出典:写真AC

「先重り」という言葉を聞いたことはありますか?

バス釣りもベテランという方であれば、ご存知の方も多いかと思いますが、バス釣りを初めてまだ2.3年という方であれば聞いたことがないという方も多いはずです。

それもそのはずです。バス釣りにおいては、この先重りについてあまりフォーカスされることはないからです。

ただ、タックルバランスにかかわることなので、釣りをする際やタックルを揃える際には役立つ知識となります。知らないよりは絶対に知っていた方が良いことです。

正直マニアックですが、バス釣りにハマったら必ずや通る道です!

先重りとは何なのか、気になった方はぜひチェックしてみてください!

先重りとは?

出典:写真AC

先重りとは、ロッドにリールをセットした時の重心がロッドティップ側に寄ることを言います。

基本的にタックルの重心は、リールの真下に来ることが良いとされており、先重りがあると釣りをする際に、ストレスを感じるようなデメリットをもたらすことがあります。

近年、タックルは軽量化が進み、特にリールは持った時にびっくりする程軽いものが各社からリリースされるようになりました。

ただ、軽いリールを使用する際はロッドのブランクスの重さから先重りになりがちです。いざ新たなリールをセッティングして実釣すると、先重りのため思ったよりも重く感じるといったことがあります。

先重りが悪い・・・ということではない

今までの解説だと「先重りがあることが悪い」と聞こえがちですが、そうではありません。

先重りをしてもタックルの総重量が圧倒的に軽ければやはり全然軽く感じますし、釣りによっては先重りがプラスとなることもあるからです。

すべてを一概に言えないので、非常に難しい部分です。最終的には自身にしっくり来るか、好みの部分でもあります。

先重りによるデメリット

出典:写真AC

1.疲れやすくなる

先重りがあると疲れやすくなるといった点がデメリットとして挙げられます。

なぜかと言いますと、ロッドティップ側に重心があることでロッドを持ち上げる際に重く感じてしまうからです。

バス釣りは、キャスティングやアクションなど、ロッドを頻繁に動かす釣りなので、先重りが要因で疲れやすくなることがあります。

感覚としては、ちょっと重く感じる位でも長時間ともなるとストレスになることもあるので普段釣りをしていて「やけに疲れる」という方は先重りが原因かもしれません。

2.キャストコントロールがしにくくなる

先重りがあると、手元に感じる重みからキャスティング動作時に余計な力が入ってしまうことがあります。当然、キャスト時に余計な力が入れば、ロッドがブレやすくキャストコントロールがしにくくなります。

タックル全体の総重量は軽くても、キャスト時にロッドに振り回される感覚があれば、先重りの可能性があるかもしれません。

3.ロッドの操作性が悪くなる

前述したように、ロッドティップ側に重心があるとロッドを持ち上げる際に重く感じてしまうので、ロッドワークを加える際にストレスを感じてしまいます。

特に、ロッドポジションを上でキープしつつアクションを加えるような釣りでは操作性の悪さを感じてしまうことがあります。

例えばラバージグの釣りではロッドポジションは上にあることが多く、その状態でシェイクを加えたりボトムパンピングをしたり、リフトアンドフォールをしたりとあらゆるアクションを加えます。要するに、それだけ先重りの影響を受けやすいということです。

そのような釣りがメインの際は、先重りがあるとデメリットを感じるでしょう。

先重りしたほうが良い場合もある!?

出典:写真AC

場合と言いますか、人によってはの部分ですが、先重りがしっくりくることもあります。

例えば、ロッドポジションを下げて行う釣りの場合であれば、先重りがあることで自然とロッドティップが下を向き、釣りがしやすくなるといったこともあるでしょう。

「ロッドポジションを上でキープしつつアクションを加えるような釣りでは操作性の悪さを感じてしまう」と先程解説しましたが、その逆であれば釣りがしやすくなるということです。

ただ、これも一概には言えません。手元側に重心が無いので安定性を感じられないこともあり、しっくりくるかは使い手次第です。

ロッドの先重りを改善する方法

出典:写真AC

1.バランスウエイトで調整する

ロッドの先重りを改善する方法としては、バランサーで調整するというのがベターです。手をわずらわすことなく簡単にできるのがこの方法です。

ロッドによってにはなりますが、グリップエンドにあるバランサーやバランスウエイトを取り外しできるものがあるので、バランスウエイトを外したり加えたりすることでタックルのバランスを調整することができます。

ただ、微妙なバランス調整を必要とする絶対的なニーズが少ないため、このように調整できるバスロッドは僅かです。

2.リールを替える

当たり前過ぎるので方法とまでは言えないかもしれませんが、リールを変えれば当然タックル全体の重心は変わります。

例えば、先重りをしている状態であれば、現状セッティングしているリールよりも、あえて重いリールに付け替えれば先重り感は緩和されるはずです。

反対に、手元側に重心が来すぎているということであれば、リールを軽いものに付け替えれば、ティップ側に重心がいきます。

細かい部分にこだわるのも釣りの楽しみ

先重りについて解説してきましたが、結論答えはないということです。

ただ、先重りが悪い良いではなく、「先重りがどういうものか」「先重りをどうすれば調整できるか」を知っておくと、実際釣りをする際やタックルを揃える時にちょっとプラスになります。

細かい部分をいろいろとこだわって試してみるのも釣りの楽しみの一つです。お好みでどうぞ。