近年のアウトドア・キャンプブームもあり、釣具店もいろいろ様変わりしてきています。各お店も生き残りを賭けて、新店舗のOPENや統廃合など、目まぐるしく変わっています。札幌は釣具店の激戦区でもありますので、2020年現在の主な釣具店・フィッシングショップを特集してみました。

同じチェーン店でも、フィッシングツールの種類や取扱ブランドの違いがあり、数店舗巡り、商品を探すことも少なくないと思います。札幌は広く時間も要するので、目的を絞って巡る必要があります。そんな時にこちらをご覧いただいてから店舗巡りされると便利だと思います。

お店の特徴コメントの他にロッド◎・リール◎・ルアー◎・フライ△・ファッション〇・ツール◎で取り扱い商品の品揃えをわかりやすく記載してみました。
初めて訪問する際のご参考になればと思います。

※尚、お店の事情や時期により商品の取扱いには変更があります、実際に店舗へ伺った際の個人的感想と知見で記載しておりますのでご了承ください。

釣り具センター

北海道に10店舗展開する『釣り具センター』。昔は『釣具の武美』という釣具店でしたが、【釣り具センター】に統一されました。札幌市内には4店舗で釣り具店の店舗の大きさ、どのお店も品揃えは北海道ではトップクラスです。
北海道のアングラーでは知らない人はいませんね。フライ関係よりはルアー、エサ釣りの商品が豊富です。お店のスタッフも親切な方が多く、ターゲットの魚と釣り方を聞くと色々教えてくれます。お店の中の釣果情報やセール品もお見逃しなく。

釣り具センター 伏古店(東区)

ロッドリールルアーフライファッションツール

『釣り具センター』では一番新しい大型店舗です。札幌の東区伏古に2018年にOPENして以来、周辺にはフィッシングショップやアウトドアショップが少ないので、東区方面のアングラーには最高ですね。お店も広くて見やすく、品揃えは北海道内トップクラスです。特にロッド系は豊富に揃っていますので、ロッドを購入する際はこのお店を見ないと後悔するかもしれません。アウトドアファッション系もあります。

釣り具センター 屯田店(北区)

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札幌の釣り具センターとしての初の大型店舗です。OPENして数年経ちますがまだ新しさがあります。1階のみですが、売り場面積が大きく、何時間いても飽きません。ロッド、リールはもちろん。ルアーの種類も釣り具センターでは一番種類が多いかもしれません。アウトドアのファッション用品も多めに揃っています。こちらもロッド購入時は必ず行きます。

釣り具センター 西岡店(豊平区)

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古くからあった『釣具の武美』が『釣り具センター』になったお店です。お店の大きさ的には中規模店舗です。私が住んでいた場所から近く、よくお邪魔していました。売り場面積的にルアーの種類とロッドの種類は伏古店、屯田店の方が豊富ですが、意外とほかの店では売り切れている希少なルアーなどがあるので見逃せません。住宅街なのと、交通の便が良いのと『釣具の武美』の時からの常連客が多く、いつも混んでいます。

釣り具センター 新札幌店(厚別区)

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こちらも古くからあった『釣具の武美』が『釣り具センター』になったお店です。お店の大きさ的には小規模店です。住宅街の中にあります。売り場面積的には札幌市内の釣り具センターでは一番狭いかもしれません。しかしその分ぎゅっと凝縮されて商品などが綺麗に並んでいます。私は意外と見やすくて好きなお店です。厚別区新札幌方面は本格的なフィッシングショップが少ないので、厚別区周辺のアングラーにはなくてはならないショップの一つと思います。

釣具のアメリカ屋漁具(中央区)

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札幌のアングラーなら全員知っていて、大変お世話になっている方も多いでしょう。北海道のフィッシングデパート『アメリカ屋漁具店』。以前は3階までビッシリ、釣り関連が勢ぞろいしていました。数面前にディスプレイ改装し、2フロアにまとまりました。1階フロアはエサ釣り、海釣り、フィッシングウエア関連。2階フロアはオフショアルアー、ショアルアー、フライ、ウェイダー、ネットなどです。特に2階フロアはロック、ジギング、エギング、トラウトなどのターゲットごとにエリアが分かれており、非常に見やすく探しやすいです。

2階フロアのスタッフは、自ら釣りをする方が多く、かなり詳しく釣り情報を教えてくれます。何か買うついでに話しかけて情報もGETしましょう。広いのでウェイダーの試着や、ロッドを見るにはとても選びやすいので、これらを購入する際は一度寄ることをおすすめします。価格も安価に販売している商品が多いです。

コルソ札幌(手稲区)

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2020年、北海道のフィッシング業界はもちろん、アウトドア業界でも話題になった、超大型店舗がOPENしました。その名も『コルソ札幌』。北海道ではCMも流れており、札幌ではもちろん、北海道最大規模のフィッシングデパートがOPENしました。ロッド、リール、ルアーなども大手ブランドは全て揃っています。

特にアウトドアコーナーは最近人気の『snow peak』『THE NORTH FACE』『patagonia』などがびっしり展示されています。アングラーだけではなく、キャンパーやトレッキングの方も多く来店しています。この中には札幌市北区にあったルアー・フライ専門店『マイロッホ』が移転してテナント展開しており、以前と同じく『SIMMS』商品も豊富です。アングラーの方がここに行ったら、まず手ぶらでは出てこれないほど、品揃えが豊富です。まだ行っていない方は是非行って見てください。

フィッシュランド 

北海道に15店舗展開する『フィッシュランド』、大型店舗が多く、フィッシュランド独自ブランドを格安で展開しているお店。札幌市内には5店舗で釣り具店の店舗数は、北海道ではトップクラスです。釣果情報も多く、スタッフの方も情報通です。全体的にサーフの投げ釣り関連が中心です。インフレータブルボート(ゴムボート)を展示している店が多いので、インフレータブルボートを購入する際や釣り具の中古もおいているお店などは掘り出し物もあり便利だと思います。フィッシュランドはフライ関連はほとんどなく、サーフ(エサ釣り)関連が豊富なので、そちらの品揃えを記載します。

フィッシュランド 環状通北郷店(白石区)

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白石区は広いのですが、意外と釣具屋が少ない地域です。それゆえ貴重なお店です。
近隣のアングラーにとっては、消耗品補充などで重宝しています。環状線沿いですのでアクセスは非常にいいです。

フィッシュランド 手稲店(手稲区)

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先程ご紹介した、コルソ札幌のOPENによって、手稲区周辺のフィッシングショップが激戦区となっています。フィッシュランドの中でもトップクラスの大型店舗で、品揃えもいいです。

このお店の特徴は深夜2時まで営業していることです。深夜出発するアングラーには、出発前の最終ツール調達ショップになるので重宝で、私も良く寄っています。

フィッシュランド 太平店(北区)

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国道231号線沿いにあり、アクセスは申し分ないのです。近くに釣り具センター屯田店がある為、品揃え的には負けますが、フィッシュランドの格安ブランドなどを購入する場合や、釣果の情報収集など北区のアングラーにはおすすめ致します。

フィッシュランド 石山店(南区)

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南区で釣り具のチェーン店は、ここしかありませんので、独占市場に近いですね。品揃えはまぁまぁですが、釣りをするのに必要なツールなどは揃っているので、釣行前日に購入する際などは便利なお店です。

フィッシュランド 美しが丘店(清田区)

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札幌市内から国道36号線で北広島・千歳方面に向かう途中にあります。この辺も釣具店がないため、千歳方面へ向かう際には便利なお店です。中古も販売しており、意外な掘り出し物があるかもしれません。

つり具天狗屋 新琴似店(北区)

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以前は札幌に数店舗あったのですが、現在は新琴似店のみ、道南の函館を中心に4店舗展開している『つり具天狗屋』です。品揃えは豊富で道内のショップでもトップレベルで、各店舗とも広く買い物がしやすいです。セールで価格が安くなっている商品もあります。以前、ルアーを買いに寄ったら、予定外のロッドを買ってしまったことがあります。

スーパーオーシャン21(東区)

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東区でのフィッシングショップとしては有名ですが、札幌市内で唯一の大型室内つりぼりで特に有名でHPも釣り堀のページしかないぐらいです。ロッドは他のチェーン店にはない、特別仕様やカスタム系ロッドがあったりします。ルアーやツール系も豊富です。

フィッシングブランド・道内の釣り工房を集めたフィッシングフェアをたまに開催するのですが、特別仕様のルアーなどが販売されるので、開催したときは是非行きましょう!

つり具の釣人 

道内で6店舗ある『つり具の釣人』。釣人(つりびと)です。釣人(ちょうじん)ではありません。昔そう呼んでました。ロッドやリールもそれなりに揃っていますが、私はツール(消耗費)と珍しいルアーを良く買います。なぜかここにしかないブランドや種類や重さのルアーがあり、いろいろ探して釣人で見つけた!ということが結構あります。ロッドもセールを行う時がありますので、購入時は要チェックだと思います。

つり具の釣人 札幌厚別店(厚別区)

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スーパーセンターTRIALの中にテナントとして入っています。テナントといっても売り場面積は結構大きく、品揃えもいいです。厚別方面に行ったときは必ず寄って、珍しいルアーがないか確認しています。ここもセール品が多く、高価な買い物をするときは、他のお店と比較してみるために、寄ってみた方が良いお店です。

つり具の釣人 札幌発寒店(西区)

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2020年1月にOPENしたばかりの『つり具の釣人 札幌発寒店』。現在札幌の西区ではこのクラスの大型釣具店はなく西区のアングラーは喜んでいると思います。OPENしたばかりの時に行ったので、ディスプレイの仕方でしょうか、広さに対して商品が少し少ない感じがしましたが、ツールなどは十分に揃っていました。

タックルベリー

アングラーの方なら一度はお世話になっているのでは?全国的に中古買取と販売で有名な『タックルベリー』。実は結構新品も売っています。今回は中古買取がメインではないので、新品の品揃えでご紹介します。

タックルベリー 札幌白石店(白石区)

ロッドリールルアーフライファッションツール

白石店は中古が中心です、ルアーとツールは最低限揃っているので、それらを追加購入するには、国道12号線沿いという立地からアクセスのいい場所にありますので、良いと思います。

タックルベリー 厚別本店(厚別区)

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厚別本店は、北海道内のタックルベリーとしては店舗の広さは最大です。中古ルアーはびっくりするぐらいあります。新品ルアーも他の店舗にはない種類や重さのルアーが揃っているので、ルアーをお探しなら一度見るべきお店です。

まとめ

札幌は意外に広いので、車で釣具店をめぐると距離もあり、あっという間に時間が過ぎます。要領よくたくさん行きたいですね。今回は新品のフィッシング商品を取り扱っているお店を中心にご紹介しましたが、札幌は中古買取販売のお店もかなりあります。次回はそちらをご紹介しますね。