
寒い冬が過ぎると、だんだんと暖かくなってきてやってくる春。
春になれば再び魚釣りシーズンの到来です。
この記事では、春に釣れるアジ『産卵前アジ』の特徴・料理方法について紹介します。
たくさんのアジを狙って美味しく頂きましょう。
1春に釣れるアジ『産卵前アジ』とは?
アジが爆釣できるのは夏。
春はまだまだ狙いを定めないと釣れないターゲットではあります。
海がまだまだ低水温であることから釣果の波も出やすいでしょう。
とはいえ、アジの産卵前を狙うことができれば、釣ることができます。
産卵を終えてしまうと餌を食べなくなってしまうので注意しましょう。
釣果は渋いものの、アジを釣るチャンス
アジは産卵前に荒食いをします。
荒食いすることから、大型のアジを狙うことも可能です。
釣具屋さんなどで釣果情報を入手しつつ、アンテナを張りながら釣り場を探していけばきっとアジを釣ることができるでしょう。
東日本は4月~7月、西日本は1月~5月が狙い目
アジは小さな群れで行動する回遊性の魚です。
産卵期は地域によって根付き型と回遊型に分かれます。
それゆえ、地域によって狙い目が異なるのです。
東日本は4月~7月、西日本は1月~5月を狙ってみると良いでしょう。
春に釣れるアジの特徴は?

春に釣れるアジにはどんな特徴があるのか紹介します。
産卵前のアジにはとても嬉しい個体も多いです。
是非とも覚えておいてください。
脂がのったアジ!
春に釣れるアジは、脂がのっている個体が多いです。
この時期のアジは産卵期を前にして抱卵していたり、生殖器が発達しています。
一般的に卵巣や精巣に栄養が持っていかれていしまう場合があるのですが、アジの場合は逆で、この時期に脂がのる個体が多いのです。
大変美味しいので、是非ともオススメのシーズンです。
大型のアジが狙える!
シーズンの中でも最も大型が期待できるのが4・5月です。
この時期は色々な魚種の稚魚が岸際に多く張り付く傾向があり、それを狙ってアジたちが集まります。
これがベイトボールとなってアジ・メバル・ヒラスズキが捕食するためにナブラになることが多いです。
アジを釣る為に場所探しを!
アジを釣る為に、釣り場を事前にチェックもしておくと良いでしょう。
地域にもよりますが、アジのナブラや回遊は夕方からのマズメ時にあることが多いです。
明るい時間帯からベイトとなるボラの群れを探しておくことをおすすめします。
1春に釣れるアジの料理を紹介!

アジは青背魚の中でも食べやすく、親しみのある魚です。
アジ料理といえば何を想像されるでしょうか。
大型はアジフライに。
小型は唐揚げにすると良いでしょう。
アジフライ
アジと言えばアジフライ。
サクサクの食感と共に、タルタルソース・ソース・レモンなどでいただきましょう。
食卓も一気に豪華になること間違いなし。
アジの塩焼き
脂ののったアジは塩焼きにするとおいしいです。
脂の少ないアジは少々味に見劣りしてしまいますが、身がパンパンにつまったアジは脂がのっているので塩焼きにするのが良いでしょう。
アジのお刺身
釣り人の特権、お刺身。
アジのお刺身は寿司のネタとしても有名です。
味がいいという理由から『アジ』という名前が付けられた説もあることから、美味しく食べることができるでしょう。
アジの唐揚げ
小さなアジは唐揚げにするのが良いでしょう。
豆アジと言われる子どものアジは内臓を取り除きカラッと揚げましょう。
頭からボリボリと美味しく食べることができます。
春のアジを釣り上げよう!

大型のアジを狙いたいのであればこの春を逃してはいけません。
釣って楽しい、食べておいしい!
是非、春のアジ釣りを楽しんで見てください!