【続報Ⅳ】雄大な北海道でフルキャストしてみませんか~実際に釣り旅行で行くとしたら?【釣り行程とターゲット魚種 道北編】

目次

③ 旭川・富良野エリア

北海道第2の都市『旭川』一級河川の石狩川水系を攻める拠点としては、宿泊施設、観光、食事どれをとっても旭川で間違いありません。このエリアは、海がありませんので、河川とダム湖を中心として検討いただければと思います。こちらを中心にご紹介します。富良野はラベンダーや丘で有名な観光スポットです。街を流れる空知川でもニジマスやイワナが釣れます。

石狩川水系のニジマス
写真:筆者

【移動距離目安】

  • 旭川空港→旭川:車で約30分(高速利用なし)
  • 旭川→大雪湖:車で約1時間30分(一部高速利用)
  • 旭川空港→富良野:車で約1時間(高速利用なし)
  • 旭川空港→南富良野:車で約1時間30分(高速利用)

河川・ダム湖

このエリアは、北海道を代表する一級河川『石狩川』の上流にあたります。その水系で美瑛川、忠別川、空知川がありトラウトが生息しています。旭川の街中でも釣れますので、初心者でも安心です。釣りができる自然湖はありませんが、ダム湖があります。忠別ダム、かなやまダムはどちらもトラウトが生息しています。

ターゲット魚種(魚影が濃い◎⇒まあまあ△)
河川◎アメマス・イワナ・◎ヤマメ・◎ニジマス・△オショロコマ
ダム湖◎アメマス・◎ニジマス・イトウ
*禁漁期間が設定されています。

④ 紋別・渚滑川エリア

実は道内でも海釣り、川釣りをするなら最もおすすめなエリアをご紹介します。網走エリアと並んでサケとカラフトマスでは有名な漁港が多く、人気エリアです。河川はあまりスレていないトラウトが多くおすすめです。特に有名な一級河川『渚滑川』があります。

【移動距離目安】

  • 紋別空港→紋別:車で約15分(高速利用なし)
  • 紋別市→興部町:車で約30分(高速利用なし)
  • 紋別市→雄武町:車で約50分(高速利用なし)
  • 紋別市→北見幌内:車で約1時間10分(高速利用なし)
日本海側ターゲット魚種(魚影が濃い◎⇒まあまあ△)
ロック◎サケ・◎カラフトマス・◎アメマス・◎アイナメ・◎クロソイ・◎エゾメバル・ホッケ・カジカ・◎カレイ類
サーフ◎サケ・◎カラフトマス・◎アメマス・◎アイナメ・◎クロソイ・エゾメバル・ホッケ・カジカ・◎コマイ・カレイ類
オフショア◎サケ・◎カラフトマス・◎アメマス・◎アイナメ・◎クロソイ・◎エゾメバル・カジカ・◎ホッケ・◎カレイ類

河川

河川は一級河川の渚滑川があります。この渚滑川は日本で最初にC&Rを宣言した川として有名です。その歴史のお陰もあり、ニジマス・ヤマメの魚影は濃く、フィッシングポイントとしてもきれいに管理されています。訪れるアングラーの皆様、次に訪れる方のためにレギュレーションを守って、後世までこの環境を残していきたいものです。その他、興部川、幌内川など特にニジマスが狙えます。上流域の熊に注意して下さい。

ターゲット魚種(魚影が濃い◎⇒まあまあ△)
河川アメマス・イワナ・◎ヤマメ・◎ニジマス

ルールと禁漁情報

北海道の河川や湖のほとんどが漁業権の設定がありません。湖、ダム湖によっては遊漁料が設定されている場合もあります。内水面にもサケ・マスの禁漁区や禁漁期間が設定されています。特に河口付近の禁漁区や禁漁期間がありますのでお気を付けください。ショアやオフショアについては、サケのシーズンなどの河口規制、禁漁区や禁漁期間の設定がありますので十分に注意してください。ルールを守って楽しい釣りをしましょう!必ず読んでからプランを練ってください。

詳しくは【北海道フィッシングのルールとマナー】を読んでください

おまけ

道北地区については、旭川以外は大きな都市はなく、郊外の場合、お食事処も探すのが大変になります、前もって下調べしていきましょう。その中でも、釣りのお供におすすめなお食事や、お土産をご紹介いたします。

道北グルメ情報

是非立ち寄っていただきたい、お店をご紹介します。

常磐軒(ときわけん) ≪音威子府(おんねっぷ)≫

『日本三大駅そば』と検索したら一撃で出てきます。ここの真っ黒な蕎麦、そば好きなら絶対食べましょう!天塩川のイトウを攻めたあとの冷えた体を温めてくれますよ~

常盤軒の月見そば
写真:筆者

富丸 ≪留萌≫

留萌に行ったら、必ずここでランチします。でもお腹いっぱいになりすぎで、戦意喪失に注意です。メニューのほとんどがBigサイズです。このお店はお寿司屋さんでもあり、民宿でもあります。留萌に泊まるならこの民宿でも良いかもしれません。ちなみにこのかき揚げ丼、4人でシェアしました。ここには数量限定の特製カツ丼があります。確か普通のとんかつが4枚乗っています。以前海老フライ定食を頼んだのですが、25cmぐらいのが4,5本出てきました。ちなみに味は保証します。全部うまいです。

かき揚げ丼
写真・筆者

ぎんねこ ≪旭川≫

超おすすめの焼き鳥屋さんです。一見さんでは、ちょっと入りずらい雰囲気がムンムンしていますが、勇気を出し行きましょう。予約が取れたらラッキーです。やきとり全部美味しいですが、是非ここの新子焼きをご賞味ください。旭川に行くと決めたら一緒に予約しておきましょう。お店は狭いですが、釣りと同じで譲り合いの精神で美味しくいただきましょう。

その他いくつか載せておきます

  • 羽幌:甘えび 漁獲量日本一の甘えび大国。エビ好きなら甘えび丼。羽幌~増毛まで甘えびがたくさん獲れますので、甘えびの暖簾があったら食してみてください(羽幌・増毛でえび祭りがあります)
  • 天売:ウニ 毎年天売ウニ祭りが開催されるほどです。お祭りに合わせてのツアーもいいですねぇ。

道央のお土産

道央は札幌・小樽・千歳といろいろ有名なものがたくさんありすぎて有名なものばかりなので、個人的に喜ばれるものを載せますね。

毛ガニ ≪紋別市≫

オホーツクの蟹といえば、タラバガニ!ですが、意外と知られていないのが、ここで獲れた毛ガニです。オホーツクの流氷が豊富なプランクトンで育ったこの毛ガニは、他の毛ガニとは一味も二味も違います。現地で買うと少しは安く買えるかもしれません。是非食べてみてください。ただでさえ美味しい毛ガニが、もう数段甘くてうまみがあります。蟹味噌も絶品です。

紋別雄武町の毛ガニ
写真:筆者

男山 ≪旭川≫

北海道を代表する日本酒『男山』。旭川に酒蔵があります。限定のお酒もありますので、お土産にどうぞ。

国稀 ≪増毛≫

最近では本州でも提供されるお店が増えましたね。増毛(マシケです。ゾウモウではありません)に酒蔵があり、限定品も販売しており、お土産に最適です。ちなみに廃線した増毛駅にはまだ記念切符が販売されており、増毛(ゾウモウ)のご利益があるとして、そのような方?へのお土産として人気です。鉄道ファンにはたまらない場所でもあります。

写真:筆者

まとめ

さぁ、今回の道北編で道内の4エリアをご紹介しました。是非雄大な北海道の自然の中でファイトしてみませんか~釣りだけではなく、食や観光のお楽しみもありますので釣りに限らず、温泉なども合わせて、ご堪能下さい。今回の北海道釣り旅行の紹介記事で北海道行って見ようかな~っとなってくれれば幸いです。

【道北編】をお読みいただきありがとうございます。北海道は、まだまだ広く道南・道央・道東編もありますので、釣り旅行の参考にしてくださいね~

  1. 雄大な北海道でフルキャストしてみませんか~実際に釣り旅行で行くとしたら?【エリア・フィールド編】
  2. 【続報Ⅰ】雄大な北海道でフルキャストしてみませんか~実際に釣り旅行で行くとしたら?【釣り行程とターゲット魚種 道南編】
  3. 【続報Ⅱ】雄大な北海道でフルキャストしてみませんか~実際に釣り旅行で行くとしたら?【釣り行程とターゲット魚種 道央編】
  4. 【続報Ⅲ】雄大な北海道でフルキャストしてみませんか~実際に釣り旅行で行くとしたら?【釣り行程とターゲット魚種 道東編】
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