
マッディウォーターの特徴と言えば濁り。この濁りがあるからこそ釣果を伸ばすためには、クリアーウォーターとまた違った釣りを展開していく必要があります。
そこで今回は、マッディウォーターのフィールドを攻略するコツ5選を紹介していきます。あまりマッディウォーターのフィールドが得意でないといった方や、初めてマッディウォーターのフィールドにバス釣りに行くといった方におすすめの内容です。ぜひ参考にしてみてください。
1.足元を狙う

マッディウォーターは水が濁っているため、岸際に立ってもバスから気付かれにくくなるといったメリットがあります。そのため、陸っぱりであれば足元や岸際にあるポイントが釣りやすくなります。
特にオープンウォーターが広がるフィールドなどで、目立ったカバーが無いようなシチュエーションであれば岸際にあるちょっとした変化にバスが付くことがあるので要チェックです。
例えば、護岸であれば護岸の継ぎ目や護岸の先端、直角に曲がるところなど、何かしら変化のあるポイントは必ずチェックするようにすると良いでしょう。もちろん目に見える変化以外にもコンクリートの残骸が水中に沈んでいたり、排水管があったりということもあるので、その場合はライトリグなどでじっくり底を釣るのもおすすめです。
マッディウォーターでは沖のポイントを狙うよりは、まず岸際の好ポイントを丁寧に釣っていくのが基本でありコツです。
2.アシ際はよりタイトに攻める

マッディウォーターのフィールドの代表的なカバーとも言えるアシを攻める際はできるだけタイトにアプローチするのがコツです。と言いますのも、目に付きやすいカバーで、ほとんどの人がチェックをするので、自ずとプレッシャーが高くなり簡単には釣れてくれないからです。
アシの外側を攻めて全く反応がない時は、根がかりを恐れずテキサスリグやガード付きのラバージグなどスナッグレス性能が高いルアーをガンガンとアシの中、奥へと放り込みます。
特に夏場は、バスが暑さを避けるためアシの中に潜っていることが良くあります。アシの外側で釣れている時は無理に難しい釣りをする必要はありませんが、釣れない時はヘビーなタックルで果敢に攻めることも必要です。
3.チャートカラーは必須

マッディウォーターの定番カラーとも言えるチャート系のカラーですが、やはりマッディウォーターでは抜群に強いです。そのため、マッディウォーターのフィールドに初めて釣りに行くといった方は、必ずチャート系のカラーは用意しておくようにしましょう。
ただ、チャート系のカラー一辺倒にするということでもありません。信頼度の高いカラーなので、基本線をチャート系のカラーに設定しておくのは良いですが、反応が悪い時はシルエットが強く出るブラックやナチュラル系のカラーにするなどのカラーチェンジも時として有効となります。状況によって使い分けるのが良いでしょう。
4.水の動きがあるポイントは要チェック

マッディウォーターのフィールドは得てして平野部にあるため、水の流れがとどまっていることが多いです。そのため、水門や流れ込みなど水の動きがある場所は貴重であり、アングラーが狙うべき好ポイントとなります。
もちろん水門など明らかに目立つ一級ポイントであればプレッシャーも高くなるので、誰よりも早い時間に入ったり、他のアングラーが使っていないルアーで釣ったりなどの工夫は必要です。
反対に、アングラーが視認しにくいような所から排水が流れ出ていたり、湧き水があったりといったような誰も知らないような自分だけの小場所が見つかればかなりチャンスです。このような場所であれば、こまめにポイントを休ませながら粘るのもおすすめです。
5.ルアーは水押しが強いものを用意

マッディウォーターのフィールドではクランクベイトやホッグ系のワームなど水押しが強いルアーを用意しておくのがベターです。
やはり、視認性が悪いマッディウォーターの水中では、まずバスにルアーに気づいてもらわなければにっちもさっちもいきません。もちろんプレッシャーのかかり具合やバスの活性いかんでは水押しの強いルアーに反応が悪いといったこともありますが、ある程度存在感のあるルアーを選択しほうが、やる気のある活性の高いバスを釣っていくこともできるので、効率的でもあります。
マッディウォーターのフィールドでは水押しの強いものなど存在感のあるルアーから使っていくというのがおすすめです。
バスは意外と近くにいる!
マッディウォーターのフィールドを攻略するコツ5選を紹介しましたが、この中で特に押さえておきたいのは足元や岸際にあるポイントを狙うということです。マッディウォーターのフィールドで釣果を伸ばすためには、いかにこの足元や岸際にいるバスを釣っていくかがポイントとなります。
ただ、周りのアングラーと同じことをやっていても釣れないといったこともあるので、その際はルアーを障害物にしっかりコンタクトしながら引いてくるなど、違いをつくることも釣果を伸ばすコツです。
また、基本的なことですが岸沿いに立つ際は、水際から少し離れて立ったり、静かに近寄るなども忘れずに。