寒い冬が過ぎると、だんだんと暖かくなってきてやってくる春。
春になれば再び魚釣りシーズンの到来です。
この記事では、春に釣れるカレイ『花見ガレイ』の特徴・料理方法について紹介します。
大きなカレイを狙って美味しく頂きましょう。
1春に釣れるカレイ『花見ガレイ』とは?

春になるとカレイが産卵を終え、沖へと遠ざかっていたカレイが再び接岸してきます。
接岸してきたカレイを狙って、釣りをする方も一気に増えるでしょう。
そして、春に釣れるこのカレイのことを、通称『花見ガレイ』と呼んでいます。
花見ガレイと呼ばれる由来は、ちょうど桜が咲く季節と重なることからです。
春はカレイを釣る絶好のチャンス
カレイを狙うのであれば3月下旬がおすすめです。
理由は海水温が最も低い時期でエサ取りの活性が低いから。
アタリをとることができれば外道の魚ではなく、狙ったカレイを釣り上げることができるでしょう。
ちなみにカレイのもう一つのシーズンである秋~初冬にかけての釣り。
しかし外道の魚が高活性であるため、難易度はグッと上がってしまいます。
それゆえ、カレイだけを狙うのであれば春の花見ガレイを狙うべきと言えるでしょう。
春に釣れるカレイの特徴は?

産卵を終えた直後のカレイは痩せて身が薄くなっています。
しかし花見ガレイと呼ばれる春頃に釣れるカレイは、食欲も回復して身が厚くなっています。
それゆえ、釣ってよし、食べてよしです
ホンムシ・イワイソメ・アオイソメが好き
エサは、ホンムシ・イワイソメ・アオイソメが良いでしょう。
匂いで誘うホンムシ・イワイソメ。
動きで誘うアオイソメ。
どちらも併用しながら釣りをすることで、よりカレイをおびき寄せることができるでしょう。
カレイの居る場所を探ろう
カレイは海底が砂や泥の場所が好き。
地形は平坦な場所ではなく、かけあがりや船の通り道になるミオ筋やシモリ周りがねらい目です。
ちなみに防波堤の捨て石や消波ブロックまで来ている場合もあります。
漁港などの堤防では条件に当てはまる場合が多く、ねらい目のポイントといえるでしょう。
1春に釣れるカレイの料理を紹介!

カレイの身は柔らかく、火を通しても硬くなりません。
それゆえ様々な料理方法で楽しむことができます。
大型は煮つけや刺身に。
小型は唐揚げにすると良いでしょう。
カレイの料理と共に、美味しく食べる方法も紹介します。
カレイの煮つけ
カレイと言えばやはり煮つけです。
淡白な魚の身に煮つけの味付けがベストマッチ。
煮つけるタレは濃いめの味付けにするのがおすすめです。
カレイの刺身
カレイのお刺身も絶品。
ヒラメよりも好きだという人もいるほど人気の刺身です。
新鮮な状態のカレイであれば、刺身でいただきましょう。
カレイの唐揚げ
カレイの唐揚げも侮れません。
小型のカレイをじっくりとカリカリになるまで揚げることで、頭から尻尾まで骨までバリバリと食べることができます。
ご飯の上に乗せて、カレイの唐揚げ丼にするとご飯が進むでしょう。
カレイの塩焼き
カレイの塩焼きも意外とアリ。
身と皮の違った風味を楽しめます。
皮の臭み対策として、塩で皮の表面のぬめりとしっかりと取ることで、皮を美味しく食べることができます。
春の花見ガレイを釣り上げよう!

カレイだけを狙いたいのであればこの春を逃してはいけません。
釣って楽しい、食べておいしい!
ちなみにカレイの煮つけは筆者の大好物です。
是非、春のカレイ釣りを楽しんで見てください!