「アジのなめろう」なるものが旨いと聞いたけど本当?どうやって作ったらいいの?
この記事では↑のような疑問に情熱的にお答えしていきます。本記事にたどり着いたあなたは超ラッキーです。アジングを愛する筆者は、日本でアジのなめろうを愛する人の中でも上位5%に入っている自信があります。(根拠はありません。)
本記事の「なめろう」ちゃんは、ググって出てきたどのレシピよりも旨い自負がありますので、ぜひぜひ作ってみてくださいね!
「なめろう」ってなに?

まず、アジのなめろうの「なめろう」について軽くうんちくを。「なめろう」という、聞いただけで気の抜ける名前の由来について調べてみました。
「なめろう」という名前の由来には諸説あるようですが、有力な説のひとつに「なめるほど美味」というものがありました。これに関しては、筆者も激しく同意です。確かに筆者も終盤は盛り付けた皿をペロペロと舐めながら日本酒を飲んでます。なめろうを考え出した天才発明家も同じように、なめてたんだろうと思うと妙な親近感を感じますね。
アジのなめろうの作り方
ということで、なめるほど美味な「アジのなめろう」の作り方を見ていきましょう!
材料は以下です!
- アジの刺し身 100g
- みそ 大さじ1
- 醤油 小さじ2分の1
- ごま油 小さじ2分の1
- 大葉4枚 (+盛り付け用に1枚)
- ショウガ 親指の第一関節ぐらい
- ミョウガ 1/2本
- ねぎ 盛り付け用に少量
- すりゴマ 盛り付け用に少量
薬味に関しては好き嫌いがあると思いますので、好きなものだけを入れればOKです。個人的なおすすめは薬味はもったいぶらず、たっぷり入れること。魚の臭みを消して、旨味を引き立ててくれます。
①アジの鱗を取る
アジの尻尾から頭に向かって包丁でウロコを落としていきます。
本当のことを言うと、筆者はなめろうを作るときにはウロコを落としません(どうせ後から皮をはぐので)。ですが、どのレシピにもまず鱗を落とすように書いてあるので、一応のせときます。ぶっちゃけ、この工程は省いてもOKです!
②アジを3枚におろす

頭を落として腹わたを出します。中骨に沿って上身と下身を削ぐように切っていきましょう。3枚おろしに関しては動画のほうがわかりやすいので、リンクを載せておきますね。
ちなみに最初からバッチリうまくはいきませんので、何匹か捌きながら慣れていくイメージを持っておくと良いと思います。
③腹骨をすき取る

3枚におろし終えたら、上身と下身の腹骨をすいていきましょう。包丁を寝かせるようにして、なるべく骨の際を狙っていくと食べられる量が増えます!
④皮をはいで中骨をとる

アジの皮は包丁を使わなくても手でペロッと簡単にむけます。頭側から少しずつ剥いでいきましょう。皮を剥いだら、身の中心部分に刺さっている中骨をとっていきます。
中骨を取るときのやり方は2通りです。

- a.ピンセットでちまちま骨を抜き取る
- b.包丁で中央の身ごと切ってしまう
このときには、早く酒が飲みたくて既に手が震えている筆者は問答無用でパターンbです。どちらを選んでも大差ありませんので、お好みでどうぞ。
⑤薬味をみじん切りにする
これから薬味や調味料とアジを混ぜ合わせていくのですが、薬味はよく混ざるように事前に刻んでおきましょう。こまか〜く刻んでもいいですし、粗みじんで食感を残すのもアリです。
⑥薬味と一緒に叩きながら混ぜ合わせる

アジと薬味を叩きながら軽く混ぜ合わせます。
その後に調味料
- みそ 大さじ1
- 醤油 小さじ2分の1
- ごま油 小さじ2分の1
を入れて、包丁で叩きながら混ぜ合わせていきます。
⑦盛り付けて完成♪

きれいに混ざったら、お皿に盛り付けて完成です!ちょっといい感じの小鉢に大葉をしいて、「なめろう」ちゃんをちょこんと座らせます。その上に、すりゴマとネギを振って完成です!
盛り付けの段階で、追いごま油(分量外)を垂らすのもおすすめ。ただし、もこみちさんのオリーブオイルばりにやると、せっかくのなめろうが台無しになりますので、すこ〜しだけにしておいてくださいね。
アジのなめろうの食べ方・アレンジレシピ
ついに「アジのなめろう」が完成しましたので、ここからはおすすめの食べ方とアレンジレシピをご紹介していきます。
日本酒が無限に飲めます
まずはそのまま食べるパターンです。とりあえず、アジのなめろうがあれば日本酒は無限に飲めます。めっちゃ合います!もちろんビールや焼酎、白ワインなんかにも合うと思いますよ。ただ、赤ワインは生魚との相性が良くないので、要注意です。
ご飯にのっけても最高
お酒をあまり飲まない方は、ご飯に乗っけて食べるのもおすすめです。みそのコクと薬味のさわやかな香り、ごま油の風味で食欲全開。白メシが進みます。
お茶漬けにしても美味
アツアツのお茶や出汁をかけたお茶漬けにしても美味です。個人的なおすすめは昆布茶でのお茶漬け。なめろうに昆布の旨味が加わって絶品ですよ。
余ったらつみれ汁にしてもGood
なめろうは超うまいので、調子に乗って作りすぎてしまうこともあります。そんなときはすりおろした山芋と片栗粉を加えてつみれを作るのもおすすめです。昆布またはカツオ出汁に少量の塩を加えてつみれを煮込み、三つ葉なんかを入れちゃうと上品なつみれ汁に仕上がりますよ。
アジバーグにしてもYummy
なめろうに山芋(すりおろし)と片栗粉をいれたつみれは、そのまま焼いて食べてもうまいです。イチオシは風味が豊かなゴマ油で焼き、おろしポン酢でいただく食べ方。山芋でふわふわ感がプラスされたアジバーグは最高です。
さつま揚げ風にしてもJesus
なめろうつみれは油で揚げて、さつま揚げ風にしてもおいしいですよ。素揚げでもいいですし、表面に片栗粉をまぶしてもOK。ビールの良いお供になります。
なめろう最強すぎ!ぜひ作ってみてね♪
この記事では釣り人流の絶品なめろうの作り方をご紹介しました。アジのなめろうは簡単に作れてなめるほどに美味!そしてアレンジのバリエーションも豊富。なめろう最強すぎですね。ぜひ、釣れたてピチピチのアジで作ってみてください。
>>豆アジたくさん釣れた!どうやって捌く?関連記事はこちら