オニカサゴの沖釣りは、秋から春にかけて最盛期を迎えます。釣り人の間ではイズカサゴとフサカサゴ、コクチフサカサゴの3種を合わせてオニカサゴと呼ばれ、高級魚として知られる存在。刺身にするととても美味しいので人気の魚です。

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オニカサゴとは?どんな魚?

オニカサゴは、関東より南の沿岸に生息する魚です。

150m前後の水深の海で生活し、移動範囲は狭く、海底の砂泥地などに潜んで甲殻類や小魚などを捕食します。

鮮やかなオレンジ色の魚体には突起が多く、ヒレのトゲには毒があるので注意して下さい。

釣り上げた後に背や腹、尻のヒレにあるトゲを取り除く必要があります。

オニカサゴは高級魚として知られおり、刺し身にするととても美味しいです。

オニカサゴにはどんな釣り方があるの?

オニカサゴの沖釣りでは、吹き流し仕掛け(片テンビン)にサバやイカの切り身を付けるのが一般的です。

装飾(タコベイトや夜光玉)も使い、オニカサゴを誘ってヒットしたら電動リールで一気に引き上げます。

水圧の変化に強いオニカサゴは、水深が深い場所でヒットしても、引き上げるまで強い引きが楽しめます。

成長が遅い魚として知られているので、小さいオニカサゴを釣り上げてもリリースします。

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オニカサゴの沖釣りの仕掛けについて

出典:gyogyoメディア編集部

オニカサゴの沖釣りの仕掛けは、オモリ(120~150号)を付けた方テンビンの先にクレン親子サルカンを付けた幹イトを付けて2から3本のハリを結びます。

サバやイカの切り身と2等分にしたタコベイトをハリに付けます。

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