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釣りを長年経験していても、「前日にチェックしておけば良かった」と、ふと釣り場で思うことがあります。

「前日に良くチェックしておけばもっと釣れたかもしれない」「もっと効率的に一日を過ごせたかもしれない」といった時間を蒔き直したくなる瞬間がベテランアングラーでもあるはずです。

そこで今回は、意外と忘れがちな釣りに行く前日にチェックしておきたいことを5つピックアップしました。

特に釣り初心者の方は必見です。これから釣りに行く予定がある方はぜひ参考にしてみてください。

※今回は淡水の釣り場に行くことを想定しています。

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1.持ち物チェック

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当然ながら持ち物チェックはマストです。釣りで必要となるものは必ず前日に準備しておきましょう。

「当日でいいや」と後回しにすると良いことはありません。出発前などに慌てて準備をすると、釣り場で忘れ物が発覚するということがよくあります。

また、釣りに行く際は釣りで必要となるもの以外にも季節に合わせた装備や道具の用意も必要となります。例えば夏であれば、日焼け止めや冷感アイテム、虫除けスプレー。冬であればホッカイロや手袋などが挙げられます。

あと、怪我をした時に備えてコンパクトな救急セットも用意しておくと良いです。釣り場によっては虫が多いフィールドもありますし、釣り場まで歩いていく際に枝や草で手を切ったりということもあります。特にお子さんと釣りに行く際は忘れずに持っていったほうが良いでしょう。

2.ルアーの針先のチェック

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持ち物チェックに近いところではありますが、釣りの前日に忘れずにやっておきたいのがルアーの針先のチェックです。

針先が甘くなっているとせっかくバイトまで持ち込んでも、イマイチ乗り切らないということがあるので、特に高頻度で使うルアーは入念にチェックしておくことをおすすめします。

もちろんフックシャープナーを釣り場まで持っていけば現地でもできることですが、あまり慣れていないという方であれば余裕を持って前日にやっておいたほうが良いです。もし、フックシャープナーで研いでもあまり刺さりが良くならないということであればフック自体を替えてしまいましょう。

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3.天気のチェック

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持ち物チェックと同様、釣り前日にやっておくこととしては、天気のチェックもマストです。

翌日の天気いかんでは用意すべき適切なタックルや装備が変わってくるからです。例えば、ある程度の強風が想定されるなら強風下でも釣りがしやすいセッティングのタックルを用意する必要があります。さらには、雨が想定されるならレインウェアやブーツなどが必要となります。

また、翌日が台風や雷雨になるといった客観的に見て危険が伴うといった状況であれば、残念ですが釣りの予定をキャンセルしたほうが良いでしょう。釣りは自然と相対するため危険と隣り合わせのレジャーでもあるので、少しでもリスクがある場合は止めておいたほうが良いです。

4.ポイントチェック

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すでに行ったことのある釣り場に行くということであれば、改めてチェックをする必要はないですが、初めての釣り場に行くという際はネットなどでポイント情報をチェックしておくと安心です。

特に初心者の方で、釣り場についての知識も全くないという状態だと、ポイントチェックをしておかないと釣り場に行ってからどのポイントで釣りをしようかと迷ってしまうので前日に一通りチェックしておいたほうが良いです。

また、天気予報も合わせてチェックし、天気を想定したポイントをチェックしておくと釣り場でスムーズに対応できます。例えば、天気予報で風が強くなるといったことが想定できるのであれば、風裏となりそうな場所をチェックしておけば風が強くなった時にすぐポイント移動ができます。

人気のフィールドだとネットでリサーチすれば、状況に適したポイントなども出てきたりするのでネットをフル活用してみてください。

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5.ランチ場所をチェック

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初めて行く釣り場で昼休憩をする際、ランチをするお店で迷いたくないということであれば前日などに釣り場周辺のお店をチェックしておくというのも一つです。

釣り場によっては、近場に全く飲食店がないといったこともありますし、どうしようと迷っている間に時間が経ってしまえば、釣りの時間が短くなってしまいます。

事前に調べておけば、地元の名物が食べられる人気のお店などが見つかるかも知れません。特に遠征などの場合はその土地の美味しいものを食べるというのも醍醐味なので、目星をつけておいて損はないでしょう。

魚を沢山釣るためにも、初心者の方はチェックを入念に

ご覧いただきましたように釣りに行く際は、持ち物をチェックする以外にもチェックしておくべきことがあります。

もちろん天気チェックなどはマストですが、初心者の方はポイントチェックも怠らないようにしましょう。釣りは道具やテクニックも大事ですが、前提として釣りをする場所に魚がいないと釣れません。

釣りが上手い人は魚が釣れる場所を知っているから釣れるというのもあります。一昔前であれば、その情報は釣りに行くことで経験として得られていたものですが、今は少し違います。

ネットがあればヒントとなるありがたい情報が沢山転がっているので、ばっちりチェックしてから釣り場に向かいましょう。