「バス釣り用のワームフックを揃えたいけど、フックごとに特徴が違うみたい」
「ワームの種類や釣り方に応じてフックを選べるようになりたい」
バス釣りを始めた方で、こんなお悩みをお持ちになっていませんか?
バス釣り用のワームフックは多種多様で、釣り方やワームの種類に応じて使用することで釣果を伸ばせます。当記事では、それぞれのフックについて詳しくご紹介します。
フックの特徴や使いどころを理解できるので、シチュエーションに応じて適切なフックが選べるようになりますよ!
バス用のワームフックは多種多様!どんな種類があるのか?

主に、バス用のワームフックは7種類ほどあります。もちろん、アレンジ次第では種類を細分化することも可能です。しかし、代表的でありバスがよく釣れる形状/リグとなるフックは7種類ほどであると認識しておきましょう。
ワーム用フックの主な特徴としては、一般的に多用される「オフセットフック」から、ストレートワームに特化した「ワッキーフック」の2種類があります。
どちらのフックも、細かなアレンジが施されていることでオリジナリティのあるフックがあります。
以下の項目では、各フックについて詳しく解説します。
オフセットフック
オフセットフックは、ほとんど全てのワームで適用可能なフックのことです。
ワームのヘッド方向からアイを通し、後方付近にかけて針先を出してあげます。フックの支柱部分と針先に幅がある状態を「ゲイプ」と呼び、アクションバランスを整える効果があります?
また、肉厚のワームに対応しているオフセットフックを「ワイドゲイプ」、反対に細身のワームボディが細身である場合は「ナローゲイプ」とも呼ばれています。
- ノーシンカーオフセットリグ
- テキサスシンカー×オフセットリグ
- キャロライナリグ×オフセットリグ
- スプリットショットリグ×オフセットリグ
などの組み合わせにマッチしており、汎用性抜群のフックになっています。
初心者から上級者まで扱いやすく、シチュエーションごとにリグを作れる良さがあります。
ストレートフック
ストレートフックはテキサスリグとの相性がよく、短距離でのカバー撃ちに効果的です。
というのも、フック自体がストレートであるためワーム後方にかけて斜めにフックを刺せます。そのため、バスがワームを捕食した際に上唇を貫通させやすいメリットがあります。
ただし、フックパワーが分散されてしまいがちな遠距離からの誘いは苦手です。フッキングをしっかりと掛けられる距離感で釣りをするのがおすすめですよ。
短距離のカバー撃ちで圧倒的なフッキング率の高さがあります。
ツイストフック
ツイストフックは、オフセットフックのようにアイ部分のフックを直接ワームに通すことはありません。
特徴的な点は、アイ部分にコイルが装着されていることです。このコイルをワームの先端にねじ込むことでフックとは別で装着できます。
それゆえ、フックへの負荷をなるべく軽減する効果があり、身切れしてしまう確率をなるべく抑えることが可能です。
ソルトが多めの比重系ワームでは、根掛かりだけでも身切れてしまうこともあるので、長く使用するためにはぜひ、活用したいフックとなります。
ジグヘッドフック
ジグヘッドフックは、ストレートワームやベイト系ワームを沈ませて使用するために作られたフックです。
先端にガン玉のようなオモリが装着されていることで、しっかりと沈ませて使用できます。基本的にはミドストなどをする際に使用することが多く、スピニングタックルとの相性が抜群です。
ベイト食いのバスが回遊しているエリアでリグを作ると、釣れやすいですよ。
ジグヘッドワッキーフック
ジグヘッドワッキーフックは、ジグヘッドフックをワッキー系のワーム(主にストレートワーム)に特化してアレンジしています。
フックの細軸化からオモリの軽量化、ブラシガードによる根掛かり軽減がされていることで、バスへの自然なアプローチをしやすい効果があります。
スピニングタックルやベイトフィネスタックルでの繊細なアクションができるので、通常のジグヘッドリグよりも柔らかいアクションを加えやすいですよ。
ワッキーフック
ワッキーフックは、ストレート系ワームやベイト・虫系ワームのちょん掛け仕様で活躍するフックのことです。
細軸な形状に加え、ワームをしっかりとホールドするベンド形状であることからバラし軽減の効果もあります。マス針ほどの細さではなく、耐久性も兼ね備えた強さがあるのでデカバスがヒットしても対応できる太さがあります。
水面から表層、中層までじっくりと誘える絶妙なバランスが持ち味ですよ。
ウェイテッドフック
ウェイテッドフックは、先ほどご紹介したオフセットフックのシャンク部分にオモリが付いているフックを指します。
また、種類によってはアイ部分にコイルも装着されており、身切れ防止の効果もあります。ウェイテッドフックの魅力は、なんといってもレンジを下げて巻き取ることが可能である点です。
さらに、河川などでのシャッドテールワームを用いたドリフト釣法にも効果的で、しっかりとテールアクションを生み出せます。ナチュラルな誘いを得意としており、レンジ調整のしやすさが武器です。
流れを意識した釣り場でバスへの警戒心を落としながら誘える強みがあります。
ワームの相性に応じてフックを使い分けよう!

今回は、ワームに使用される各フックの特徴について詳しく解説しました。
ワーム用のフックは用途に応じて多様な種類があるので、釣り場での条件に応じた使い分けが求められます。特に、ストレートフックやウェイテッドフック、ジグヘッドワッキーフックなどは、特化した釣りに使用することを把握しておきましょう。
フックの知識を深め、釣果を伸ばすセレクトをしてみてくださいね!
関連記事:
・ルアーフック徹底考察!それぞれの特徴やおすすめルアーフックをご紹介
・ルアー釣りにおすすめ!フックカバーの紹介