
メジャークラフトの大人気ルアーといえばジグパラ。ライトゲームやショアジギング、ショアスロー、オフショアジギングなど様々な分野で活躍しているジグパラシリーズですが、ジグパラ タングステンはご存じでしょうか?
ジグパラ タングステンはその名の通り、タングステンで作られているジグパラです。タングステンには多くのメリットがあり、アングラーを有利な状況へと導いてくれる頼れる相棒となってくれます。
今回はそんなジグパラ タングステンについて徹底解説します。知れば知るほど使いたくなるジグパラ タングステンについて、早速チェックしていきましょう。
ジグパラ タングステンのラインナップ

ジグパラ タングステンはウェイトラインナップ、カラーラインナップともに豊富となっています。
ウェイトは、10g、14g、18g、24g、32g、40g、50g、60gの8種類となっています。
一つ注意していただきたいのがカラーラインナップで、10g、14g、18gの3種類は5色のみのカラーラインナップとなっています。とは言え、イワシ、ピンク、レッドゴールド、ブルーピンク、ゼブラグローという人気のカラーラインナップになっているのでご安心ください。
24g、32g、40g、50g、60gには上記のカラーに加えてグリーンゴールド、コットンキャンディ、オレンジゴールドが用意されています。コットンキャンディはジグパラシリーズでは珍しいカラーなので、押さえておきたいカラーですよ。
ジグパラ タングステンのメリット

ジグパラ タングステンはタングステンと呼ばれる素材で作られており、一般的なメタルジグで使われている鉛よりも高価になっています。
タングステンはただ高価な素材というだけではないのか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、タングステンで作られたメタルジグには多くのメリットが存在します。
ここからは、知れば知るほど使いたくなるジグパラ タングステンのメリットについてご紹介します。
小さなシルエットでマイクロベイトパターンを攻略
マイクロベイトパターンという言葉がありますが、ご存じでしょうか。マイクロベイトパターンは、青物やシーバスなどのフィッシュイーターが捕食しているベイトが小さい場合を指します。
マイクロベイトパターンは意外と厄介な状況で、40g程度のメタルジグですら魚から大きいと思われてしまうなんて事も。そんな厄介な状況には小さなシルエットのジグパラ タングステンが効果的です。
タングステンは鉛に比べると重い素材のため、鉛と同じ重量でも小さなメタルジグを作る事が出来ます。そのため、40gのメタルジグを使いたい状況でも小さなシルエットのメタルジグを使用する事が出来ます。
空気抵抗を大きく減らして飛距離アップ
上記でもお伝えした通り、ジグパラ タングステンは小さく出来ています。そのため、キャスト後の空気抵抗を鉛のメタルジグよりも減らす事が可能です。
飛距離を伸ばす事が出来ると、遠くの潮目を狙ったり、沖のナブラを直撃させたり、他のアングラーでは届かないポイントを狙えたりと、嬉しい事ばかりです。
小さなシルエットなので風が強い日にも強く、風でメタルジグがあおられて上手く飛ばないなんていう状況にもおすすめです。
何よりも、メタルジグがはるか沖までかっ飛んでいく姿は見ていてとても気持ちがいいですよ。
潮流の抵抗を減らしてボトムを狙いやすくなる
ショアジギングではボトムをとる事が必要不可欠となりますが、潮流の早いエリアではなかなかボトムがとれないなんて事も。
ボトムがとれない場合はメタルジグの重さを重くする事になりますが、それではメタルジグのシルエットはどんどん大きくなってしまいます。
ジグパラ タングステンであれば、小さなシルエットなので潮流の抵抗を減らしてくれます。その分着底までの時間が短縮されるので、軽めのメタルジグであってもボトムをとる事が出来ますよ。
しかし、あまりにも強い激流ポイントでは60gのジグパラ タングステンであってもボトムを狙う事が厳しくなるので、注意してくださいね。
ジグパラ タングステンのデメリット

ジグパラ タングステンにはアングラーにとって嬉しいメリットが数多くありましたが、残念ながらデメリットも存在します。
デメリットは一つだけなので、どんなデメリットなのかを理解する事でジグパラ タングステンをより効果的に使用する事が出来ますよ。早速チェックしていきましょう。
鉛のメタルジグよりも価格が高い
タングステン製のメタルジグを使用しているほとんどのアングラーが思っている事は、価格の高さではないでしょうか。
ジグパラ タングステンはコストパフォーマンスが高いタングステン製メタルジグではありますが、やはり価格はお高めです。
もちろん、メリットの事を考えれば仕方のない事ではありますが、お財布には大きなダメージを受けますよね。ロストしてしまった時は大きなショックを受けてしまう方も多いと思います。
ジグパラ タングステンを使用する際は、ロストする確率を少しでも減らすために、根の荒いポイントでの使用は控えたほうが良いです。根の荒いポイントは魚が潜んでいる確率は高いですが、ジグパラ タングステンで攻めるにはリスクがあります。
本記事を執筆している私自身も、ジグパラ タングステンをいくつかロストしてしまいましたが、根の荒いポイントでの使用を控えるだけでロスト率を大きく減らす事が出来ました。
ジグパラ タングステンを駆使して釣りを楽しもう!

ジグパラ タングステンは価格こそお高めではありますが、価格以上のメリットが盛りだくさんとなっています。
潮目を狙いたくても届かなかった悔しさ、ナブラが発生しても届かなかった悔しさ、潮に流されてボトムをとれなかった悔しさ、ぜひジグパラ タングステンでリベンジしてみてはいかがでしょうか。
ジグパラ タングステンを駆使すれば釣りはもっと楽しくなります。ショアジギング、オフショアジギング、ライトゲームなど、メタルジグを使用する釣りにはぜひジグパラ タングステンをルアーケースに忍ばせてみてくださいね。
釣りをする際はライフジャケットの着用を徹底し、安全な状態で釣りを楽しんでくださいね。