「クランクベイトって意外と使用頻度がないけど、釣れるルアーなのかな?」
「他のルアーとの使い分けや強みとなるタイミングはあるのだろうか?」
こんなことを考えたことはありませんか?クランクベイトはよく釣れるルアーですが、よく釣れるタイミングがあります。そこで、当記事ではクランクベイトが威力を発揮するタイミングやおすすめポイントについてご紹介します。
巻きの釣りでバスを攻略したい方はぜひ、チェックしてみてくださいね!
クランベイトにしかないポテンシャルとは?

クランクベイトは、あらゆるルアーの中でもリップが付いていることによってレンジをコントロールした巻きの釣りが展開しやすいです。
また、リップと丸みのあるボディ形状は水中を掻き分けるアクションが可能で強めのウォブリングを発生します。バスの反応としては、高活性時に好まれやすくなります。
レンジとベイトを求めていた個体に当たると爆発力があるので、タックルボックスに一つは忍ばせておきたいルアーとなるのです。ただし、タイミングを外してしまうとクランクベイトでバスを釣るのは難しくなる場合があります。
とはいえ 、クランクベイトにはシャロー・ミッド・ディープと3種類のレンジ幅と狙うポイントによって特化したモデルがあります。クランクベイトで釣れる特徴を抑えることで、しっかりと釣れるようになりますよ。
クランクベイトが強いタイミングについて
クランクベイトが強い条件としては、以下の3つとなります。
- 撃ちもの系のルアーでカバー周りを攻めにくい時
- 濁りが入ってしまった時
- 雨が降っているタイミング
これらは、クランクベイトがどハマりしやすいタイミングとなります。
普段とは違うカバーを見つけることはないでしょうか?例えば、雨風の影響を受けたことでカバーの形が変わってしまったり、ボトムに枝木が落ちてしまったタイミングです。バスにとっては、好都合なカバーとなってもジグやテキサスリグでは根掛かりを起こしやすくなります。
こんな時、カバー性能が高いクランクベイトであれば根掛かりを心配せずにバスの捕食範囲を攻めれます。エサ待ちをしている個体が多いので、クランクベイトへの果敢なバイトを得られること間違いなしです。
そして、雨後の濁りが入ったタイミングでは視認性が悪くなります。先述したように、クランクベイトの強みはウォブリングにあります。ウォブリングが発生することで、水中の波動で寄せて食わすことができます。ワンポイントアドバイスとしては、派手目なカラーを用いることでバイト率もアップしますよ!
また、雨が降っているタイミングもクランクベイトが不思議と釣れやすくなります。これは、近年のハイプレッシャー化されたフィールドにおいて、ベイト食いのバスが騙しやすくなるためです。手前で捕食を辞めてしまうバスでも、クランクベイトにアタックしてきやすくなります。
クランクベイトがよく効くポイントについて
クランクベイトが良く効くポイントは、地形や流れの変化があるポイントとなります。
例えば、シャロー帯であればベイトを追い詰めやすいポイントです。バスの目線に合わせてキャストしてあげると、ベイトを捕食している個体が果敢にアタックしてきます。
また、ミドルからディープなポイントでは隆起しているボトムや立杭、岩場、ハードボトムを探してみましょう。バスはちょっとした障害物に身を潜め、ベイトを待っている場合が多いです。
さらに、流れ込み周辺においても濁りが混じるポイントは有効的です。流れに沿ってドリフトさせるように誘いを入れてみてくださいね。
クランクベイトで誘うときのコツとは?
クランクベイトはただ巻きでも十分に釣れるルアーですが、コツを抑えておくと釣果アップに繋がります。
例えば、障害物にわざと当てて一瞬だけ止めるアクションをします。そして、障害物に止めた状態から外すことで一気にバスの捕食スイッチを入れてあげることが可能になります。加えて、リップラップとなるポイントにおいてもクランクベイトを敢えてボトムに叩くことでバスを寄せやすくなります。
また、ストップ&ゴーなどの可変アクションを加えることで、追い食いできるチャンスを生み出してあげてみてくださいね。
クランクベイトでフレッシュなバスを誘ってみよう!

今回は、クランクベイトの強みが発揮されるシチュエーションについてご紹介しました。
クランクベイトは、雨などが降る条件下や濁りなど自然発生的に起こる変化に強いルアーです。もちろん、カバー周りや流れ込み周辺でも釣れやすいです。
具体的に釣れそうなハードルアーが思いつかない時、思い切ってクランクベイトを投げ倒すことで釣れる確率も大幅にアップするかもしれません。ぜひ、上記でご紹介した内容をもとにクランクベイトを使いこなしてみてくださいね!