みなさんはサビキ釣りに用いるエサはどのようなタイプのものを使っていますか?
ここではそれぞれのエサの特徴や、使う際に重要な扱いやすさなどを合わせて紹介いたします。みなさんもサビキ釣りをする際のエサ選びの参考にしてみてください。
1簡単なサビキ釣り
サビキ釣りは、針の大きさ、白やピンクなどの仕掛けのカラーの他、エサは何を使用するかで釣果が分かれがちです。これは集魚効果がエサによりそれぞれ違い、場所や時期によってもヒットするエサの種類が異なることがあるためです。
昔は冷凍タイプが主流でしたが、最近は使いやすい常温タイプや臭いが少ないエサも多く販売されており、エサ選びだけでも悩んでしまいそうですね。メーカーによっても成分の違いやアミエビの比率が高いものや少ないものがあります。
サビキ釣りのエサ

冷凍タイプ
古くからある定番のタイプでアミエビが冷凍されているため、解凍しなければすぐには使えないといった特徴があります。解凍までは30分以上かかることもあり、釣り場ですぐに使いたいといった方は移動中の車内などで解凍しておいてもよいかもしれません。
アミエビは特徴的な臭いも強く、手につくと臭いが不快に感じる方もいるかもしれませんが、これがアジやサバなどの魚に効果的といわれます。
サビキのエサとして歴史のある冷凍アミエビタイプは、サビキエサの第一候補となりそうですね。
常温タイプ
解凍の手間がなくすぐに使うことができ、臭いが少ないといった大きなメリットがあるのがこの常温タイプです。
チューブ式になっており、手を汚さずにサビキカゴにエサを投入することができるタイプのものもあり、1回の釣行で使い切れなかった分はまた次の釣行で使うことができる特徴もあります。
以前はあくまで冷凍タイプの補助的な役割として持ち運ぶことが多かったのですが、最近は手軽さとともに集魚効果も認められ、この常温タイプをサビキ釣りのメインとして使うアングラーも増えてきました。
冷凍アミエビと比べると集魚効果が不安に思われる方がいますが、時期や場所によっては冷凍タイプと同等、またはそれ以上の集魚効果がみられることも少なくありません。
アミ姫
チューブ式で手を汚しにくい、翌日以降も使うことができる、フルーティーな香りでアミエビ特有の臭いがない、といった点で人気のエサです。釣り場に行くとこのエサを使用している方は多く、集魚効果と扱いやすさが優れた商品です。
アミサビキ
スプーンが付属しており、チューブ式ではないですが手を汚すことなくカゴへエサを入れることが可能です。
エサの量としてはそんなに多くはなく、短時間でサビキ釣りを楽しみたい方、アミエビの配合割合が高いものを使いたい方、ブロックの冷凍アミエビは解凍が面倒といった方におすすめのエサです。エサの臭いは強めで、解凍がいらない常温タイプのアミエビといった商品です。
ハイパワーアミエビ
チューブ式ではありませんが、カゴにエサを入れやすいようなパックのつくりになっている商品です。臭いも気にならず、水中に投入するとアミエビエキスがすぐに広範囲に広がることが確認できます。
エサ持ちはそれほどよくないため、長時間のサビキ釣りを楽しむ方は量の調整をしながらエサを投入することがおすすめです。
配合エサ
冷凍アミエビや常温のサビキエサに混ぜて使うのが配合エサになります。この配合エサを混ぜることにより、エサにまとまりができやすく、サビキカゴにエサを投入する際にうまくカゴのなかに入りやすくなります。
特に冷凍アミエビはまとまりが悪く、エサを入れるときにボロボロとこぼれてしまうことがありますので、配合エサはそのようなことを防ぐために効果があります。また、集魚効果のある成分が何種類か入っているため、より魚を集める効果が期待できます。
アジパワー
光る素材が入っており、魚へのアピール力が強い配合エサです。朝マズメや夕マズメにサビキ釣りをする際には、光によって魚が集まることがありますので特に効果が期待できそうです。
また、ある程度エサに粘り気をつけることで、エサ持ちやカゴへのエサを入れやすさがアップします。何度もカゴにエサの投入を行うサビキ釣りは、エサの入れやすさも効率よく釣りができるポイントになります。
まとめ

サビキ釣りのエサは釣果に大きな影響を与えることがあるため、慎重に選びたいところですよね。アジやサバを多く集めたい、手軽に釣りを楽しみたいなどと重要視するポイントはアングラーによって異なると思います。
みなさんも魚がたくさん集まるエサ、使っていて面倒がないエサに出会えると良いですね!機会がありましたらそれぞれのエサを試し、自分に合っているお気に入りのエサをみつけてくださいね。