冬は釣りのオフシーズンだと言われますが、冬にしかできない釣りもありますよね。その代表とも言えるのが、氷上で楽しむ「ワカサギの穴釣り」です。簡単そうに見えて実は奥が深いワカサギ釣りは、幅広い世代で人気がありますよね。この冬に予定されている方も多いのではないでしょうか。冬の味覚ワカサギがたくさん釣れたら、美味しく調理していただきましょう!今回は、ワカサギの中華あんかけのレシピをご紹介します。

ワカサギの中華あんかけの魅力はここ!

今回おすすめするワカサギの中華あんかけ。このお料理の魅力をご紹介します。

幅広い世代で食べられる

ワカサギは小骨を感じることがないほど、柔らかなお魚です。そのため、小さな子供から年配の方まで一緒に食べられるのが嬉しいポイント。あんかけにすることで、飲み込みやすいところがおすすめです。あんかけは温度が冷めづらいため、温かく食べられるのも冬にぴったりですよね。

独特の風味を抑えられる

ワカサギといえば独特の風味がおいしい魚ですが、反対にワカサギの風味が苦手という方もいます。今回のレシピでは内蔵を処理するだけでなく、中華あんかけになることで味がしっかり付くため、ワカサギの風味が苦手な方にも食べやすいでしょう。

おかずにもおつまみにも

わかさぎの中華あんかけは、おかずとしてのレシピですが、あんかけにする前の天ぷら状態のわかさぎを別皿に取っておけば、晩酌用のおつまみとしても使えます。おつまみにする場合は、抹茶塩やカレーパウダー、レモンなどで食べると美味しいですよ。

ワカサギの中華あんかけ材料(3人分)

ワカサギの天ぷら

  • ワカサギ 20匹
  • 小麦粉 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ1

中華あんかけ

  • 水 250cc
  • 砂糖 大さじ1
  • 鶏ガラスープ(粉) 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1/2

ワカサギの中華あんかけの作り方

(1)ワカサギをボウルに入れて塩水に浸します。※釣りたての新鮮なワカサギを使う場合は、この作業は省いてOKです。今回のものはスーパーで購入しているため、鮮度があまりよくありません。

スーパーで購入したワカサギ。鮮度良くありません。残念。

(2)軽く水気を取ったら、ワカサギの内蔵を処理します。左手にワカサギを持ち、右手の親指の爪でワカサギのお腹からお尻にかけて、キュッと絞るようにすると、内臓の先がお尻から出てくるので、優しくつまんで引き抜きます。ワカサギは、内臓処理をせずにそのまま揚げてもOKですが、このひと手間をくわえることで、独特のにおいがずいぶん抑えられるようになります。

ボウルの横にビニール袋を置いておき、内臓処理の終わったものからどんどん袋に入れていきます。

(3)全部の内蔵処理が終わったら、袋に小麦粉と片栗粉を入れてビニール袋の口を閉じ、ビニール袋を振ってワカサギに小麦粉と片栗粉をまぶします。

(4)フライパンに多めの油を入れて、中温で揚げ焼きにしていきます。ワカサギなのですぐに火が通りますが、ワカサギは寄生虫を持っていることもあるため、しっかりと揚げることをおすすめします。

(5)中華あんを作っていきます。中華あんにはいくつか野菜を入れると華やかになるのでおすすめですが、野菜がなければ中華あんだけでもOKです。今回は、冷蔵庫にあった人参、白菜、シメジを使いました。人参と白菜は細切りに、シメジは小房に分けておきます。

庶民の冷蔵庫の代表選手たち

(6)片手鍋にごま油(分量外)を熱して野菜を入れて炒めます。しっかり炒められたら、砂糖、鶏ガラ、醤油、水の順に加えてひと煮たちさせ、最後に水溶き片栗粉(分量外)を加えてとろみを付けます。

(7)お皿に中華あんを先に入れ、上からワカサギを盛りつけたら完成です!中華あんにしっかりからめて、温かいうちにお召し上がりくださいね。

アレンジレシピは?

今回ご紹介した中華あんは、カレイやタラなどの唐揚げにかけるのもおすすめです。魚以外では、ふわふわ玉子を焼いて、ごはん+玉子+中華あんで中華丼(天津飯)にしてもOK!水溶き片栗粉を入れる前のスープの状態であれば、中華麺にかけてサンマー麺のようにするのもおすすめですよ!万能レシピなので、ぜひあれもこれもとアレンジして楽しんでくださいね。

ワカサギってどんな魚?

画像出典:photoAC

冬に旬を迎えるワカサギは、シシャモやチカと同じくキュウリウオ科の魚です。川と海を行き来する個体もいれば、一生を川で過ごす個体もいます。江戸時代には年貢の一部として幕府に納められることもあったことから、「公魚」と書くようになったとも言われています。

ワカサギの栄養は?

丸ごと食べられるため、カルシウムがしっかり摂れることに注目されがちなワカサギですが、ワカサギの栄養の特徴は、それだけではありません。ワカサギは、豚のレバーなどに多く含まれるビタミンA(レチノール)を含むという、魚には珍しい特徴があります。ビタミンAは活性酸素をおさえる働きがあるとされ、生活習慣病の予防をサポートするとされています。また、ビタミンB12も多く、貧血が気になる方にもおすすめですよ!

新鮮なワカサギの見分け方

冬の釣りの代名詞でもあるワカサギ釣りなので、釣りたてを調理できる方も多いのではないでしょうか。釣りたてであれば美味しいのは間違いないですが、スーパーでワカサギを購入するときには、鮮度をチェックしておきたいところです。

・表面のツヤ

表面にツヤがあるキレイなものを選びます。うろこははがれやすいため、鮮度の見分けにはあまり役立ちません。

・できるだけ身がシャキッとしているものを

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身が柔らかくなっているものや、お腹が緩んで内臓が出てしまっているものは鮮度が落ちてしまっている証拠です。ワカサギは鮮度が落ちやすく、傷みやすい魚なので、できるだけ死後硬直している状態、シャキッと真っ直ぐな体になっているものを選びましょう。

・美味しく食べるなら小さめサイズがおすすめ

魚の小骨が苦手な子供の場合は、小さめサイズがおすすめです。大きなものは、少し骨の硬さを感じることがあります。

冬の味覚は釣って食べよう

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今年は暖冬のせいか、ワカサギ釣りに少し不安を覚えますが、釣った魚で料理するのが一番美味しいですよね!ワカサギといえば、シンプルに天ぷらや唐揚げにして食べることが多い魚ですが、ぜひたくさん釣れたら中華あんかけにもしてみてくださいね。ワカサギが晩ご飯の主役になるようなお料理ですよ!