「小魚が追われている姿を見かけたけど、あれがボイルなのかな?」
「ボイル撃ちで魚を釣るためのコツってあるのかな?」
水面がバシャバシャと騒がしい様子を見かけたことのある方は、ボイル撃ちについて強い関心を抱くことと思います。それもそのはず、ベイトが跳ね回りながら追われる姿はルアーフィッシングをする人であれば心がざわつくはずです。
当記事では、ボイル撃ちに関する基本的な知識と実践方法について詳しく解説します。これからボイル撃ちで釣果を上げていきたい方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
一瞬だけどよく釣れる?ボイル撃ちとは?

そもそも、ボイルとはバスがベイトを追いかけ回していることを指します。岸際やベイトが溜まっているポイントで、小魚が水面でピョンピョンと跳ね回っているのを見かけたことはないでしょうか?そして、小魚が激しい捕食音と共に飲み込まれていきます。
ボイルが発生している状況下では、バスがベイトに対して強い反応を示している時期でもあります。このタイミングを見計って、アングラーはベイトに酷似したルアーをキャストして誘いを入れます。バスもしっかりとベイトを選んで捕食しているので簡単ではありませんが、キレのあるアクションを入れることでしっかりと狙って釣ることも可能です。
また、ボイルが発生している際の対象魚としてはブルーギル、アユやオイカワなどの川魚となります。
ボイル撃ちを成功させるためのコツについて紹介!
続いて、ボイル撃ちを成功させるために抑えておきたいコツについてご紹介します。
捕食対象のベイトが何か観察しておく
ボイルが発生しているポイントで、どんなベイトが捕食されているかを十分に観察しておきましょう。
とりわけ、意識したいポイントとしては以下の通りです。
- ベイトの種類
- サイズ
- ベイトの動き
です。ベイトの種類とサイズを見極め、逃げる際にどのような動きをしているか確認しておきたいです。詳細な情報となりますが、ルアーチョイスをする際の貴重な情報になります。
ベイトの動きに関しても、逃げ惑う際の動作を確認しておくことで「キャスト〜誘い」までをキッチリと行えますよ。
いつでもキャストできるよう準備をしておく
ボイル撃ちを成功させるコツとしては、いつでもキャストができる状態にしておきましょう。ボイルが発生しているのを見つけたら、ベイト系ルアーをセッティングしておきます。
というのも、ボイルが発生する瞬間はほんの数秒程度となります。一瞬の隙を狙ってバスも本気でベイトに襲いかかります。逆にいえば、ボイルが発生しないタイミングでは全くもってルアーに対して興味を示さないケースもあります。
一瞬の隙を逃さないためにも、直ぐにキャストできる状態にしておきましょう。
使用するルアーは何にすべきか?
ボイル撃ちで使用するルアーはミノーやトップウォータープラグがおすすめです。表層系を意識している個体が多いため、バスの目線に合わせやすい特徴があります。
ミノーであれば反射板のある方がアピール力は高めです。また、トップウォータープラグであればペンシルやポッパーなど、ベイトのシルエットに似ているルアーを活用したいです。泳ぎにキレのあるルアーを選択してみましょう。
キレのあるアクションで誘い出す
ボイルに向けてキャストをしたら、直ぐにアクションを加えましょう。ただ巻きでも釣れますが、トゥイッチ気味のアクションを入れることでバスの食性を刺激できます。
サイトでバスの姿を確認できるので、アクションを加えながらも食わせの間を生み出してあげることが必要になります。ボイル時のバスは、ガッツリと捕食してきやすいですよ。
ボイル撃ちで釣果に差がつくポイントとは?
ボイル撃ちはパターンさえ当てはめることができれば、簡単だと思ってしまいがちです。しかしながら、実際のところは難しい釣りでもあるのです。
というのも、ボイル中のバスは非常にセレクティブになっています。サイズ感や水中での動きに違いがあるとスレやすくなってしまいます。したがって、先述したように十分にベイトについて理解を深める必要があります。
完璧な答えはありませんが、各メーカーから発売されているリアル系ルアーを幾つか準備しておきましょう。幾つかのルアーを試していくうちに、反応が良いルアーが見つかるはずです。
シルエットに依存しがちな釣りですが、釣れた瞬間は最高に気持ちいいはずです。
ボイル撃ちでフィッシュイーターを釣ってみよう!

今回は、ボイル撃ちに関する基礎知識から実践的な誘いのコツについてご紹介しました。ボイル撃ちは、大型個体でさえもパターンにハマれば釣れてしまいます。
投げるタイミングを十分に見計ってキャストすることからも、緊張感の高まる釣法であることに間違いはないです。ぜひ、ボイル撃ちで嬉しい一匹を狙ってみてくださいね。