みなさんは釣りをするときにスナップは使いますか?スナップは適切に使うと非常に便利で、効率よく釣りをするには欠かせないアイテムです。
ここではスナップを使うメリットや注意点などを紹介いたします。

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スナップを使うメリット

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仕掛けやルアーの交換が簡単になる

釣りをしているとそのときの状況に合わせて仕掛けやルアーの交換を行いますが、スナップを使っていればそのときにラインを結び直す煩わしさがありません。特にルアー釣りは、数投で反応を見て交換したい気持ちになることもありますよね。

アングラーによってもルアーの交換頻度は異なりますが、頻度の高い方にとってスナップは必須になるかもしれません。

スナップを使うことで、ワンタッチで仕掛けやルアーの交換ができますので、取り付けにかかる時間も大幅に短くなります。

リーダーが短くならない

PEラインなどではリーダーを使いますが、スナップを使っていない場合はリーダーをカットすることが多くなり、使っている期間が長くなるほどリーダーは短くなりがちです。

しかし、スナップを使うことでリーダーはカットする機会がほとんどなくなるので、リーダーが短くなるということがありません。

ルアーが自然な泳ぎに!

ラインを直接ルアーに結ぶと接続部分がほぼ固定されます。しかし、スナップを使うと接続部分に良い具合の可動域ができます。この部分の有無でルアーの動きは少々異なる場合があります。スナップを使うと泳ぎの自然さが増すルアーもありますので、比較してみてください。

また、これはすべてのルアーに当てはまるわけではありませんので、注意してください。

高価なアイテムではないため負担が少ない

数百円で購入することができますので経済的な負担が少ないです。釣り場へは忘れることなく持参したいアイテムです。

オーナー(OWNER) P-20 耐力スナップ

耐久性の高いスナップです。折れにくく曲がりにくいスナップは、使っていて安心感があります。

OWNER(オーナー) 72802 P-02 クイックスナップ 1.5

小さいスナップですが、強度が高いモデルです。スナップにもそれぞれの特徴がありますので、比較してみてください。

Wild Scene (ワイルドシーン) クイックスナップ 100個セット

釣りでよく使うスナップはたくさん持っておいてもいいですね。大きさや、何個入りなのかの確認をしてから購入しましょう。

スナップを使う注意点

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大きさによって強度が異なる

スナップにも強度があり、大物を狙う場合はスナップも大きくなる傾向にあります。ライトゲームには小さめのスナップ、シーバスを狙う場合には比較的大きめのスナップというように、スナップにも使い分けが必要です。

スナップを購入する際は強度も確認してみましょう。

劣化したものを使わない

スナップは頑丈そうに見えますが、場合によっては折れることや伸びてしまうことがあります。そのためスナップの形状はよく観察し、同じものを長く使う場合には劣化していないか注意しなければなりません。特に大きな魚を釣りあげたあとは、フックの観察とともにスナップも要チェックですね。

また、サビてしまったものは強度が弱くなっている場合がありますので注意してください。スナップもラインなどの同じように交換のタイミングがありますのでよく見極めて使い、経年劣化を見逃がさないように注意が必要です。一定の期間が過ぎたものは買い替えの対象としても良いでしょう。

持ち運びに注意

スナップは小さいため失くしてしまいやすいことがあります。失くしても気がつかないこともありますので、スナップの管理はしっかりしましょう。

タックルボックスのなかに自分でわかりやすく保管することや、専用のスナップケースを用意して個別で保管してみてもいいですね。

海で使った後は水洗いを

仕掛けやルアーと同じように使ったあとは水洗いをすれば、スナップを綺麗に保つことができます。忘れやすい部分ですが、しっかりメンテナンスを行いましょう。

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初心者の方やルアー釣りをする方はスナップの使用がおすすめ!

出典:unsplash

初心者の方はラインを結ぶ作業だけでも時間がかかってしまうため、スナップの使用がおすすめです。またルアー釣りの場合は、いくつものルアーをローテーションして使うことが多いため、スナップを使うと効率よく釣りができます。

スナップを使うことに慣れると毎回結びなおすことが面倒に感じるため、釣りをしているときの手間を減らしたい方にもおすすめです。

スナップの使用の有無で直接釣果に影響することはないですが、時間を有効に使うことができるといった点で有利になることがありますので、みなさんもぜひスナップを使って釣りを楽しんでみてください。