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日本人に古くから愛されている釣りと言えばフナ釣りでしょう。「釣りはフナに始まりフナに終わる」といった言葉にもあるように、まさに釣り人の原点とも言える釣りです。

では、なぜそこまで釣り人を魅了するのか。

当記事ではフナ釣りの魅力に迫ります。また、合わせて釣り方や道具なども紹介。まだフナ釣りをしたことがないといった初心者の方も、ぜひご覧ください。

フナ釣りの魅力

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1.老若男女が楽しめる

フナ釣りは、手軽な道具で気軽に楽しめる釣りなので、子供から大人まで、もちろん女性でも楽しむことができる釣りです。

最近ではフナの生息場所が環境悪化などにより減ってはきていますが、フナがいる場所さえ掴めれば難しいテクニックを要さず釣ることができます。

子供を連れて親子で釣りを楽しむ際にもぴったりですし、初めてチャレンジする釣りとしてもおすすめです。

2.のんびり楽しめる

フナ釣りは、田園地帯の小規模水路などでも楽しめる釣りです。そのため、日本の原風景を楽しみながらのんびり釣り糸を垂らすことができます。四季の移ろいを肌で感じ、ウキの動きに注視する。まさに都会の喧騒を忘れさせてくれる一時です。

道具も他の釣りに比べてコンパクトで疲れにくいですし、移動時も楽。マブナのいるポイントを探しながら辺りを散策するのも良いいでしょう。自分だけの小場所を見つけるのも一つの楽しみです。

3.奥が深い

「釣りはフナに始まりフナに終わる」と言われるようにフナ釣りは奥が深いことでも知られています。

海の大型ターゲットや淡水のルアーフィッシングなどもアクティブで楽しいですが、フナ釣りの魅力を再発見することで原点に立ち返る釣り人もいます。

必要最低限のシンプルな道具を使い、繊細なアタリを見極め、そして昔ながらの田園風景でフナを探し求める。このスタイルは現代にも引き継がれています。

フナ釣りで使用する道具

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1.竿

竿はリールの付かないシンプルな延べ竿を使います。長さは2m前後を基本とし、場所によって取り回しやすいものを選びます。

比較的小規模な水路のような小場所であれば長いとかえって持て余してしまうので、1.5m程度でも良いでしょう。反対に川幅のある場所であれば2mより長い竿を選んでも良いです。

また、フナ釣りもベテランともなると和竿が使われます。凝った場合の話ですが。

2.仕掛け

フナ釣りを初めて行う初心者の方には、トウガラシウキなどを使ったウキ釣り仕掛けが手軽でおすすめです。

用意するのは、ウキ、ミチイト、オモリ、ハリス、針、ハリス止め。

それぞれを詳しく紹介していくと、ウキはトウガラシウキや玉ウキ、ミチイトはナイロン1号程度、オモリは板オモリやガン玉、ハリスは0.4号程度、針は袖針の5号程度、ミチイトとハリスを結合する部分には自動ハリス止めを使用すると良いでしょう。

ただ、別々で揃えるのが面倒という方にはこれらが入った仕掛けセットもあるので、それを用意しても良いです。

3.餌

フナは雑食性のため様々な餌で釣れますが、一般的にはアカムシやミミズ、グルテンを使います。

どれがベストかは場所や状況によっても異なるので、その時々で餌を複数試してみるのも良いでしょう。

フナ釣りの基本的な釣り方!3つのポイント

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1.場所選び

フナ釣りで釣果をあげるには、フナがいる場所を探し当てることが必要です。一般的にフナは、アシ際や杭など障害物まわりで身を潜めていることが多いので、それらを見つけたら入念にチェックします。

また、水が動いていたり変化のある場所も狙い目です。水の流れがぶつかっていたり、流れ込みであったり、さらにはコンクリートで護岸整備されたような場所であれば、川の角となるような場所もフナが溜まる場所です。

そして、どんなポイントでも同様ですが近づきすぎるのはやめましょう。フナに限らず魚は警戒心が強いので、水際から少し離れて静かに釣りをするというのが基本です。

2.仕掛けの投入~誘い

フナは底付近で餌を捕食する習性があるので、仕掛けも底付近に投入するのが基本です。

そして、仕掛けを投入したら10秒ほど待ちます。ここでアタリが無ければ、誘いを入れます。誘いは竿先を軽く上下に動すのがコツ。ここでもアタリが無ければ自らが移動し探るようにして様々なポイントに仕掛けを投入していきます。

これはあくまで基本です。その場でとどまって釣るエンコ釣りのスタイルのほうが釣果を伸ばせる時もあります。その日の状況や好みで釣りのスタイルは選ぶと良いでしょう。

3.アタリ~アワセ

ウキがスッと沈んだり、ピクピクとウキが揺れたりすればアタリです。見極めるのが難しいアタリもあるので最初は難しいかもしれませんが、ウキに違和感が出たらアワセるようにして感覚を掴んでいくのも良いでしょう。

そして、アタリを感じてからのアワセは軽く竿をしゃくる程度で大丈夫です。フナであれば大きくアワセなくてもしっかり針がかかりします。

フナ釣りは手軽さと奥深さを持ち合わせた釣りの原点

フナ釣りは手軽さと奥深さを持ち合わせた釣りの原点です。そのため、初心者の方はもちろん、普段は他の釣りを釣りを楽しんでいるといった方にもおすすめです。

他の釣りにチャレンジすることで、釣りの新たな魅力に気付くことができるかもしれませんし、シーズンによって複数の釣りを楽しむというのも趣味としては広がりができて面白いです。

近くにフナが釣れる場所があるという方は、ぜひフナ釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。