに挑戦してみよう

撮影:筆者

今回は、護岸際のシーバスを狙う方法について詳しく解説しました。

近距離ながらもシーバスの捕食しているベイトや流す方向、アクションによって反応が全く変わるのでゲーム性の高い釣りです。

使用するルアーとしても、一般的なシーバスルアー・ワームで問題ないです。ただし、釣果を伸ばすためには様々なルアー・ワームをローテーションして状況をチェックするのがいいでしょう。

ベイトが溜まっているエリアでは、シーバスが連続ヒットすることもあるのでぜひ、当記事を参考にしてみてくださいね!

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