春のポカポカ陽気が終わり、次第に暑い夏がやってきます。
夏の暑さを乗り越えるのは大変ですが、釣り人にとって逃してはならない魚釣りシーズンと言えるでしょう。
この記事では、夏に釣れるキス『産卵期キス』の特徴・料理方法について紹介します。
上品で美味しい白身のキスを是非狙ってみてください!
夏に釣れるキス『産卵期キス』とは?

キスが釣れるのは夏。
というのも理由があります。
キスが産卵する時期である“産卵期”が6月~10月だからです。
特に7月~8月は産卵期のピークを迎え、キスを釣り上げるチャンスが訪れます。
産卵期のキスは毎日卵を産む!
キスは産卵期に入ると毎日卵を産みます。
しかも大量の卵を産むのです。
ピークを迎える7月~8月には、1匹のキスが1日当たり最大1万個もの卵を産むとも言われます。
産卵期のキスは浅瀬にやってくる!
キスは普段、水深最大30mの深さに生息しています。
しかし産卵期になると、水深15m程度の浅瀬・砂地にやってきます。
これは産卵をするために、はるばると浅瀬にやってくるためです。
夏に釣れるキスの特徴は?

夏に釣れるキスにはどんな特徴があるのか紹介します。
産卵期のキスは大型のものも多く、狙うには絶好のチャンス。
是非とも覚えておいてください。
活発になる水温は20~25℃
キスの活動が活発になる水温は20~25℃。
それゆえ、水温の変化によって、キスの釣果が大きく左右されることもしばしばあります。
そして、水温によってキスの活動範囲も変わってきます。
水温が低い時は深場に。
水温が高い時は浅瀬にいることが多いです。
つまり水温が低ければ、遠投を。
逆に水温が高ければ、それほど遠投しなくとも砂浜からチョイ投げで釣ることができるでしょう。
昼間が狙い目
キスは、砂浜から投げ釣りをして底をズリズリと引くことで釣り上げることができます。
そして、キスは昼間に活動することをメインとしており、小さな群れを作って泳ぎながらエサを探しています。
つまり、1匹釣りあげることができれば爆釣のチャンスが訪れるでしょう。
先ほど記載の水温に関しても、適温になる時間帯が昼間ということも影響しています。
朝マズメを狙う方もいますが、意外と渋いことが多いので、早くても朝8時以降から始めるのが個人的にオススメです。
キスは吸い込むように捕食する
キスの捕食は、筒状に突出している口で吸いこむように捕食します。
それゆえ、キスが食べやすいようなエサを用意すると良いでしょう。
あまりに大きすぎるエサだとエサ先だけ食べられてしまいます。
欲張って付けた大きなエサが、小さくなって帰ってきた時はなんとも悲しいものです。
夏に釣れるキスの料理を紹介!

キスは上品な味わいがある白身の魚です。
キス料理と言えば何を想像されるでしょうか?
キスの天ぷら
キスといえば、やはりキスの天ぷら。
薄い衣に仕上げるのがポイントです。
キスの上品な白身の旨みがギュッとつまった1品といえるでしょう。
天つゆ・レモン・塩などで食べるのがオススメです。
キスのお刺身
釣り人の特権、お刺身。
キスのお刺身も侮れません。
釣りたてをその場で捌いて食べるのも乙なものです。
ちなみに醤油・砂糖で甘辛く漬け込むとさらに味が変わって絶品です!
キスのフライ
キスといえば天ぷらが王道ですが、フライも定番料理の1つです。
天ぷらは食感がフワフワなのに対し、フライはサクサク。
レモン・ソース・醤油などと相性が良いでしょう。
夏のキスを釣り上げよう!

夏はキスを爆釣する大チャンス。
暑さに負けず、砂浜でたくさんキャストしてみましょう!
きっとたくさんのキスが釣れるはず!
ただし、暑さ対策はお忘れなく。
是非、夏のキス釣りを楽しんで見てください!