【バス釣り】ベイトリールのサミング!正しくできていますか?やり方やコツ

ベイトリールを使用すれば誰もが当たり前のように実践するサミングというテクニック。ただ、「自分が普段やっているサミングが正しいのか分からない」といったバス釣り初心者の方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ベイトリールのサミングについて、やり方の基本やコツを解説していきます。

サミングがしっかりできるようになると、キャスティングのレベルはグッと向上します。その辺のサミングがもたらすメリットについても解説していきます。

バス釣り初心者の方は必見です!

目次

サミングとは?

出典:写真AC

ベイトリールを使う上でサミングは無視できないテクニックです。基本的にサミングはスプールの回転量を親指で押さえて調整するといったものですが、これがしっかりできていないとバックラッシュが頻発して釣りなりません。

そのため、ベイトリールを使う際はサミングを覚えることが必要となります。サミングが正しくできるようになればバックラッシュを抑制するだけなく、キャストコントロールがしやすくなったりとメリットももたらします。

サミングは基本的なテクニックとなるのであまり注目されるものではありませんが、実は重要なテクニックです。ベイトリールを使う上では必須なのでマスターしておきましょう。

サミングはバックラッシュを防ぐだけじゃない!他にもメリットはある

出典:写真AC

1.キャストのコントロールがしやすくなる

前述の通りサミングは何もバックラッシュを防ぐためだけではありません。

サミングを行いスプールの回転量を調整すればルアーの飛行姿勢を安定させることができるので、キャストコントロールがしやすくなります。要するにサミングはルアーが飛行している時から行うということです。

詳しい方法は後述しますが、サミングをしてルアーの重心を後ろに持っていくことができればルアーは真っ直ぐ安定した飛行姿勢で飛んでいきます。これにより風の影響を受けにくくなりますし、ピンスポットなど狙ったポイントへのキャストがしやすくなります。

2.飛距離が伸びる

サミングをしてルアーの重心を後ろに乗せることができればキャスト飛距離は伸びます。ルアーを飛ばそうとすると力んだりするものですが、それよりもしっかりルアーの重さをロッドに乗せるよう意識したり、サミングをしてルアーの重心を後ろ方向に持っていくようにすることで飛距離は伸びます。

反対に、ルアーの重心が後ろにいかないと、バランスを崩した状態で飛んでいったり、くるくる回って飛んでいったりするので飛距離は伸びません。飛距離を伸ばしたい場合はサミングをおろそかにしないことです。

サミングのやり方!基本やコツ

出典:写真AC

1.親指を使ってスプールの回転を徐々に止める

サミングの基本的なやり方としては、回転するスプールの真ん中を親指で押さえて止めるというのが一般的です。ポイントとしては、「ルアーの飛行中からスプールの回転量を調整すること」と「強く押さえないこと」です。

まず、「ルアーの飛行中からスプールの回転量を調整すること」。これについては、先程から繰り返しているように、ルアーの飛行姿勢を安定させるためには、スプールの回転量を調整する必要があるからです。

ただ、何度も繰り返してコツを掴む必要があるので難しい部分でもあります。ルアーの重心が後ろに乗り安定した飛行姿勢を取るにはどう調整したら良いのか、自分で見つけなければいけません。

次に、サミングをする際は親指でスプールを「強く押さえないこと」。これも大切です。スプールを強く押さえることでルアーは急ブレーキをかけたようになり、着水音が大きくなります。徐々にストップをかけるようなイメージでサミングするのがベターです。

2.慣れてきたらスプールのエッジを押さえる

サミングは、「スプールのエッジを押さえる」というやり方もあります。このやり方のメリットはスプールという形の変わらないものを押さえることができるといった点にあります。

スプールの真ん中を押さえるやり方だと、ラインが放出していくことによって押さえる場所の形が変わるので、それに合わせて親指も押さえていかなければいけませんが、このやり方であれば一定の力加減でサミングができます。

さらには、スプールのエッジを押さえることでラインを触らずにサミングができます。サミングをする際はラインと指が擦れるので、キャストを繰り返せばラインが摩耗していくことが考えられますが、この現象を避けることができます。

ただ、スプールのエッジを押さえるやり方は応用的な部分もあるので、初心者の方がやるには少々感覚を掴むのに時間がかかるかもしれません。チャレンジするのは、スプールの真ん中を押さえるやり方でしっかり感覚を掴んだ後でも良いでしょう。

たかがサミング、されどサミング

サミングはとても重要だということが分かっていただけと思います。バックラッシュを防ぐだけなく、キャスト時においても多くのメリットをもたらします。

バス釣りはピンスポットにいかにアプローチしていくかが求められる釣りなので、その点でいってもサミングをマスターすることが重要です。サミングがしっかりできないとルアーは思ったように飛んでいってくれませんし狙った位置に落ちてくれません。

サミングはおろそかにできないテクニックです。たかがサミング、されどサミングということです。

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