ネコリグの使いどころ&おすすめのセッティング方法について紹介!

「ワッキーリグのようなリグだけど、ワーム後方にシンカーを入れるのはなぜ?」

「ネイルシンカーはボトムでの釣りに強いって聞くけど、誘い方はどんな感じだろう?」

もしかしたら、このような疑問をお持ちではないでしょうか?

ネコリグはネイルシンカーと呼ばれるオモリをワームに挿入して使用するリグのことで、安定の釣果が期待できます。シンプルなセッティングですが、ワッキーリグで反応が薄い時に試したいリグです。

当記事では、ネコリグの特徴や誘い方、作り方等についてご紹介します。

目次

安定の釣果が期待できるネコリグとは?

撮影:筆者

ネコリグは、独自の発想で釣れるルアーを作り続けてきた一誠(バス釣りメーカー)代表の村上晴彦氏が考案したリグです。

当時、あまりにも釣れすぎるために「フィールドのバスを根こそぎ釣ってしまう」という理由から「ネコリグ」と呼ばれるようになりました。

冒頭でも先述しましたが、ネコリグはボトムを感知するためにワームの先端にネイルシンカーを挿入します。

このネイルシンカーはリグ全体の自重を増加させるだけでなく、ボトムで垂直にワームが立ちながらユラユラとバスを誘える特徴があります。

とりわけ、ボトム目線のバスにはネコリグでしっかりとアプローチできる強みがあります。現在では、ストレートワームだけでなくスティック系やテール系のワームでも使用されています。

リグとしての汎用性も高く、誘いやすさが決め手のリグですよ。

ネコリグの誘い方と狙うべきポイントとは?

続いて、ネコリグでの誘い方と狙うべきポイントについて解説します。

ネコリグの誘い方は、ボトムにまで着底してからが勝負となります。類似したリグとしてワッキーリグがありますが、ネコリグではネイルシンカーを装着しているのでボトムまでの着底が早いです。

ですので、はじめはワームがボトムに着底するのを待ちましょう。この際、ワームがボトムに倒れ込むアクションに強く反応するバスが多いです。ラインが不自然に走ったり、手元の感覚が重くなる場合があるので意識しておきたいです。

また、ボトム着底後アクションとしては以下のような誘い方があります。

  • 3秒ごとにロッドにアクションを加える
  • 5-10秒感覚でロッドでリフトをさせ、ゆっくりボトムにまで着底させる

上記の二つを意識してボトム付近を誘っていきましょう。どちらの誘い方でも良く釣れますが、広範囲や効率性重視であればリフト&フォールがおすすめです。

他にも、狙うべきポイントとしては止水エリアや緩やかな流れがあるポイントです。

ネコリグは先端にネイルシンカーを挿入することで、ボトムを取りやすい性質があります。ゆえに、強すぎない流れであればネコリグでしっかりと誘えますよ。

注意点としては、オーバーハング下にある朽ちた枝木などです。フックが剥き出しになってしまうので、根掛かりには十分注意しましょう。

ネコリグでおすすめのワーム&リグについて紹介!

ここでは、ネコリグでおすすめなワーム&リグについてご紹介します。

ネコリグに最適なワーム

「ネコリグといえばストレートワーム」と言われるように、基本的にはストレート系のワームが使用されます。

しかし、ワームの先端に一定の太さがあればネイルシンカーを挿入できるので、良い感じのアクションを入れられます。虫系やベイト系などでも使用できるので、ネコリグでワームのポテンシャルを最大限に引き出しましょう。



ストレート系ワームであれば、スワンプクローラーの無駄のないアクションがおすすめですよ。

フック

ネコリグで使用するフックはマス針がメインとなります。細身のワームを使うことも多く、アクションをナチュラルにするためにも細軸系のフックを使用しましょう。

最近では、根掛かり回避のためにオフセット仕様のフックも販売されています。使いやすさに応じてフックの種類は選んでくださいね。



ワッキーリグで使用する細軸フックで代用できます。ワームサイズに応じてフックサイズは調整しましょう。

ネイルシンカー

撮影:筆者

ネイルシンカーはタングステン製の種類が多く、ボトムにまでストンとワームを落とせます。

上記写真のように、ワームの先端に挿入してあげましょう。黄色矢印部分がボトムに当たることで垂直な姿勢を維持してくれますよ。



タングステン製のシンカーは感度も良いので、ボトム感知もしやすいですよ。

ネコリグは年中釣れる!坊主逃れにおすすめ

撮影:筆者

今回は、ネコリグに関する基本的な特徴から誘い方、ポイント、リグの作り方等について解説しました。

ネコリグは難易度低めでかつ、良く釣れるリグとして全国どこのフィールドでも通用します。ワームのサイズに応じてネイルシンカーを変えたり、水深の深さによってシンカー自重を変えてあげるとより良い反応が取れるようにもなります。

季節を問わず釣れるリグなのでぜひ、試してみてくださいね!

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