ヘラブナ釣りのエサを大特集|おすすめのエサとその特徴をご紹介

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おすすめの基本エサ3. マルキュー – バラケマッハ

バラケ性重視のエサを作りたいならコレで決まり!

このエサは、その名の通り、バラケ性の良さを前面に押し出しています練り込んでも、バラケ性が失われにくい仕上がりになっていますので、バラケ性重視のエサ作りを目指すのであれば、ぜひともこのエサを基エサにすることをおすすめします。

バラケ性の高いエサは、集魚力が高い一方で、”ウワズリを引き起こしやすい”というデメリットがありますが、このエサは、しっかりと縦方向にバラケるため、横方向にバラケて広がったエサにヘラブナが集まることでウワズってしまう問題が起きにくいのが魅力です。

経時変化の少なさが夏の釣りで武器になる

強いバラケ性が特徴のこのエサは、経時変化の少なさも特筆すべき特徴です。

通常のエサは、作ってから時間がたつにつれて水分が失われていき、ネバリが出てきてしまいますし、時折手水を打って対応する場合でも、水をなじませる際に、やはり多少はネバリが出てしまいます。ところが、このエサは、もともと経時変化が少なく、ボソタッチでバラケやすい性質を長時間維持することが可能で、手水で対応する際の性質変化もほとんど起きません

実際、筆者も真夏の炎天下の中釣りをしていた際、作ったエサを手水を打ちながら長時間使っているにもかかわらず、使い終わるまでウキの挙動に全く変化がなかったことに驚きました。

おすすめの基本エサ4. マルキュー – POWDER BAIT HERA

単品使用でのポテンシャルの高さが初心者にピッタリ

ヘラブナ釣り初心者の場合、まだエサに関する知識や経験が乏しく、最適なエサの見極めや、最適なエサを作り出すためのブレンド方法を的確に行うことは絶対に不可能です。このエサは、単品で水を加えて使う場合におけるポテンシャルが非常に高く、まさに初心者にピッタリのエサでしょう。さまざまな性質が中間的な仕上がりになっているため、幅広いシチュエーションで無難に使うことが可能ですし、「ダンゴエサの基本を学ぶ上でももってこいのエサ」と言えます

また、水の量や混ぜ方を変えることで、セット釣りのバラケエサとして使うこともでき、初心者に扱いやすい、まとまりの良いバラケエサを作ることが可能です。

ブレンドで用いる場合は かさ増しなどに

前述したように、このエサは中間的な性質となっているため、ブレンドで用いると、ブレンドするエサの性質をそのままにかさ増しすることができます (ただし、かさが増えることにより、ブレンドするエサの性質は平均的に弱まる)。また、性質を変えずにかさ増しできる利点をいかし、エサを作る際に水を入れ過ぎてしまい、適切なやわらかさになるまで修復する場合に、パラパラと振りかけるエサとして筆者は使うこともあります

おすすめの基本エサ5. マルキュー – ガッテン

高い集魚力とエサ持ちの良さとが際立つ

浅ダナの両ダンゴ釣りで用いられるエサの代表的存在であるこのエサは、高い集魚力とエサ持ちの良さとが際立つ、他のダンゴエサとは一線を画す特徴を持っています。幅広い釣りで集魚力に定評のあるサナギ粉に加え、ヘラブナ釣り用のエサとしては珍しい粉末のオキアミが入っており、「集魚力の強さはトップレベル」と評価できるでしょう

同時に、非常にまとまりやすく、エサ持ちの良いエサに仕上げられているため、抜群の集魚力で浅ダナに大量のヘラブナが集まっても、しっかりと芯残りして本アタリを引き出せるように作られています。まさに、魚影の濃い場所においてハイテンポで展開される浅ダナの両ダンゴ釣りに最適なエサなのです。

状況に応じてブレンドすることで 幅広い状況に対応可能

大量のヘラブナを浅ダナにくぎ付けにする抜群の集魚力と、大量のヘラブナにもまれてもしっかり芯が残る点が魅力のこのエサですが、さまざまなエサをブレンドすることで、浅ダナ両ダンゴにおける幅広い状況に適切に対応することが可能です。

例えば、このエサはネバリが強めで、エサ持ちが非常に良くできているため、バラケ性が特に強いエサをブレンドすることで、本来の性質を弱めることができます。また、管理釣り場などにおいて、あまりにも大量のヘラブナが寄ってしまい、練りこんだり水の量を少なくしたりしてもエサが持たなくなった場合などに、まとまりをさらに良くするブレンドエサをブレンドする使い方も有効です。

>>> 次のページ: おすすめのブレンドエサ

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