美味しい魚といえばマダイですよね。そんなマダイを釣る方法の1つにタイラバというものがあります。「タイラバって聞いたことあるけど敷居高そうで、始められていない…。」という方も多いかと思います。そんなタイラバ初心者の方に、マダイが比較的簡単に釣れる乗っ込みシーズンのタイラバについて解説していきます。
1タイラバとは?

タイラバは船からマダイを狙う釣り
タイラバとは、マダイを狙うために作られた特殊な形状のルアーを使って主に船から(陸から狙う場合もあります。)マダイを狙う釣法です。タイラバは釣法の名称でもあり、使用するルアーの名称でもあります。上部記載の画像のように、カラフルな重りにラバーと呼ばれる糸状のものがついたルアーがタイラバです。オフショア(船からの釣法)ということで敷居が高いように思われがちだが、タックルもルアーアクションもシンプルで初心者向きです。そのためタイラバ初挑戦でマダイを釣り上げることも珍しいことではないです。
タイラバで釣れる魚はマダイだけではない!
タイラバという名前に「タイ」が含まれているため、マダイしか釣れないと思われがちですが、様々な魚種を釣り上げることができます。例えば、タイ類(マダイ、チダイ、レンコダイ)、根魚(カサゴ、ハタ類)、フラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ、ホウボウ)、青物(ブリ、カンパチ、ヒラマサ)、タチウオなどです。本命はマダイで釣行する方が多いですが、何が釣れるかわからない楽しさは初心者にとっては非常に魅力的です。
乗っ込みシーズンとは?

乗っ込みシーズンとは4月から6月の荒食い期
タイラバを筆頭に、マダイ釣り全般で言われる言葉に「乗っ込みシーズン」というものがあります。乗っ込みシーズンとは、4月から6月(水温や気候によって変動あり)にマダイが釣れやすくなる時期のことを指します。マダイは産卵期前に荒食い期に入り、捕食行動が活性化するため釣れやすくなります。一般的に使われる「旬」とは異なるので、マダイの釣れやすさと美味しさは比例していません。しかし、春先1番ということで乗っ込みシーズンのマダイは「桜鯛」と称されスーパーなどで人気があります。