クリクリお目々に短いヒレ、ぷっくりとしたほっぺたは見ているだけでこちらを和ませる魅力にあふれています。昭和の時代に人気を博したムツゴロウもハゼの仲間。我らがGyoGyoくんも、実はハゼがモチーフだったりします。
ハゼってどんなお魚なの・・・
ハゼはなんと世界に2100種類以上の仲間がいます。
世界のあらゆる水域環境で生息する、もっとも繁栄している魚の一つなのです。
大人のハゼの体長は、1cmに満たないほどの小さいゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまでと種類によって差があります。
マハゼは春になると砂泥底に穴を掘り、穴の壁に卵を産みます。
やがて孵化した稚魚は、海の中を泳ぎまわり、全長2cmほどに成長すると泥干潟にやって来て生活し始めます。
淡水だと池で泳ぐオタマジャクシ〜田んぼへ向かうカエルが近い印象ですね。
夏になると全長7cm-10cmほどになり、海岸の浅いところや、淡水域でもその姿を見ることができます。そして冬に大人の魚となると、沿岸のケタ場に移って生活を始めます。
見かけるところ&釣れるところ
全国各地の河川や汽水域の浅瀬
好きな食べ物
食性は肉食性が強く、多毛類・甲殻類・貝類・小魚などを貪欲に捕食するが、藻類を食べることもある
マハゼ – Wikipedia
GyoGyoメディア編集部でも多摩川からお招きしたマハゼを3匹飼っていますが、水槽の浄化も兼ねて投入したヌマエビが、続々と失踪する事件が。。。そういうことでしたか。
オススメの釣り方
チョイ投げ釣りが簡単でオススメ。
食べる場合は問題ないですが、飼う場合は、口元を傷つけると弱ってしまうので、針を飲まないうちにさっと外してあげてくださいね。また、素手で触ると体温でハゼが火傷してしまうと言われています。
100均などでも売っている軍手を使うか、お持ちの方はフィッシュグリップなどで挟んであげるのがいいかもしれません。
チョイ投げ釣りのやり方
砂泥底に潜むハゼは、ゆっくり落ちてくる餌に反応します。
そこで餌をつけた針を垂らし、反応するまで上下にゆっくり揺らしたり、餌のついた釣り針を砂泥底に這わせるのがチョイ投げ釣りです。
こちらのキス釣りの記事でもチョイ投げ釣りのやり方を紹介しているので、参考までにリンクを貼っておきますね。
キスとハゼは生息環境がとてもよく似ているようです。
シーズン初めのハゼは、釣り棹の手元にまで伝わってくるような引き反応を示しますが、次第に学習し、秋頃からは、あるかないかの微妙な引きになります。この微妙なあたりを見逃さずに引き上げられると良いですね。海釣りなら、キスとハゼを同時にゲットも夢ではないかも?!
ハゼの調理方法について
釣ったからには食べたいですね。水が綺麗なところならとくに。ハゼはみなさんに広く知られている通り、江戸前天ぷらの高級食材として有名です。
身体が小さいので食べるとなると調理も数をこなす事になりますが、さばき方自体はさほど難しくありません。調理法はこちらの記事へ。
初めての釣りに。ハゼ釣り入門セット
色々揃えるのは大変・・・。でもセットになっていると慣れたお店の人が組んでくれるのでなんとなく安心ですね。ハゼ釣りをきっかけに他の釣りにも挑戦できたら最高です。チョイ投げセットなら、キスも狙えますね。
予算抑え目で手軽に始められるセットはこちら!
道具はより良い物を・・とお考えならば、有名なシマノで揃えられるこちらがお勧め。