シーバス釣りは、川と海の両方で狙うことができます。
それぞれのフィールドの釣り方や狙うポイントを押さえつつ、シーバスの生態を理解することが大切です。
この記事では、シーバスが釣れる代表的なフィールドである「港」「河川」「サーフ」で狙うポイントを紹介します。
シーバスが釣れる場所はどこ?

魚釣り全般のいえることですが、場所選びはとても重要です。
釣り対象の魚がいなければ、どれだけ粘っても釣りあげることができません。それゆえ、シーバスが好む場所を覚えることが重要です。
シーバスが好む場所は、ズバリ獲物がいる場所。
肉食魚であるシーバスを釣るためには、獲物であるベイトフィッシュがいる場所を探しましょう。
では、ベイトフィッシュがいる「港」「河川」「サーフ」について詳しく解説していきます。
シーバスが釣れる港

船が発着する港を狙いましょう。船が発着する港はシーバスを釣るのに良い条件が揃っています。
理由は、堤防に常設されている常夜灯や船が止まっているキワなど、シーバスが身を隠しやすい場所が存在するから。
港で狙うポイントは以下の通りです。
・明暗部
・岸沿い
では詳しく解説します。
港で狙うポイント!明暗部!

港で狙うポイントは明暗部、明るい所と暗い所です。
船が止まっている場所にある光や、堤防に常設された常夜灯は明暗部を作ります。
光のある明るい場所には、シーバスの餌となる小魚たちが集まります。
そして暗い場所には、これらの小魚を狙って隠れているシーバスがいます。
それゆえ、船の影や船の下はシーバスが隠れている可能性がある為、ルアーをキャストしてみるとよいでしょう。
港で狙うポイント!岸沿い!

港で狙うポイントは岸沿いです。
意外と無視しがちな岸沿いですが、シーバスが身を隠している場合があります。
特に足元がえぐれている場所の影を狙ってみましょう。
シーバスが身を潜め、餌が目の前を通過するのを待ち構えています。
シーバスが釣れる河川

河川では、シーバスが回遊するルートを狙いましょう。
シーバスは河川で100キロ近い距離を移動していることもあります。その移動時を狙うのです。
河川には形状や水深の変化、そして人工物が生み出した様々な目印が存在します。
河川の特性を生かしたポイントを探してシーバスを狙ってみましょう。
河川で狙うポイントは以下の通りです。
・最も流れが速い場所「流心」
・流れが変化している場所
では詳しく解説します。
河川で狙うポイント!最も流れが速い場所「流心」

河川で狙うポイントは「流心」です。
川の流れの収束する場所であり、最も流れが速い場所を流心と呼びます。
そんな流心は、水深が一段深くなっているため、シーバスの回遊ルートとなることが多いです。
つまり、狙うポイントと言えます。
流心を判断するには、下げ潮の時間帯に上から水面をよく観察してみましょう。
水面の様子が他とは違っているように見えるところが流心です。
河川で狙うポイント!流れが変化している場所

河川で狙うポイントは流れが変化している場所です。
流れが変化している場所と言えば、河川の曲がり角。
河川の曲がり角では、流れの変化が起きています。
具体的に言うと、曲がり角の内側は緩やかな流れに、外側が激しい流れになっています。
そして緩やかな流れの内側に、泳ぎの苦手な小魚が集まります。
これらを捕食するため、流れの変化部分の川底の段差でシーバスが待ち構えているのです。
シーバスが釣れるサーフ

砂浜でも、シーバスを狙うことができます。
とはいえ、シーバス釣りに慣れ親しんだ方でも、苦戦が強いられることもある難関な場所。
目視で見られる変化も少ないですが、狙うポイントは必ず存在します。
サーフで狙うポイントは以下の通りです。
・流れ込み
・離岸流
では詳しく解説します。
サーフで狙うポイント!流れ込み!

サーフで狙うポイントは流れ込みです。
ごくわずかな流れ込みや、途中で途切れてしまうような流れ込みでも、変化を生み出す場合があります。
波が押し寄せ、流れ込みの水を吸収することで沖への流れが強くなる場所では水深の変化や潮の変化を生みやすいです。
また排水は栄養価が高く、プランクトンが発生し、小魚が寄り付き、シーバスが捕食をしにきます。
わずかな変化でも見逃さないよう、注視しながら砂浜を見てみましょう。
サーフで狙うポイント!離岸流!

サーフで狙うポイントは離岸流です。
離岸流とは、サーフに押し寄せた流れが沖に払い出す流れのことを指します。
そんな離岸流はプランクトンや小魚が溜まりやすい場所です。
それゆえ、シーバスが寄ってくる可能性が高いと言えます。
とはいえ、どこが離岸流なのか見分けるのは難しいです。
離岸流の見分け方は、水面の泡が沖に払い出している場所、ゴミがたまっている場所です。
見つけたらルアーを投げてみましょう。
シーバス釣りは狙うポイントで狙おう!

以上、シーバスが釣れる代表的なフィールドである「港」「河川」「サーフ」で狙うポイントの紹介でした。
シーバス釣りのキモはなんといってもシーバスが捕食する小魚がいる場所を狙うこと。
それに加えて、シーバスが好む場所を狙うことです。
あとは根気よくルアーを投げ続けてみましょう。きっと釣れるでしょう!
シーバスの生態を理解して、良いシーバスライフを!
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