「ベイトフィネスリールを用意したいけど、おすすめのリールはあるかな?」

「T3airはベイトフィネスリールとしてはハイエンドな種類だけど、実際の使い心地はどうだろう?」

ダイワから発売されているベイトフィネス特化のベイトリール「T3 air」。

2010年あたりから人気を博したベイトフィネスの釣りですが、最近では専用リールの発売も進んでいます。T3 airは、ベイトフィネスリールの中でもスペック的にも注目を浴びています。

そこで、当記事ではT3 airの特徴や各モデルの使い分け、詳細な使い方等について解説します。

ベイトフィネスに特化した専用ベイトリール!T3 airとは?

撮影:筆者

T3 airは、ダイワの技術を惜しみなく詰め込んだベイトリールで発売当初から大きな話題を呼びました。

主に、渓流でのミノーイングやバス釣りにおけるライトリグのキャスティング専用に設計されており、公式サイト等では3,5グラム程度のルアーであってもスムーズにキャストできてしまいます。

筆者の実体験からは、1.5~2グラムほどのルアーでもダイヤル調整やタックル次第では十分にキャストできました。ベイトリールとはいえ、スピニング顔負けのキャストと高い操作性に驚きました。

T3 airは自重も160グラムと軽量で、キャスティングをする際の手元に掛かる負荷も程良いです。また、レベルワインダー部分が独自のTWS(Tウィングシステム)を採用しており、摩擦抵抗を下げる効果があります。

スプールはレッド系を基調としたG1ジュラルミン製のAIRスプールを搭載しており、軽量ルアーの飛距離を伸ばすための薄肉化がされています。ジュラルミン製ということもあり、飛距離を伸ばしつつも大型魚のヒットにも対応できる工夫が施されているのが嬉しいですね。

さらに、ルアーの特徴や釣り場の状況によって変更できるモードを3種類ほど搭載しています。加えて、20にも分類されるマグネットブレーキを組み合わせることで、最大限のパフォーマンスを発揮できます。

他メーカーとの比較としては、やはりシマノのアルデバランBFSです。どちらも上位モデルとなり、大きな違いとしてはアルデバランシリーズは海水対応である点です。

アルデバランは、海水対応、自重が130グラムというメリットがあります。しかし、ドラグはT3 airが5キロに対して3,5キロまでしか耐えられません。

巻き取り長さもT3 airの方が6センチ勝る(86センチ)ことから、両者のメリット・デメリットを勘案してみましょう。

T3 airのラインナップから考察する使い分けについて

この章では、T3 airの各ラインナップについて詳しく説明します。

T3 air 6.8

T3 air6.8は、ギア比が「6.8:1」となっており、巻き取り長さとしては68センチほどです。

従って、小型ミノーやクランクベイト、3グラム前後のスプーンなどを巻く釣りにおすすめです。小刻みなテンポで魚の捕食を誘いたい時や小場所での取り回しがしやすいモデルですよ。

T3 air 8.6

T3 air8.6は、ギア比が「8.6:1」となっており、巻き取り長さとしては86センチほどです。

巻物に対し、このモデルではスモラバやライトテキサスのカバー撃ちに最適です。ギア比の高さを活かすことで、カバーへのアプローチを迅速化させることが可能です。

また、ヒット後の回収も早く行えるメリットがあります。

T3 airにおけるモードとマグダイヤルの各種特徴について

T3 airには、キャスト時のコントロールを補助するモードが3つ搭載されています。

  • MAX BRAKE:ブレーキが強く掛かることで7グラム前後のルアーでも快適なキャストを補助するモード。
  • ALL ROUND:キャスティングからピッチングまで、幅広いキャストパターンに対応しているモード。一般的には、一番使用されるモード。
  • AIR MODE:カバーへのタイトなキャスト、水中での自然なフォールアクションを演出するためにはキャスト後のスプール回転が大切です。AIR MODEでは、スプールフリーの状態に近づけることで軽快なキャストが可能です。

以上のように、ライトリグを繊細に扱うための細かなモード調整が行えます。そして、設定したモードに対してルアーの自重を検討しながら20種類のダイヤルを調整してみてくださいね。

T3 airを使用する際の注意点とは?

T3 airを使用する際は、気を付けておきたい点があります。というのも、スプールがベイトフィネス特化であることから、小さな変化でも大きなトラブルに繋がります。

例えば、ダイヤル調整をするにしても少し強めの設定にしておきましょう。徐々にキャストをすることで、糸ふけが軽く出る程度のダイヤル調整を行いましょう。

また、4-6lbほどのラインを巻く際は50メートル未満に抑えておくのが適性な糸巻き量となります。ルアーの自重についても、15グラム以上となるとバランスが著しく悪くなってしまいます。

T3 airでライトプラグからライトリグまで軽快に飛ばしてみよう

撮影:筆者

今回は、T3 airに関する基本情報から各種ラインナップ、ダイヤル・モード調整等について解説しました。

軽量ルアーに特化しているので、一定の条件下において絶大な信頼をおけるタックルになることは間違いなしです。河川での巻物釣りや野池のカバーをスモラバで打つのも良いでしょう。

T3 airの注意点等も理解して、強みのある釣りを展開してみてくださいね!