バス釣り用のルアーの中には「これで釣れる?」というようなデザインをしたおもしろルアーが沢山あります。釣りは釣れるから楽しいというのもありますが、バス釣りはそのようなルアーで釣れるというのも他の釣りにはない楽しいところです。

そこで今回は、おすすめのおもしろルアーを5つをピックアップしました。どれも使っているだけで楽しめる個性的なルアーです。ぜひご覧ください。

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1.ポケモンルアー

今や国民的アニメとなったポケモンですが、以前には人気キャラクターがルアーとなって発売していました。

ルアーは1998年にトミーから発売され、お馴染みのピカチュウやゼニガメ、ヤドンなどラインナップ。どのルアーも各ポケモンの姿かたちカラーなどを忠実に再現しています。

また、ラインナップはトップウォーター系が多いのが特徴で、ピカチュウなどのポケモンが水面にプカプカと浮いている様を見ているだけで楽しめそうです。

ポケモンルアーは現在でも稀に中古釣具店であったりヤフオクなどのネットオークションで見かけます。興味を持った方は探してみてはいかがでしょうか?

2.ゴマちゃんルアー

ゴマちゃんと言えば幅広い世代に親しまれるアニメ「少年アシベ」の人気キャラクターとしてお馴染みですが、過去には愛くるしいフォルムそのままにホッツというルアーブランドからルアーが発売されていました。

ルアーのジャンルはペンシルベイトタイプで水面ではゴマちゃんが顔を出すようにして垂直に浮きます。そして、アクションはと言うとロッドをチョンチョンと動かすとゴマちゃんが軽く首を振るようにして寄ってきます。

アザラシが魚に食べられるというのは何ともシュールで不思議な光景ですが、とりあえず楽しめそうです。バスが水面を割ってゴマちゃんにバイトするシーンは見ものです。

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3.ズイール アライくん

ズイールのアライくんは、その名の通り愛くるしいアライグマのフォルムをした元祖かわいい系?おもしろ系?ルアーです。

ズイールと言えばご存知の方も多いかとは思いますが有名ルアーデザイナーの柏木重孝氏が創業したルアーブランドで、アライくんはそのズイールを代表するルアーです。

現在は、確かな実釣性能を兼ね備えながらも個性豊かなルアーが各メーカーからリリースされていますが、アライくんが発売された90年代当時は物珍しく、このアライくんがパイオニアとして一つの道を作ったと言っても過言ではありません。

残念ながら現在ズイールは既に廃業していますが、他にも多くの独創的なルアーを世に送り出しました。ズイールがバス釣り業界にもたらした功績は偉大と言えます。

4.ラッキークラフト Kingyo

ラッキークラフトのKingyoは、ネーミングもそうですが一度実物を見ればはっきりとそのコンセプトが分かるルアーです。ルアーの見た目は完全に金魚ですし、アクションも金魚の動きを追求しています。

特にアクションに関しては、金魚の動きを演出するために尾ビレ部分をジョイント式としたこだわりようで、これはラッキークラフトとしては初の試みだったようです。

Kingyo以外にここまで金魚に着目したルアーは他にないでしょう。もはや、ルアーというよりは「金魚で釣りたい」という方におすすめかもしれません。

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5.よしもとルアー

よしもとルアーは、吉本新喜劇を代表する芸人さんをモチーフにしたコミカルなルアーです。

ルアーとなっているのは、坂田利夫さんや間寛平さん、山田花子さんなどでそれぞれペンシルベイトやポッパー、スイッシャーなどのトップウォータープラグに姿かたちを変えてラインナップしています。

果たしてこれらのルアーでちゃんとバスが釣れるのかは謎ですが、「これじゃ釣れないだろう」というルアーで釣れるのもブラックバスという魚であり、バス釣りの醍醐味でもあります。

釣り人は欲深いです。ハードルが高いほど好奇心をそそります。腕に自信のあるアングラーならきっと、よしもとルアーがバスに「ウケる」のか試してみたくなるはずです。

バス釣りはとんでもない形のルアーでも釣れる

ご覧いただきましたように、なかには「本当にこれで釣れるの?」と目を疑うようなデザインのルアーもあったはずです。ただ、バス釣りはそういったとんでもないデザインで釣れるというのも醍醐味と言えます。

見るからに釣れそうなベイトフィッシュライクのルアーで釣るのも良いですが、たまにはこのようなおもしろルアーで釣るのも楽しいです。それこそ一日おもしろルアー縛りで釣りをするのも案外良いかもしれません。

このようなルアーで釣れれば、バス釣りの新たな魅力に気付くきっかけになるかもしれませんし「もう自分はどんなルアーでも釣れる」と自信にもなるかもしれません。

おもしろルアーはバス釣りにマンネリ気味の方やレベルアップを図りたい方にもおすすめです。