
みなさんはバーブレスフックを知っていますか?バーブレスフックとはカエシのないフックのことをいい、通常のフックとは使い勝手が異なることがあります。中にはバーブレスフックを使ったことがない方も多いと思います。なにげなくフックを使っていた方もいるかもしれません。
ここではバーブレスフックを使うメリットやデメリットを紹介いたします。カエシのないフックは通常のフックにはない魅力がありますので、この機会にチェックしてみてください。
1バーブレスフックを使うメリット

魚にやさしい !
通常のフックに比べ、魚にやさしいものがバーブレスフックです。これは通常のフックに比べ、口に掛かったときに外すことが簡単で、魚にダメージを与えにくいためです。
そのため、一部のアングラーに人気があり、管理釣り場のような場所でバーブレスフックは好まれます。アングラーの価値観によって、よく使う方、あまり使わない方と好みが分かれやすいフックでもあります。
少しでも魚にやさしい釣りをしたい方はバーブレスフックを使っている方が多いです。魚にやさしい釣りといった点では、バーブレスフック以外にもリリースまでの対応も大切になります。
釣りあげたあとに外れやすく、手返しがよい
カエシがないため、なかなかフックが外れなくて困ったといったことが少なくなります。
釣りをしていると魚の掛かり方や、場所によってはフックを外すことが難しいこともよくありますよね。釣りあげた魚は通常のフックよりも外しやすく、すぐに釣りを再開しやすいです。
フックを外すことが苦手な方や、手返しのよい釣りをしたい方にはバーブレスフックがおすすめです。
木やゴミが掛かったときも外れやすい
釣りをしていると様々なものがフックに掛かることがありますが、木やゴミなども外れやすくアングラーの手間が減ります。フックの外しやすさがバーブレスフックの大きなメリットです。
バーブレスフックを使うデメリット

バラシのリスクがある
カエシのないバーブレスフックは、テンションをうまくかけないと魚から外れてしまうリスクがあります。バーブレスフックの大きなデメリットがこのポイントで、掛かりが浅い場合は特に注意が必要です。その点を気にしているアングラーも少なくありません。
魚にやさしい釣りをするのか、バラシの数を減らすのかアングラーにとっては難しいポイントですね。
ルアーの種類が少ない
管理釣り場用のルアーにバーブレスフックは多いのですが、全体的にみると最初からバーブレスフックがついているものは、まだまだ少ない印象があります。そのため、バーブレスフックでルアーを使いたい場合は、通常のフックからバーブレスフックへと交換して使うことが多くなります。
またフックの大きさも豊富に選ぶことが難しく、数の少なさもデメリットになってしまいます。
小さな釣具店だと販売していないことも
大きな釣具店であればほとんど手に入りますが、小さな釣具店ではバーブレスフックを販売していないこともあります。どこでも手に入るわけではないため注意が必要です。
エサ釣りでは、エサが外れることも
カエシがついていないので、エサ持ちも悪くなってしまう可能性があります。エサ持ちが悪いことは、エサの消費量が増えることや魚が釣れにくいことなどにも影響してきますので避けたいですね。
エサ持ちを気にする方は、カエシのついたフックがよいかもしれません。
1バーブレスフックは自作もできる

ペンチなどでカエシをつぶすことで、自作のバーブレスフックを使うこともできます。バーブレスフックで釣りをしたい方は、この方法が手軽にできることも魅力ですね。本来のバーブレスフックのようになめらかにカエシをつぶすことは難しいですが、カエシのないフックとしてアレンジすることができます。
注意点は、フックが折れてしまう可能性があること、カエシがうまくつぶれないことなどがあげられます。失敗してしまうこともありますので慎重に行ってみて下さい。
【オルルド釣具 】OWNER Cultiva SBL-35 シングル バーブレスフック #6 3.3g
管理釣り場でよく使われるスプーンです。通常のフックがついたスプーン、バーブレスフックのスプーンとそれぞれ種類がありますのでフックの種類をよく確認しましょう。
【オーナー(OWNER)】 SBL-31 シングル31バーブレス 8 11614
交換用のバーブレスフックです。フックが劣化したタイミングで交換しましょう。
まとめ
バーブレスフックは魚にやさしいフックです。様々なメリットやデメリットがありますが、バーブレスフックは大変魅力があります。これからルアーの種類も増えていく可能性もありますので要チェックですね。みなさんも興味がありましたらバーブレスフックを使ってみてください。