みなさんは、春に釣れる根魚といえばどのような魚をイメージしますか?根魚釣りは幅広い時期に釣れることや、狙う場所がわかりやすいといったうれしい特徴があります。ここでは、春に釣れるいくつかの根魚を紹介いたします。

1

根魚とは?

アングラーの間ではロックフィッシュともよばれ、力強い引きで楽しませてくれる魚です。主に根の周辺に生息し、小型から大型まで、サイズも幅広く釣ることができます。狙い目のポイントの見極めも比較的簡単で、生息している場所のすぐそばを狙う釣りのため釣れる可能性が高いことも魅力ですよね。小型の魚ばかりが釣れる、または大型が狙えるがアタリの回数が極端に少ないということがなく人気が高いです。

メバルのような小型の根魚は、比較的簡単に釣れやすく初心者の方でも手軽に楽しむことができます。刺身や煮つけで食べると美味で、釣れた根魚を持ち帰ることを楽しみにしているアングラーも多いです。

根魚はヒレのあたりにトゲが多い魚でもあり、ハリを外すときにケガをしてしまうこともありますので注意して釣りを楽しみましょう。

春はなにを狙う?安定した釣果を期待するには根魚がおすすめ

出典:写真AC

春は、狙う魚が絞りづらい時期ともいわれることがあります。また、あたたかい時期に釣れる魚がまだまだハイシーズンには程遠く、釣れずに帰ってきたといったこともよくある時期です。ターゲット次第では一気に難しくなる春の釣りですが、根魚は時期を問わず一定の釣果が期待できる魚種です。

また、エサ釣り、ルアー釣りと釣り方法を選ぶことができますので、どちらか一方しかしないといったアングラーも楽しむことができます。

岩礁帯の周りにいけば魚に出会える可能性がぐっと高くなりますので、みなさんも春の時期には根魚を狙った釣りをおすすめいたします。

1

釣り場の選び方

根魚が釣れやすい場所を選ぶことができていますか?根魚は、一般的には岩礁帯の周りに多く生息しています。狙う場所としては、大規模な岩礁帯が広がっている場所がよいでしょう。このような場所は個体数が多いことや、サイズが期待できるためです。大きな岩場の奥にはより大物がいる可能性も高いです。根魚を狙う場合には場所が重要になりますので、よく釣れる場所を見つけていきたいですね。

メバル

出典:写真AC

15センチから30センチ程度までのものがよく釣れ、小型のものはサビキ釣りでも掛かることがあります。撒き餌への反応も良く、個体数があまり多くないところでは、まずメバルを集めてから狙うといった方法もあります。冬から春で水温が低い時期に釣果がよく、冬がハイシーズンにはなりますが、春にも継続して釣れることが多いです。

最近ではメバリングとよばれるライトゲームが人気で、アタリが多く数釣りも楽しむことができます。春にはナイトゲームで釣果がよくなる傾向にあるようです。

1

アイナメ

出典:写真AC

秋から冬、春によく釣れる魚で根魚の代表格の魚です。アングラーからの人気も高い魚で、ハイシーズンにはアイナメを狙うアングラーで釣り場は混雑します。

ミノーやワームを使うルアーフィッシングが人気で、根魚を狙うときには赤やオレンジなど派手なカラーが釣果がよいです。

春は数が出しにくいですが、サイズは期待できる時期です。夏になると釣れにくくなるので、春のうちに狙って釣りたいですね。

ソイ

出典:写真AC

春のナイトゲームでよく釣れる魚です。これは夜に浅いところに近づいてくる個体が多いことや、魚の警戒心がやや低くなるためです。デイゲームでも狙うことができますが、難易度が高くなってしまうでしょう。アイナメと同じように根魚のなかでも人気の魚種で、数釣りが難しいため1匹の価値が高いです。

1

アナハゼ

カサゴ目カジカ科の魚で、ハゼとよく似ていますがカサゴ系の魚です。アイナメやソイなどを狙うときの外道の魚としてよく釣れ、ほとんどの方がリリースする魚です。

しかし、ターゲットが釣れないときにアングラーを楽しませてくれる魚です。なにも釣れないよりは、アタリがあると釣りをしていて楽しくなりますよね。

障害物の周りに小さなエサを投入するとすぐに釣れることがあります。アオイソメなどの虫エサを使うと簡単に釣れますよ。捕食は積極的でルアーにも反応する魚です。そのため、アジやメバル用の小さなワームでもよく釣れます。

まとめ

春は根魚がよく釣れる時期です。そのため、冬と同じような根魚の狙い方で予想以上に釣れることがあります。どのような魚を狙いたいのか悩んでいる方は、せひ根魚釣りに挑戦してみてください。