【バス釣り】初心者アングラー必見!アタリの種類や合わせ方を徹底解説

バス釣りのプロセスにおいて、アタリと合わせ(フッキング)は非常に重要です。アタリをしっかり感じ取ることができて合わせられるかは、釣りの明暗をも分けるためアングラーならマスターしたいところです。

ただこのプロセスは非常に難しいのも事実です。そこで今回はアタリと合わせにフィーチャー。バス釣りで知っておくべきアタリの種類や合わせ方について解説していきます。

「アタリと合わせが良く分からない」といった初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【バス釣り】知っておくべきアタリの種類を解説

出典:写真AC

まず知っておきたいのが、バス釣りのアタリは「手に伝わってくるアタリだけではない」ということです。

大別すると「手に伝わるアタリ」と「ラインに出るアタリ」の2つに分けることができます。とりわけバス釣りの場合ルアーをフォールしている時やルアーにテンションをかけていない時などはラインに出るアタリが多くなります。

そして、この「ラインに出るアタリ」も感知できるようになることが沢山のバスを釣る上では重要です。アタリの種類については次から詳しく解説していきますので、参考にしていただきラインの僅かな変化にも注意するようにしてください。

手に伝わるアタリ

1.ゴンッ系

ルアーを動かしている時や止めている時に「ゴンッ」や「ゴゴンッ」といったような感覚があれば、それはアタリであることが多いです。手に伝わるアタリの中でも比較的分かりやすいタイプで、時にそのまま強くひったくられることもあります。

2.コツコツ系

「コツコツ」「コココ」という感覚の小刻みなアタリも比較的分かりやすいタイプと言えます。ただ、このアタリのやっかいなところはブルーギルの可能性もあるということです。

このアタリが一箇所で続いたり合わせても全くフッキングしない時はブルーギルを疑ったほうが良いでしょう。

3.モッサリ系

モッサリ系というのは、言うなればただ重みを感じるだけのアタリです。バスの活性が低い時やプレッシャーが高いフィールドで多いタイプで正直この手のアタリを明確に捉えるのは難しいです。

そのため、最初のうちはリールを巻いている時でもロッドを動かしている時でも不自然に思ったらラインのテンションをかけて生命反応があるか確かめてみると良いでしょう。

ラインに出るアタリ

1.ラインが走る

ルアーのフォール中やアクションを加えている最中ににラインが左右にスーと走ったら、これはまずアタリです。

明らかにラインが不自然な動きをするので比較的分かりやすいですし、フォール中に限らずラインを注視していれば簡単に分かるはずです。

2.ラインが弛む

ラインテンションをある程度張りながらルアーをフォールさせている時に、急に糸が弛んだり糸フケが出れば、これはアタリの場合が多いです。

この場合は、バスがルアーを咥えながら自分の方向に泳いでいるということなので、ラインが弛んだら慌てず十分に糸フケを巻き取ってから合わせましょう。

ちなみに、ルアーをアクションさせている時に急に引き抵抗が無くなるのも、バスがルアーを咥えながら自分の方向に泳いでいるということが考えられます。

3.ラインが止まる

フォールのために送り出していたラインが早々に止まった場合は、アタリを疑ったほうが良いでしょう。

なぜならバスがルアーを咥えてその場で留まっていることが考えられるからです。カウントダウンをして5秒でルアーが着底するところ2秒でラインが止まったら、まずアタリと捉えて良いでしょう。

【バス釣り】3つの合わせ方を解説

出典:写真AC

アタリを感知したら当然合わせ(フッキング)が必要になります。ただ、使用しているタックルや状況によって適当な合わせ方というのがあります。合わせ方にもいくつか種類があるので、それぞれ解説していきます。

1.フッキング

バス釣りのフッキングは、アタリを感じたら前方にロッドを倒し込みながら十分に糸ふけを取りつつ、バシッと力強く煽るのが基本です。この時煽る方向は横でも大丈夫です。

それより重要なのは、しっかりラインを巻き取ることです。ラインが巻き取れていないとパワーが弱くなってしまいますし、弛んでいたラインが急にピーンと張るので突発的な強い力が掛かってしまい、ラインが切れてしまうこともあるからです。

アタリがあるとどうしても急いでしまいますが、ラインをしっかり巻き取るためには慌てないことも大切です。

2.スイープフッキング

スイープフッキングは通常のフッキングと異なり、ライトタックルを使用している時に適当なフッキング方法です。

やり方は、アタリを感じたら、こちらもまず前方にロッドを倒し込みながら十分に糸ふけを取ります。そうしたら次にロッドにバスの重みをしっかり乗せるようなイメージでグイーッと大きなフォームで合わせます。

通常のフッキングのようにバシッと合わせないので、細いラインを使っていても対応できます。ただブラシガード付きのラバージグなどパワーが必要な場合はスイープフッキングは適当ではありません。

3.巻合わせ

巻合わせは、バイブレーションやクランクベイトなどのファーストムービング系のルアーを巻いている時に適当な合わせ方です。

その名の通り、アタリを感じたらロッドを使わずにリールを巻くスピードを早めてフックアップさせます。

ただ、この合わせ方は硬いロッドだとアタリを弾いてしまい乗らないことがあります。グラスロッドなど魚のアタリを弾かないような粘りのあるロッドであれば、そのまま巻いて合わせるのも一つの方法です。

バス釣りではアタリも合わせも、やはり難しい

バス釣りでは、様々なアタリの種類があります。そのため、それらをいかに感知できるかが数多くのバスを釣る秘訣ですし、合わせに関してもいかにアタリを逃さずしっかり合わせられるかがバス釣りの仕上げであり明暗を分けます。

ただ、初心者の頃はアタリも合わせも正直難しいです。これらは経験や勘を頼りにする部分もあるので、沢山釣りをして多くのアタリを感じて、合わせてコツを掴んでいくしかありません。

初めのうちは、アタリだと思ったらとにかく合わせてみるのも一つの手です。それを繰り返していると、だんだんとアタリかそうでないかの判別も付くようになってくるはずです。

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