【おすすめ!2馬力船外機ボート】ボートの種類や基本の操作方法を徹底解説

撮影:筆者
マイボートから朝日

釣り具屋に行くと、たまにチラシにボートが載っていることがありますよね!手漕ぎボートや船外機付きのボートなど、興味はあるけど、実際はどんなもんのかわからない…。

しかしいざ体験してみるとすごく楽しく釣りができます。 また近年、よく見かける2馬力船外機は免許が不要で誰でも操縦ができるので、ボート釣りの幅が広がります。

 今回は2馬力ボートの海釣りについてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。湖やダムでの釣りになりますとまたルールが違ってきますので、注意してくださいね

目次

ボート釣りの魅力とは?

撮影:筆者

●メリット

・陸からでは届かないポイントまで行ける。

・簡単に数も大物も釣りあげることができる。

・広い海を自由に探り、日常では味わえない体験ができる。

・出船時間や納竿時間は自分の意志で決められる。

・隣りの人の目を気にする必要一切ナシ!

自分だけの秘密のポイント、岸からは届かないが浅く小さなポイントも多く、職漁船も入らない、そんな宝探し的なことが楽しめます。

●デメリット

・ある程度の初期費用が必要。

・ボートの収納や後片付けを自分でしなければならない。

・メンテナンスが必要

ボートで釣りをするときの注意事項

陸の上と同じで海の上にもルールがあります。なので、海上法規だけでなく、漁業者や他の釣り人などへの配慮、マナーを守ることが大切です。

特に安全管理に関しては、ボート釣りをする人は必ずライフジャケットを着用すること!

必ず、海上でのルール及びマナーの厳守、安全管理を徹底して釣行をお願いします。

2馬力ボートの種類

撮影:筆者
筆者のマイボート

●ゴムボート

ゴムでできたボートで。空気を抜くとたためるので、持ち運びに便利です。 空気のチューブで全体を覆っているので波の衝撃を吸収してくれます。FRPより波の影響を受けませんが、構造上、スピードは出にくです。

●FRPボート

プラスチック製のため、ゴムボートのような空気漏れや劣化の心配がありません。構造的にも波を切って進むので、当然ゴムボートより速度が出ますが、 波の影響は受けやすいです。また、折りたためないので収納スペースが必要で、重量もゴムボートより重いです。

安全の為に必要な道具

●ライフジャケット

ボート釣りをする人は同乗者を含めて、手漕ぎであろうと船外機付のボートであろうと必ずライフジャケットは着用しましょう!レンタルボートでもライフジャケットの着用は義務付けしています。また、子供を同乗させる場合も体にあったサイズの着用が必要です。 もしもの時の命綱です!暑いから、とか、かさばって動きにくいからという理由でボートに乗せているだけでは無意味です。必ず着用しましょう!
また、ホイッスルをライフジャケットに結んでおくと、万が一、落水や事故防止の際、音で知らせることができるので便利です。

●携帯電話

もしも転覆や落水、また波や風が強くて自力で戻れなくなった時は海上保安庁の緊急通報番号”118” を覚えておきましょう!。しかし、肝心の携帯電話が水に浸かってしまってはどうにもならないので、防水仕様のタイプかもしくは ケースなどに入れて防水対策を施しましょう!

●アンカー及びアンカーロープ

釣りをする時にも必要ですが、万が一の非常にも必須とアイテムです。例えば風が強く自力で戻れなくなった場合、そのままではどんどん沖へ流されてしまうので、アンカーを使ってボートを固定すれば、助けがくるまで待つことができます。 また、アンカーロープは水深の1.5倍~2.0倍の長さが必要とされるので、もし水深20m程度で釣る場合は単純に40mの長さが必要です。なるべく長めのロープを準備した方が無難ですが、狭いボート内では絡まないようロープ巻き等のアイテムを考えることをおすすめします。

●オール

手漕ぎボートには必須アイテムですが、船外機の場合も必ず持参するべきアイテムです。 いつ、どこで故障するかわかならないことも常に考慮しなければなりません。 故に、ボート釣りをする場合、オールは必須アイテムです。

免許不要!2馬力船外機について

エンジンはガソリンを燃料として、2ストローク4ストロークの2種類があります。

ボート免許は平成15年の法改正で、船長3m未満&2馬力以下のボートは免許・船舶検査が不要となり、より身近なものになりました。
しっかりと理解をし安全対策をすれば、誰でもワンランク上の海釣りが楽しめます。

●2ストロークタイプ

最大の特長は軽さとシンプルな構造になります。

重さは同出力の4ストロークと比べて約2割~3割程度軽く、 シンプルな構造なのでトラブルも少ないのですし、価格も安価ですが、オイルとガソリンの混合燃料なので 少し手間がかかるのが難点です。

●4ストロークタイプ

排気ガスやエンジン音など2ストロークに比べ、環境に良く静かです。

また、燃費も良いいですが、 重量は2ストロークよりも重く、価格も2ストロークより高価なところが難点です。 4ストロークの燃料はガソリンのみで混合ではないので管理が楽です。

●モータータイプ

特徴は、電気で動かすので音がほとんどなく静かです! 船外機より小さいので持ち運びに便利です。

速度の調整も細かく設定でき、エンジンではできない細かな移動ができます。 また、本体のメンテナンスも非常に楽ですが、動力が電気なのでバッテリーになります。1日中使用するには それなりの重量のバッテリが必要になります。
細かなスピードの調整が行えますが、速度は出ません。 常にバッテリー切れの心配があり、パワーがない場合、最悪で風で戻れなくなる恐れもあるので広範囲の移動には向いていません。

2馬力のスピードは??

どれくらいの速度が出るかは、様々な条件により異なってきます。 ボート自体の重量や人や荷物の重量、船底の形状、波、風などの抵抗がかかるので、 一概には言えませんが、大体、目安として時速10kmくらいが平均速度となります。

ボートの種類は、材質がゴム、FRP(繊維強化プラスティック)を使用していることが多いです。 それぞれに特徴があり、また速度も変わってきます。

詳しく解説!2馬力ボートを操作する上で知っておきたいパーツ

出典:pro shop ken

●フューエルタンクキャップ

エンジン式の船外機についている燃料タンクの蓋。回して開閉させます。 この蓋に付いているゲージで燃料の残量を調べることができます。

●エアーベントスクリュー

燃料タンクの空気を抜くための装置です。 これが閉まったままだとエンジンに燃料が行きません。 うっかり忘れがちな部分なので、しっかり覚えておきましょう!

●給油レバー

エアーベントスクリューで燃料タンクの空気を抜き、燃料をエンジンに送るためのレバーです。

●チョーク

酸素とガソリンの割合を調整する装置です。 閉じると燃料が濃くなるので、エンジンがかかりやすくなります。 エンジンがかかったら全開に開ける(Open)ようにしましょう。 閉じたままにしておくとエンジン停止の原因になりますので注意してください。

●スターターハンドル

エンジンを起動させるハンドルです。紐が巻いてあり、ハンドルを握って一気に引くとエンジンが始動します。

●スロットルレバー(スロットルグリップ)

自動車で言うアクセルになります。これを操作することで速度の調整ができます。

●ハンドルバー

ハンドルのことです。役割は自動車同じですが、右に押すと左へ、左に押すと右へ曲がります。 曲がり具合などは実際に操作してみないとわかりにくいので、実際に操作して感覚を掴みましょう。

●チルトストッパー

エンジンのスクリュー部を上にあげるための可動部を動かしたり止めたりする箇所で、 船外機の先端が地面や海底をこすって、スクリューを破損させないようにする役割があります。

●キルスイッチ(ストップスイッチ)

エンジンの停止ボタン。ここに尻手ベルトのような紐が付いているので、これをライフジャケットや手首に付けておけば、 運悪く落水しても紐がスイッチを引っ張ってエンジンを停止させます。

●割ピン、シャーピン

スクリューをエンジン本体に留めるための金具です。
予備が必ずエンジンのどこかに付いている筈ですので確認しましょう。 スクリューに道糸や藻が複雑に絡まったまま動かしていると、このピンが折れて回らなくなります。 その場合は、エンジンをチルトアップさせて、スクリューを外して対応しなければならないので、予備のピンを準備しておくと良いです。

※この他にも様々な操作ポイントがあります、取り扱い説明書をチェックするのはもちろん、メーカー、ショップの方に分からないことを聞いてしっかり理解しておくことが、より快適に使うための一つの方法です。

2馬力ボートで楽しい釣りライフを!

撮影:筆者

いかがでしたか?今回ご紹介したのは海での2馬力ボート釣りです。湖やダムでの釣りになりますとまたルールが違ってきますので注意してくださいね。

まずは自分がどんな魚を釣りたいか、しっかりと考えた上で、予算や保管方法など検討して自分にあった種類のボート購入するといいと思います。 手始めにレンタルボートで体験して参考にすることもいいでしょう! しっかりと安全を確保して、楽しい釣りライフをエンジョイしてください!

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