マダコといえば、食材としてとても美味しいですが、釣っても楽しいので人気です。船で楽しむマダコのタコエギングは生餌を使わず、キャスティングもあまりないため、初心者でも十分楽しめます。

1

マダコとは?どんな生き物?

マダコは青森から九州までの沿岸で、砂利や岩礁といった海底に潜んでいます。

体長は大きくても60cm程度となっており、日中は巣穴に潜んでいて、夜になると餌を探すために活動をスタート。

夏以降、数万から十数万個の卵を岩陰に産み付け、1ヵ月間、メスがそばで世話をして、ふ化すると一生を終えることが多いです。

マダコはしなやかで柔軟性があり、色素細胞が密集した体を持っているため、周辺の色と同化することで、外敵から身を守ることがあります。

また、外敵に追われると黒いスミを吐いて逃げることはよくあります。

マダコは強いなわばり意識があり、居心地がよい巣穴を死守するようです。

釣り上げたばかりの新鮮なマダコは茹で立てが美味しいので、塩をつけて揉んだ後、鍋で茹で上げて頂きます。

天ぷらや刺身にしても美味しいので色々な楽しみ方があります。

タコエギングとは?どんな釣り方?

船で楽しむマダコのタコエギングでは、オモリを付けたタコ餌木(ルアー)を海底まで落としたら、竿をしゃくり(竿先を上下)ながらマダコを誘います。

たまにタコ餌木のカラーを変えてローテションしながら、アタリを待ちます。

キャスティングすることでポイントが変えられますが、狭い船上なので周辺には十分気を付けて下さい。

1

マダコエギングの仕掛けについて

出典:釣りメディアgyogyo編集部

ミチト(PE:2~4号)に結んだ50cm程度のリーダー(フロロカーボン:10号)の先に結合したタコエギ用三又サルサカンを介してタコ餌木(3.5~4号)とオモリ(10~50号)を取り付けます。

オモリは竿先からそのまま海底に落とすなら20~50号を取り付け、キャスティングするなら10~30号を取り付けます。

>>次ページでタコエギの道具を解説!

1 2