マズメとは?釣れる理由を解説!釣り方の3つのコツも

出典:写真AC

マズメがなぜ釣れるかご存知ですか?

何となくはイメージできるものの、その理由については良く知らいないといった方も意外と多いのではないでしょうか。

そこで当記事ではマズメがいかにして釣れるかを解説!さらには初心者の方向けにマズメで釣るコツも合わせて紹介します。

改めてマズメのことを知りたいといった釣り好きの方も、マズメと聞いてもピンと来ないといった釣り初心者の方も、ぜひチェックしてみてください。

目次

マズメとは?

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マズメとは、平たく言うと魚のご飯時です。一般的にマズメは、早朝と夕方の1日2回で、この時間は魚の活性が非常に高くなります。フィッシュイーター(小魚などを捕食する魚)であれば激しく小魚を追いかけ回します。

そのため、釣り人であればいかにこの時間を有効に過ごすかで、その日の釣果が大きく変わります。日中にアタリが全くない時でも夕方を迎えるとバタバタと釣れることもあるので、マズメを逃さないことが重要です。

ちなみに、朝にあるマズメを朝マズメ、夕方にあるマズメを夕マズメと言います。

マズメが釣れる理由

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1.プランクトンが活発に動きが出すから

マズメは魚のご飯時と紹介しましたが、それにはワケがあります。

マズメ時、水中の中ではプランクトンが活発に動き出すことが起因となって食物連鎖が起きます。

プランクトンが動き出すと、プランクトンを捕食するため小魚が活発に動き出し、その小魚を捕食するために釣りのターゲットとなるような大きな魚も活発に動き出すというなかたちです。

マズメ時の水中では人間の想像以上に忙しく生物たちが活動しています。

2.夕マズメは魚の警戒心が薄れるから

日中警戒心を強めている魚も、夕マズメの薄暗い時間となると警戒心が薄れてきます。

魚は物影や物音などにとても敏感なので、ふいに影を落としたりすると魚はスッと逃げます。このようなことが夕マズメの時間帯は辺りが薄暗くなることで、人間の存在が気付かれくくなります。

また、捕食者にとっては、薄暗い中で捕食をしたほうが小魚に気付かれにくいといった側面があります。捕食者は激しく小魚を追いかけ回すので、ルアーで釣る場合にはこれも好都合と言えます。

3.朝マズメは人的プレッシャーが少なくなるから

釣り人が同じ場所に何度も何度もルアーを通したり、物音を立ててポイントに近付いたりすれば、魚に相当なプレッシャーを与えてしまいます。当然ながらプレッシャーが高くなると魚は警戒心を強め、釣ることが難しくなります。

その点、朝マズメの時間は一旦フレッシュな状態になっていることに加え、絶対的に人が少ないので日中よりも釣りやすくなります。そのため、ルアーをキャストして「一投目で釣れた」なんてことも朝マズメでは良くあります。

マズメの釣り方!3つのコツ

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1.良いポイントに入る

一にも二にもこれが何より大切です。マズメで魚の活性が高くなるとはいえ、魚はどのポイントにもまんべんなくいるということはないので、ここぞというポイントに入っておくことが重要です。

ただ、良いポイントというのはフィールドに通わなければ分からないところでもあるので、初めのうちは釣具店で情報を仕入れたり、他の釣り人が釣っている場所をチェックしておくなどして日頃から情報収集しておく必要があります。

そして、良いポイントを見つけたら、マズメに備えてポイントに入っておきます。ただ、そのポイントが急には入れない超人気ポイントということであれば、マズメだけを狙ってその場所で1日粘って釣るというのも良いでしょう。

とにかくマズメで釣るには良いポイントに入るということです。

2.マズメの時間を事前にチェック

マズメの時間を逃さないためにも、しっかり美味しい時間をチェックしておくことが大切です。

一般的に、朝マズメも夕マズメも日が昇ったり落ちたりといった薄暗い間が勝負となるので、日の出と日の入りの時間は事前にチェックしておきましょう。

そして、朝マズメであれば日の出の少し前にポイントに入って日の出とともに釣りをスタートするイメージ。夕マズメの場合は日の入りの少なくとも1時間30分前くらいには好ポイントに入っておくようにすると良いです。

3.マズメ狙いのルアーで釣る

マズメを効率良く釣るには、マズメに合わせた釣り方をするのがベターです。例えば淡水のトラウトやバスなどのルアーフィッシングであれば、水面の小魚を追うターゲットに合わせて表層系のルアーで狙います。

もちろんターゲットによってマズメの釣り方は異なりますが、共通するのは、そのターゲットがマズメでどのようにして小魚などのエサを捕食するのかです。

そして、それに対応するルアーを選び、ルアーを引くレンジを見極めて釣るというのが基本です。

準備万端でマズメを迎えよう!

マズメをフィーバータイムにするためにも、釣り人としてはしっかり準備しておきたいものです。

釣りは1日釣れれば一番良いですがそうは甘くありません。やはりその時間に合った釣りをする必要があります。

特にマズメは魚自体の活性が上がり他の時間よりも断然釣りやすくなるので、釣り人としてはこの時間を活かさないわけにはいきません。

1日を気持ちよくスタートさせるにも、そして、1日の最高の締めくくりとするためにもマズメをいかにして釣るかは、釣り人にとって非常に大切と言えるでしょう。

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