カサゴの身は絶品です。しかも美味しいのは身だけではありません。

実はカサゴの骨も絶品。

静岡県の名産品にウナギの骨をカリカリに素揚げしたお菓子『うなぎボーン』という商品がありますが、カサゴの骨も同様に仕上げると美味しい1品になります。

うなぎボーンを真似て『カサゴボーン』を作ってみましょう。

この記事ではカサゴの骨唐揚げ『カサゴボーン』の作り方を紹介します。

1

カサゴは骨を唐揚げにして美味しく食べることができます!

カサゴの骨をカリカリに揚げることで、最高のおつまみになります。

骨だからといってあなどってはいけません。

作っていただければ、きっと感動してしまうはず!

カサゴの骨を使って美味しい唐揚げ『カサゴボーン』を作ってみた!

筆者撮影

では実際にカサゴの骨唐揚げ『カサゴボーン』の作り方を写真と共に紹介します。

では1~3の手順で説明していきます。

1.骨・皮・身を用意する

今回用意するのは、カサゴの骨・皮・身です。

カサゴを刺身用に3枚おろしをした後、余った骨を唐揚げ用にとっておきましょう。

3枚おろしが未熟な私のような人でも安心してください。

骨に身が残ってしまっても唐揚げにしてしまえば問題ありません!

筆者撮影

次は皮。

刺身には皮は不要です。

皮引きをした皮を唐揚げ用にとっておきましょう。

皮もカリカリに揚げてしまえば、美味しいおつまみに大変身です。

筆者撮影

次は身。

刺身にできない部分は唐揚げにしてしまいましょう。

カサゴのひれ部分を身を残して切り、唐揚げ用にとっておきましょう。

筆者撮影

身は刺身に、頭は味噌汁に。そして骨と皮と余った身は唐揚げに。

これで内臓以外のすべてを余すことなく、美味しくいただくことができます。

2.水気をとる

唐揚げにする部位の準備ができたら、キッチンペーパーで水気をとります。

筆者撮影

水気が残っていると、油がはねて危険なので注意しましょう。

3.揚げていく

さて、カサゴボーン作りの準備が整いました。

カリカリにあげていきましょう。

油をフライパンにひきます。

筆者撮影

油を温めてから骨を入れるのではなく、温めずにすぐいれます。

理由は骨の型崩れを防ぐためです。

筆者撮影

最初は低温でじっくりと油を温めながら揚げていきます。

次第に泡がプクプクし始めるでしょう。

筆者撮影

骨の中までカリカリになるまでじっくりと揚げていきます。

この時、火の調節をお忘れなく。

一気に高温で揚げると焦げてしまいますので、時間をかけてじっくりと揚げていきます。

筆者撮影

全体に油がいきわたるように、時折裏返してあげると良いでしょう。

筆者撮影

だんだんと狐色に変わってきました。

ここまでくれば骨の中までカリカリになりつつあります。

筆者撮影

最後の仕上げに高温で一気に上げていきます。

骨の中から外までしっかりとカリカリになるように祈りながら仕上げましょう。

筆者撮影

綺麗な狐色に変化しました。

こんがりと揚がったようです。

筆者撮影

揚げた後はキッチンペーパーの上に。

余分な脂を落とします。

筆者撮影

お好みで塩をふりましょう。

筆者撮影

もちろんそのままでも味があるので、何もかけないのもアリです。

エイヒレのようにマヨネーズをつけるのもアリかもしれません。

カサゴボーンを作ってみましょう!

筆者撮影

カサゴの骨唐揚げ『カサゴボーン』の作り方を紹介しました。

普段、骨は捨ててしまっていたという方は是非お試しください。

きっと今後、骨を捨てるのがもったいなく感じるでしょう。

カサゴの骨は最高の食材!

是非作ってみてくださいね!